チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

台風来襲に備えて本部塩川港のベルトコンベアが撤去され、広々とした港が戻った!--- 8月以降の辺野古への土砂搬送は設計変更申請が承認されていないので違法。県は、ベルトコンベア設置はもう許可しないこと!

2023年07月29日 | 沖縄日記・辺野古
 下の写真は、今日(7月29日・土)午後の本部塩川港の光景。台風6号が来襲するというので、防衛局がベルトコンベアを撤去したのだ。広々とした港が戻った。  この間のブログで詳しく説明してきたように、辺野古側埋立のための土砂投入はすでに完了しているはずである。百歩譲って、防衛局の発表をもとに計算しても、8月中には100%に達する。それ以上の辺野古への土砂搬送は、大浦湾の埋立に備えたものであり、設計変 . . . 本文を読む

県と国の辺野古設計変更不承認をめぐる裁判 まもなく最高裁判決が出る! --- いよいよ辺野古新基地建設反対運動は正念場を迎える!

2023年07月27日 | 沖縄日記・辺野古
 知事の辺野古・設計変更不承認を取消す国交大臣の裁決と是正指示の取消しを求める関与取消訴訟の最高裁判決がまもなく出される。6月5日の日本弁護士連合会のシンポジウムでも、「最高裁判決は8月~9月頃」とのことだった。  3月16日の高裁判決には多くの問題点があり、とても納得がいかないものだが、今の司法の現状では、最高裁判決は厳しい結果が予想される。行政法学者らの辺野古訴訟支援研究会の代表・紙野健二名 . . . 本文を読む

防衛局発表の辺野古側埋立土量は実際よりも少ない数字であることは明らか --- 実際は辺野古側埋立はまもなく100%に達する。本部塩川港・安和桟橋からの土砂搬送中止を!

2023年07月24日 | 沖縄日記・辺野古
 私たちはこの間、「防衛局の辺野古側への新たな土砂仮置き工事の発注は、将来の大浦湾の埋立に備えたものであるから、設計変更申請が不承認とされている現状では施工することができない」と訴えてきた。  沖縄県も、この工事には「重大が疑義がある」として、防衛局に「入札手続きの停止」を求めたが、防衛局は7月20日、入札を強行した。  追加の仮置き工事が論外であることはいうまでもないが、現在、施工中の辺野古 . . . 本文を読む

7月21日(金)、本部町当局に本部塩川港をめぐる問題点について申入れ。現地では猛暑の中、懸命の牛歩行動が続いている。// 午後は辺野古へ。国道329号での不可解な道路改良工事

2023年07月21日 | 沖縄日記・辺野古
 今日(7月21日・金)は、早朝から本部町の本部港管理事務所へ。本部町島ぐるみ会議は、7月6日に本部町長と面談をしたが(7月8日のブログ参照)、そこで町長が確認したことを具体化するため、本部町建設課長、港湾管理事務所長らと話し合った。  沖縄県は、我々の要請を受け、7月10日、本部町と協議をした。そこでは、2017年に沖縄防衛局が地元住民に本部塩川港から辺野古への土砂(石材)搬送ダンプは1日に1 . . . 本文を読む

今日(7月18日・火)は、沖縄県知事公室長・土建部長らと面談。「7月末にも、辺野古側埋立が100%完了する。防衛局に対して、それ以降の工事中止を強く指示すること!」と要請

2023年07月18日 | 沖縄日記・辺野古
 7月18日(火)、沖縄県に対して、この間、大きな問題になっている辺野古側への更なる土砂積上げ工事の中止を求める申入れを行った。我々の側は、山城博治さんと私、そして本部町島ぐるみ会議3名(うち2名は本部町議)、県は、知事公室長・土木建築部長らが対応した。6月15日、19日に続いて3回目となる。 (この問題についての今までの経過については、6月19日のブログ、7月15日のブログ等を参照されたい。) . . . 本文を読む

7月14日のあいち沖縄会議での辺野古新基地建設事業に関するズームでの講演がユーチューブで公開されました!

2023年07月17日 | 沖縄日記・辺野古
 7月14日(金)、あいち沖縄会議の学習会で、辺野古新基地建設事業の現状についてズームで講演しました。  質疑応答の時間を含めてたっぷり2時間。主に最近の事業の問題点と国と県の裁判闘争の現状について話をさせていただきました。  主催者がユーチューブに動画を公開されましたので、よろしければご覧ください。 ズーム講演「もう一押しだ! 辺野古新基地建設事業は頓挫する」   & . . . 本文を読む

7月15日、糸満市米須の熊野鉱山前で、「南部の土砂を埋立てに使うな! 戦没者の尊厳を守ろう」と集会。まもなく熊野鉱山開発が始まり、貴重な戦跡や米須霊域の静謐な雰囲気が破壊されようとしている!!

2023年07月16日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 7月15日(土)は当初、糸満市・平和創造の森公園でオール沖縄会議の「遺骨が眠る南部の土砂で辺野古を埋めるな! 政府は戦没者の尊厳を護れ --- 7.15県民集会」が予定されていた。しかし、沖縄でのコロナ禍が深刻な状況となってきたため、残念ながら9月以降に延期となった。  それでもいくつかのグループから、せっかく予定していたので現地に行きたいという連絡があり、ガマフヤー支援者の会とうるま市島ぐる . . . 本文を読む

7月12日、辺野古側への違法な土砂仮置工事について、防衛局があまりに不誠実な「回答」。県はこれ以上、再質問を繰り返して時間を浪費するのではなく、毅然とした対応を!

