チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<10月31日の辺野古>工事再開に備え、海に出る予定も、雨のために中止 --- ゲート前の抗議集会に参加

2018年10月31日 | 沖縄日記・辺野古
 昨日(10月30日・火)は、防衛局への抗議行動の後、辺野古に向かった。国土交通大臣が執行停止を認めたので、あるいは今日にも工事が始まるかもしれない。久しぶりに海に出て、状況を確認するため、昨夜は辺野古近郊に泊った。夜は、友人らと泡盛の古酒で知事選勝利のお祝い会。泡盛コレクターのSさんの庵で、秘蔵の古酒をいただきながら楽しい一時を過ごした。  今日は、午前7時半から海上行動のミーティングに参加。 . . . 本文を読む

自作自演の茶番---国土交通大臣、防衛局の執行停止申立てを認める! 防衛局前で怒りの抗議集会(国土交通大臣の「通知文」掲載)

2018年10月30日 | 沖縄日記・辺野古
 今朝(10月30日)、突然、マスコミから連絡が入った。県の埋立承認撤回に対して、防衛局は行政不服審査法を濫用して審査請求と執行停止の申立てをしていたのだが、国土交通大臣が執行停止を認めたという。  県の国土交通大臣への意見書は、10月25日に届いている。それからわずか5日で執行停止を認めてしまったのだ。全国の行政法の学者110名が批判声明を出していたのに、全く検討もしていない。県の意見を聴く前 . . . 本文を読む

<検証・辺野古工事再開に向けて②>埋立土砂の海上搬送と、工事用仮設道路②、中仕切護岸造成のための石材・鋼材の陸上搬送

2018年10月27日 | 沖縄日記・辺野古
 10月27日(土)は、沖縄国際大学で開かれた沖縄環境ネットワーク20周年記念シンポジウムに参加した。ジョン・ミッチェルさん、桜井国俊さんらをはじめ盛りだくさんの報告者で内容の濃いシンポジウムだった。デニー知事からのメッセージも寄せられた。  昨日の本部町での学習会でもお話をしたのだが、来週にも国土交通大臣が執行停止の申立てを認め、まもなく工事が再開される可能性が強い。大浦湾へのフロート再設置に . . . 本文を読む

本部港(塩川地区)からの埋立土砂海上搬送を止めるための学習会に130名が集まった! 全国の行政法学者110名の抗議声明全文掲載

2018年10月27日 | 沖縄日記・辺野古
 10月16日(金)、12時過ぎから県庁前広場で今回の防衛局の審査請求、執行停止の申立てに対するオール沖縄会議の抗議集会が開かれた。緊急の呼びかけだったが約350名が集まった。オール沖縄会議は、今後も10月30日(火)には防衛局前抗議集会(午後2時~)、そして11月3日(土)にはキャンプ・シュワブのゲート前で県民大行動(午前11時~12時)を予定している。本来、国の機関は使えないはずの行政不服審査 . . . 本文を読む

26日(金)、本部町で「工事再開」に向けた学習会。徳田琉大教授が「承認撤回の執行停止にどう対応するか?」、私が「本部港からの埋立土砂海上搬送を許さないために」と題して講演

2018年10月24日 | 沖縄日記・辺野古
 24日(水)は、朝から辺野古に行った。まだ、「3連勝」の余韻が続き、皆、晴れ晴れとしている。それでも今日、県は国土交通省に埋立承認「撤回」の執行停止の申立てに対する意見書を送ったというから、早ければ1週間ほどで国土交通大臣が執行停止を認め、工事が再開される可能性が高い。11月1日(木)か、5日(月)頃ではないかと思われる。  工事が再開されると、埋立土砂は全て本部港から海上搬送される。今後は、 . . . 本文を読む

防衛局の審査請求書の問題点---軟弱地盤改良工事の必要性を初めて認めた!

2018年10月23日 | 沖縄日記・辺野古
 沖縄防衛局は、10月16日、県の埋立承認「撤回」処分に対して行政不服審査法に基づいたとして国土交通大臣に処分取消しを求める審査請求と、執行停止の申立てを行なった。なりふりかまわずに工事再開を目指しているのだ、  これは、2015年10月、翁長前知事が埋立承認を取消した際と同様の手法だが、当時も国が行政不服審査法を使うことに大きな批判が上がった。行政不服審査法は、行政庁の違法又は不当な処分に対し . . . 本文を読む

岩波ブックレット『辺野古に基地はつくれない』、リウボウブックセンターの週間ベストセラーで第2位!

2018年10月22日 | 沖縄日記・辺野古
 昨日(21日)の琉球新報でリウボウブックセンター(リブロ)の週間ベストセラーが発表されていました。岩波ブックレット『辺野古に基地はつくれない』が、なんと堂々の第2位です。  那覇のジュンク堂でも売り切れで、25日に入るそうです。         . . . 本文を読む

那覇市長選でも城間ミキ子さんが勝利--- やった、3連勝だ!

