チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

高江・2016年の大弾圧の責任を問う住民訴訟 --- 来年1月に当時の県警幹部・公安委員らの証人尋問

2020年10月28日 | 沖縄日記 高江

 2016年、政府は、県内・県外から約1000名もの機動隊を動員して、北部訓練場のヘリパッド工事を強行した。

 下の写真は、同年7月21日、N1ゲート前を機動隊員で埋め尽くして、住民の会の座込みテントを強制撤去した際の様子だ。右側の車の上では、機動隊員による凄まじい暴行が行われ、多くの負傷者が出た。

 この大弾圧を決して許さないと、沖縄だけではなく、機動隊を派遣した6都県で住民監査請求が闘われた。そして、沖縄・東京・愛知・福岡では住民訴訟が続いている。

 今日(10月28日・水)、沖縄の住民訴訟の準備手続が那覇地裁で行われた。

 前回(10月16日)の準備手続で6名の証人が採用され、その後、被告側で尋問の日程調整が行われてきた。そして今日、池田克史(当時沖縄県警本部長)以外の尋問を来年1月に行うことが決まった。池田克史は、現在、内閣官房、内閣審議官の職にあって、「1月から3月頃は出張を伴う出廷は困難、来年4月以降なら調整は可能」と言っているという。

 結局、池田については文書による尋問。他の5人(下記)は1月中に法廷での尋問が行われることが決まった。2週間のうちに尋問の日が決まる。

・重久克毅(沖縄県警警備部長)現在は防衛省防衛政策局調査課情報運用企画室長

・喜納哲信(沖縄県警警備第2課次席)現在も沖縄県警

・片桐哲(沖縄県警会計課長)現在は北海道警察本部総務部参事官兼会計課長

・天方徹(沖縄県公安委員)

・Gさん(ヘリパッドいらない住民の会)

 

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