2023年07月15日 | 沖縄日記・辺野古
 辺野古新基地建設事業で、防衛局が、設計変更申請の内容を先取りした辺野古側への土砂仮置工事を発注したことについて、我々は、設計変更申請の内容を先取りしたもので、知事の承認が得られていない現状では違法工事だと各方面に訴えてきた(詳細は7月4日等のブログ参照)。  6月15日、19日には、沖縄県の土木建築部長らと面談し、問題点を説明してきた結果、県は6月28日、「(本件土砂仮置き工事には)重大な疑義 . . . 本文を読む

7月15日(土)午後3時~、糸満市米須・熊野鉱山北側で、「遺骨混りの南部の土砂問題と熊野鉱山開発問題の現状」のフィールドワークにご参加を!

2023年07月13日 | 沖縄日記・辺野古
 7月15日(土)に糸満市・平和創造の森公園で予定されていたオール沖縄会議の「遺骨が眠る南部の土砂で辺野古を埋めるな! 政府は戦没者の尊厳を護れ --- 7.15県民集会」は、コロナ禍が深刻な状況となってきたため、残念ながら9月以降に延期となりました。  それでも、うるま市島ぐるみ会議等、いくつかのグループが、せっかくバスも予約したので、この際、熊野鉱山等の現地を見たいとして来られると連絡があり . . . 本文を読む

7月10日、県が熊野鉱山の土砂搬出道路の農地一時転用許可問題について説明 --- 「関係法令上の問題点が残ることから再度、確認する」と言明 /// 夜はヘリ基地反対協の学習会で当面の工事の問題点を説明

2023年07月11日 | 沖縄・南部土砂問題//遺骨問題 
 南部の遺骨混りの土砂採取で大きな問題となった糸満市「魂魄の塔」横の熊野鉱山開発問題は重大な局面を迎えようとしている。  現在、熊野鉱山からの土砂搬出道路の農地一時転用申請が出されており、知事が許可すればいよいよ鉱山の開発が始まる。所管の県農林水産部から審査の現状を説明をしたいという連絡があったので、昨日(7月10日、具志堅隆松さんやガマフヤー支援者の会のメンバーら5名で県庁に行き、田代統括監、 . . . 本文を読む

7月6日(木)、本部塩川港からの辺野古埋立土砂搬送問題について本部町平良町長と面談。国道449号の粉じん問題、豪雨時の土砂搬送による濁水流出問題等で多くの前進

2023年07月08日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋
 7月6日(金)は早朝、那覇を発ち、本部町役場へ。午前9時から、本部町島ぐるみ会議の3名、山城博治さんらと一緒に、平良町長と面談した。  まず、問題となったのは、「1日にダンプ160台」という防衛局の約束が踏みにじられていることだった。  2017年11月、防衛局は、本部塩川港から辺野古への石材海上搬送を始めるにあたって地元住民への説明会を開き、「ダンプトラックは1日に160台」と約束した。し . . . 本文を読む

7月5日(水)、陸自勝連分屯地の保安林問題について、「うるま市民の会」の沖縄県交渉に同席。県は、「図面上では保安林にかかっている。現地確認の上、森林法違反を確認すれば必要な指導を行う」と明言

2023年07月06日 | 南西諸島軍事強化問題
 昨日(7月5日・水)は、陸自勝連分屯地の保安林違法開発問題について、ミサイル配備から命を守るうるま市民の会(以下、「市民の会」)の沖縄県森林管理課交渉に同席した。  このブログでも何回も報告してきたが、うるま市勝連の陸上自衛隊勝連分屯地では、基地内の保安林に指定されている範囲が森林法に違反して形質変更されていることが問題となっている(本ブログの2月27日、3月4日、3月8日、3月14日、3月2 . . . 本文を読む

辺野古側の埋立は7月中旬には終了する。それ以降は、本部塩川港や安和桟橋からの土砂海上搬送は許されない! 求められる沖縄県の毅然とした対応 --- 塩川港のベルトコンベア設置許可を出してはならない!

2023年07月04日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋
 辺野古側の埋立工事がこの夏にも完了するが、防衛局は、大浦湾の埋立のための土砂を辺野古側の埋立地に積み上げる工事を発注している。これは設計変更申請の内容を先取りするものであり、デニー知事が設計変更申請を不承認としている現状では許されない。県も、防衛局に出した照会文書で、「重大な疑義がある」と指摘している。 (この問題については、6月15日、6月17日、6月19日、7月1日等の本ブログを参照された . . . 本文を読む

6月30日、本部塩川港からの辺野古埋立土砂搬送について、沖縄県北部土木事務所長と交渉 /// 県は、辺野古側の土砂仮置き工事発注について、「重大な疑義」とする質問書を防衛局に提出!(県の照会文書掲載)

2023年07月01日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋
 本部町島ぐるみ会議は、辺野古への土砂海上搬送が続いている本部塩川港の問題について、沖縄県北部土木事務所と毎月、交渉を続けている。2021年4月に北部土木事務所が、土砂搬送を加速させるベルトコンベア設置を許可して以来だから、もう2年以上にもなる。  昨日(6月30日・金)、の交渉では、私たちはまず、以前に防衛局が地元住民に「ダンプトラックは1日に160台」と約束していたにもかかわらず、最近では多 . . . 本文を読む