2018年10月21日 | 沖縄日記・辺野古
 21日に投開票された那覇市長選。午後8時前に市民の会の事務所に行った。なんとNHKがすぐに城間ミキコさんの当確を打った。NHKは知事選では午後9時半まで当確を打たなかったのに、今回はゼロ打ちだ。松山の選挙事務所では、すぐに万歳をしているようだ。知事選、豊見城市長選に続く3連勝だ。  市民の会の事務所では午後8時半に祝宴が始まった。皆が順次、挨拶。私は選挙ではそれほどの役割をしていないのに、指名 . . . 本文を読む

<検証>辺野古工事再開に向けて① --- 本部港からの埋立土砂海上搬送を止めるために

2018年10月18日 | 沖縄日記・辺野古
  沖縄県は本年8月31日に出した辺野古埋立承認を「撤回」した。これに対して沖縄防衛局は、10月18日、行政不服審査法を使って国土交通大臣に審査請求と執行停止の申立をした。行政不服審査法は、国民の権利救済のための制度であり、国には適用されないはずのものだ。今回の国の措置には、各方面から多くの批判が集中している。  それでも国土交通大臣は近いうちに執行停止を認め、工事が再開されるだろう。 . . . 本文を読む

これが「県民に寄り添う」か! 県の埋立承認「撤回」に対して、国、行政不服審査法による審査請求と執行停止を申立て。工事再開に向け、現場の体制を強化しよう!

2018年10月17日 | 沖縄日記・辺野古
 辺野古新基地建設事業は、沖縄県が8月31日に埋立承認を「撤回」したため、もう1ケ月半も止まっている。  ところが沖縄防衛局は、今日(10月17日)、県の「撤回処分」に対して、行政不服審査法に基づき、国土交通大臣に審査請求を行い、同時に「撤回」の効力停止を申立てた。  これは、2015年10月、翁長前知事が埋立承認を取消した際と同様の手法だが、当時も国が行政不服審査法を使うことに大きな批判が上 . . . 本文を読む

辺野古・高江不当弾圧事件(被告、山城博治さん・稲葉博さん)控訴審審理始まる --- 裁判所は憲法学者・高作正博さんを証人採用した!

2018年10月16日 | 沖縄日記・辺野古
 10月16日(火)、山城博治さん、稲葉博さんが被告とされた高江・辺野古不当弾圧事件の控訴審が福岡高裁那覇支部で開催された。一審の那覇地裁は本年3月14日、事件の背景について全く触れず、山城博治さんに対して懲役2年(執行猶予3年)、稲葉博さんに懲役8月(執行猶予2年)の不当判決を出した。  裁判所前の公園での事前集会には200名ほどの人たちが集まった。  午後1時半、審理が始まる。最初 . . . 本文を読む

東京での3回の講演・報告を終えて帰沖。豊見城市長選挙勝利の知らせに東京でも大歓声

2018年10月15日 | 沖縄日記・辺野古
  13日(土)に東京に行き、夜、14日の団結祭りの前夜祭・「沖縄と韓国を結んで、新基地建設・軍事力強化NO! 東アジアの平和を実現しよう!」に参加した。  知事選勝利の報告をした後、デニー知事の誕生により、辺野古新基地建設は必ず頓挫すると訴えた。知事選に勝利したばかりなので、会場は盛り上がった。  韓国からは、サード(THAAD)・高高度ミサイル防衛システム配備撤回闘争を担っているキム・ヨン . . . 本文を読む

明日(13日・土)から東京へ --- 大森、亀戸、水道橋で報告・講演

2018年10月12日 | 沖縄日記・辺野古
   明日から東京へ。13日(土)、14日(日)と3箇所で報告・講演をさせていただきます。  ・10月13日(土)午後6時~   大田区大森    団結まつり前夜祭  ・10月14日(日)午前11時~  江東区亀戸      団結祭り    ・10月14日(日)午後6時~    千代田区水道橋   たんぽぽ舎学習会  お . . . 本文を読む

岩波ブックレット『辺野古に基地はつくれない』出版記念講演会を開催---100名の参加で本も売り切れ

2018年10月11日 | 沖縄日記・辺野古
  10月11日(木)、那覇のジュンク堂で、岩波ブックレット『辺野古に基地はつくれない」の発売記念講演会が開催された。会場には100名ほどの人たちが集まった。  山城博治さんと私が、辺野古新基地建設は今後、どうなるのかについて講演。岩波書店・雑誌『世界』の熊谷編集長も出版の経過などをお話しされた。    岩波書店の熊谷さんによると、ブックレットの売れ行きもきわめて好調 . . . 本文を読む

デニー知事誕生で焦る政府 --- 軟弱地盤問題が致命的、辺野古新基地はつくれない!

2018年10月09日 | 沖縄日記・辺野古
  玉城デニー知事の誕生により、政府は深刻な事態に直面している。  この3月、公文書公開請求により、大浦湾にはN値ゼロというマヨネーズのような軟弱地盤が存在していることが判明した。政府は、「まだ土質調査を続けており、地盤の強度は確定できない」と逃げているが、実際には、地盤改良工法が不可避となっている。そのためには知事に設計概要変更申請を提出し、許可を受けなければならないのだ。  9月 . . . 本文を読む