2月29日(月)早朝、京都から来たOさんを乗せ辺野古へ。海上行動のミーティングで、私はNさんと「平和丸1号」を担当することとなった。しかし、汀間漁港に行って大浦湾の様子を見ると、波が高い。予報でも、今後ますます波風が強くなるというので、船長たちで相談し今日の海上行動の中止を決めた。今年は気象条件が悪く、海上行動が中止となる日が多い。
ゲート前の座りこみに参加した後、那覇へ戻る。今日は辺野古新 . . . 本文を読む
2月28日(日)、辺野古新基地建設事業を巡って国と県で係争中の3つの裁判についての学習会が開かれた。主催は「辺野古訴訟支援研究会」。翁長知事や竹下弁護団長らも来るというので、会場の「沖縄かりゆしアーバンリゾート・那覇」は520名の参加者で超満員となった。
(基調講演は白藤博行専修大学教授の「辺野古訴訟にみる憲法の原理と国家の論理」)
3つの裁判のうち、国が県を相手に提訴した代執行 . . . 本文を読む
26日(金)は、午前中、防衛局で大量の公文書(8件)が開示された。しばらく内容の検討に追われる。
昼前に辺野古へ。今日でシュワブ基地ゲート前での座りこみはちょうど600日を迎えた。金曜日は、水、木の集中行動日の翌日となるので、いつも機動隊が再三、座りこみ参加者を強制排除し、工事車両が入っていく。しかし、今日は何故か、朝から一度も機動隊が出てきていないという。司会の高里鈴代さんにマイクを渡され . . . 本文を読む
26日(金)は朝から嘉手納の沖縄防衛局へ。公文書公開請求していたいくつかの文書が、やっと公開された。その内容については順次、説明しよう。
まず、「サンゴ類移植業務」について。防衛局は、埋立工事の前に、区域内のサンゴ類を移植することになっている。その業務の契約は、すでに昨年2月25日、沖縄環境保全研究所等の共同体と8億5729万円で締結された。工期は、本年3月31日まででだが、まだ . . . 本文を読む
2月24日(水)から25日(木)にかけて辺野古に1泊した。
24日(水)は、海が荒れて海上行動は中止となった。ゲート前の座り込みには500名近い人たちが参加したこともあって、機動隊の強制排除や工事車両の進入などはなかった。
25日(木)も集中行動日だったが、午前中、2回に渡って機動隊が出てきて、座り込んでいる人たちを暴力的に排除した。私も、久しぶりに「檻」の中に拘束された。午後は県庁に行 . . . 本文を読む
辺野古の新基地建設事業を受注しているゼネコンの中でも、その金額で他社を圧倒しているのがスーパーゼネコン・大成建設です。
2月25日(木)、下記のような学習会を開催します。私も、沖縄県における最近の大成建設の動きの中で象徴的な「識名トンネル不正事件」と、辺野古新基地建設事業の中で大成建設が受注している工事の問題点等について説明します。
是非、お集まりください。 . . . 本文を読む
2月22日(月)、防衛局の作業を監視するため、抗議船3隻、カヌー12艇で海上行動を行った。私はNさんと「平和丸3号」を担当。他には「不屈」「平和丸1号」が海に出た。
航路入口付近に着くと外洋からの大きなうねりが入り込んで船は大きく揺れる。入口を閉じていたオイルフェンスは先週末から取り払われたままだ。海上ボーリング調査のための台船はビーチ近くに移動しているが、海にはガイドパイプがまだ残されてい . . . 本文を読む
2月20日(土)午前7時半、海上行動のミーティングに行くが、今日も海は荒れているということで海上行動は中止となった。ゲート前の座り込みに参加する。
ゲート前には稲嶺名護市長が来られ、激励の挨拶をされていた。その後、私も防衛局の作業の現状について報告をした。今日は次のような話をした。
「今月号の『文芸春秋』に、『昨年12月始めに防衛局がコンクリートブロックを投下しようとして、安倍も菅も了 . . . 本文を読む
19日(金)夜、ヘリ基地反対協の主催で辺野古付近で発見された文化財の学習会「辺野古に眠る遺跡からのメッセージ」が開かれた。講師は、沖縄国際大学講師の宮城弘樹さん。名護市教委もシュワブ基地で進められている遺跡調査の現状を報告するという。
会場には、昨年2月、辺野古近くの大浦湾沿岸で見つかった「碇石」や、その後の周辺踏査で発見され、その後文化財に認定された17点の土 . . . 本文を読む
18日(木)、京都時代からの古い友人・新聞記者のHさんが久しぶりに沖縄に来てくれた。夜、名護で地元紙の記者たちやO弁護士、関西の3人の大学教員らが集まって遅くまで賑やかな交流会。
翌19日(金)は、全員が早朝からシュワブのゲート前に集まった。座り込んでいると、午前7時前に機動隊が出てきて強制排除が始まった。水、木が集中行動日なのでほとんど工事車両が入れなかったので、その分を取り返 . . . 本文を読む
国道329号線に面したシュワブ基地の第2ゲートは辺野古弾薬庫に入るゲートである。その向かいの山林一帯は「シュワブ訓練地区」と言われ、実弾射撃や廃弾処理等が行われている。辺野古新基地建設事業ではこの辺りから200万㎥の土砂を採取し、大浦湾の埋立に使われる。奄美大島や九州、瀬戸内海等から土砂が持ち込まれるのはまだまだ先で、最初の埋立用土砂はこの辺野古ダム周辺のものが使われるのだ。
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2月17日(水)、午前5時半頃、那覇を出発。今日は集中行動日で午前7時前にはもう大勢の人たちがゲート前に座り込んでいた。
海上行動のミーティングに出席してから、再度、ゲート前に戻った。皆は第2ゲート前に移動している。
第2ゲートでは機動隊がゲートを封鎖されることを恐れて規制をしていた。そのまま第3ゲートに行き、大浦湾を見ながら集会が始まった。山城博治さんに促さ . . . 本文を読む
2月16日(火)は、義母(96歳)の病院行。義母は昨秋、なんとかカジマヤーのお祝いが出来たのだが、その頃から認知症がさらに急速に進んで要介護5、ほとんど寝たきりになってしまった。車の乗り降りはもう無理なため、車椅子のまま乗降できる福祉車両のレンタカーを借りて南風原の県立南部医療センターへ向かう。
(車椅子のまま乗り込める福祉車両のレンタカー)
診察を待っていると . . . 本文を読む
2月15日(月)、今日は代執行訴訟で翁長知事の本人尋問の日だが、早朝から辺野古へ。漁港でKさん、Aさん一行と会う。2人に会うのはもう何年ぶりだろう。懐かしい。2人は私の京都在住当時の友人。Kさんは現在、ニューヨークで連れ合いのSamさんと暮らしておられる。久しぶりに帰国した機会に沖縄に来てくれた。Aさんは息子さんを連れて来られた。
昨日は各地で「春一番」が吹き荒れた。今日も冬型の . . . 本文を読む
シュワブ基地ゲート前では、連日、県民の座り込みを機動隊が強制排除し、工事車両を基地内に入れている。時々、数台の生コンミキサー車がやってくるが、県民の抗議や機動隊の規制のため、国道に長く停まったままのことが多い。生コンは積んでから90分ほどの間に打設しなければならないので、防衛局もヒヤヒヤとしているだろう。
(県民の抗議で停まったままの生コン車。写真はTさん)
現在、入っているミ . . . 本文を読む