チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<検証>辺野古新基地建設事業は頓挫する!---翁長知事の「10の権限」で埋立は不可能

2015年05月31日 | 沖縄日記・辺野古
 菅官房長官は、翁長知事の訪米直前(5月26日)、「知事が埋立承認を取り消した場合も工事を進めていく考えに変わりはない。」と述べた。もういつもの「日本は法治国家ですから」という白々しいセリフも投げ捨て、露骨に沖縄県民への対決姿勢を鮮明にしている。  この菅官房長官の発言は、知事が5月25日に「第3者委員会が承認取消しを提言すれば、承認を取り消す」と述べたことへの反論のようだが、翁長知事はその際、 . . . 本文を読む

カヌーと船団で海上ボーリング調査のスパッド台船に抗議。第2ゲート前では機動隊の暴力的な規制

2015年05月29日 | 沖縄日記・辺野古
  5月29日(金)、那覇から4名を乗せて辺野古へ。船団4隻とカヌー15艇で、昨日入ってきた海上ボーリング調査のための大型クレーン船への監視・抗議行動を行った。私は、Hさんと「平和丸3号」を担当、マスコミの方々に乗ってもらった。他には、「平和丸1号」「美ら海」、そして海保の指揮船に追突されて大破していた「不屈」が、やっと修理が終わり久しぶりに海に出た。   昨日入ってきた . . . 本文を読む

ボーリング調査のためのクレーン船を入れられてしまった!---6月4日・京都、5日・東京の集会への参加を

2015年05月28日 | 沖縄日記・辺野古
 今日(28日・木)の未明、海上ボーリング調査のための大型クレーン船が来たという連絡を受けた。聞くと、午前5時20分頃、煌々とライトを照らして大浦湾に入ってきたという。5月10日に撤去されて以來、18日ぶりだ。私たちは、大型クレーン船が戻ってくるのを阻止するために、5月20日から毎日、午前6時に集まってカヌーと船による海上行動を続けてきたが、まだ真っ暗な未明に船を入れられてしまった。琉球新報のWE . . . 本文を読む

27日の辺野古---カヌー隊と船団、防衛局の作業に抗議

2015年05月27日 | 沖縄日記・辺野古
  5月27日(水)、早朝4時45分に那覇を発ち、辺野古での午前6時のミーティングに参加した。今日は、Hさんと「平和丸1号」でカヌー隊のサポートを担当。他には「美ら海」と「平和丸2号」。カヌー隊は辺野古・松田ぬ浜から17隻が出た。  辺野古でいったん皆が合流し、しばらく監視を続けていたが、防衛局の作業船「浪速丸」が動き出したので、「美ら海」とカヌー隊1班、2班は、瀬嵩近くのフロート付 . . . 本文を読む

沖縄県、不開示にしていた辺野古関連文書を次々と開示

2015年05月26日 | 沖縄日記・辺野古
 知事はいよいよ明日、アメリカに出発する。訪米までに、許可区域外にコンクリートブロックを投下した問題について、埋立本体部分の岩礁破砕許可を取り消すよう訴え続けてきたが、結局、それも行われなかった。何の具体的な取組みもしないまま、ただ、反対を訴えてもどれだけの効果があるのかは極めて疑問だ。  5月26日(火)は義母(96歳)の病院行のため辺野古には行けなかった。午前中は頼まれていた原稿を1本書き上 . . . 本文を読む

5月25日(月)の辺野古---大幅に遅れる海上ボーリング調査

2015年05月25日 | 沖縄日記・辺野古
 5月25日(月)、午前4時45分に自宅を出発、午前6時からの海上行動のミーティングに参加した。しかし、私は今日は溜まった原稿や裁判の書面作り等のため船に乗ることはできない。第2ゲート前での抗議行動に参加した後、午後のミーティングまでパソコン仕事に追われた。  午前7時、第2ゲート前で海上保安庁の保安官らが入るのを監視する。工事のダンプトラックが連なってやってきたので抗議するが、駆けつけてき . . . 本文を読む

<検証>辺野古新基地建設事業をめぐる当面の課題②---大浦湾に張り巡らされたフロートの撤去問題

2015年05月24日 | 沖縄日記・辺野古
 本年5月1日、沖縄県は、私たち「基地の県内移設に反対する県民会議」の要請を全面的に受け入れ、①防衛局が大浦湾に張り巡らせたフロートやオイルフェンスを海上ボーリング調査が終わればただちに撤去するよう指示する、②防衛局が再度フロートを設置しようとする場合は、沖縄県知事に設計概要の変更申請を提出してもらうという見解を示した。そして、県は、5月8日、ボーリング調査後にはフロート等を撤去するのかと照会した . . . 本文を読む

小雨が続く大浦湾---寒さの中、カヌー隊の果敢な抗議行動

2015年05月22日 | 沖縄日記・辺野古
 5月22日(金)、今日も海上ボーリング調査のための大型スパッド台船がやってくるのを阻止するため、早朝7時頃からカヌー16隻と抗議船3艇で行動を開始した。私は、J君と「平和丸1号」でカヌー隊のサポートを担当。他には、「美ら海」がカヌー隊のサポート、「平和丸3号」が報道陣を乗せて海に出た。  船団は汀間漁港を出てフロートに沿って航路に出た後、長島の間を抜けて辺野古沖でカヌー隊と合流。しばらくフロ . . . 本文を読む

21日(木)の辺野古、航路入口にオイルフェンスを再設置。再び繰り返された海保の暴力

2015年05月21日 | 沖縄日記・辺野古
 5月21日(木)、午前4時45分に那覇を出発。午前6時から辺野古で海上行動のミーティングを終えた後、汀間漁港に向かった。今日は、「平和丸1号」「平和丸3号」「勝丸」「美ら海」の4艇が出港、私はJ君と「勝丸」を担当した。昨日からの連日の早朝行動は、台風で撤去されていた海上ボーリング調査のためのスパッド台船が戻ってくるのを阻止するためだ。  大浦湾を抜け辺野古でカヌー隊と合流。今日は早朝からの行 . . . 本文を読む

<検証>辺野古新基地建設事業をめぐる当面の課題①---コンクリートブロック投下による岩礁破砕問題

2015年05月20日 | 沖縄日記・辺野古
 シュワブ基地ゲート前の抗議行動に参加していると、いつも何人かの方から現在の辺野古新基地建設事業の進捗状況や課題等について質問を受ける。ゲート前の集会で発言の機会を与えられた時は、できるだけその説明をしているのだが、最近は多忙のためこのブログでその点についてしばらく触れることができなかったので、再度、まとめておきたい。  まず、コンクリートブロック(CB)投下による岩礁破砕問題のその後の経過につ . . . 本文を読む

いよいよ核心に入ってきた識名トンネル住民訴訟。大成建設は辺野古新基地建設事業でも最大の受注業者

2015年05月20日 | 沖縄・識名トンネル問題
 5月20日(水)、辺野古では台風6号で撤去されていた海上ボーリング調査のスパッド台船が戻ってくるのを阻止しようと、早朝からカヌーと船団が海に出た。ただ、私は識名トンネル住民訴訟の口頭弁論のため今日は辺野古には行けない。法廷にいながらも、大浦湾はまだ台風7号の影響でうねりが大きいが、皆、大丈夫だろうかと気になって仕方がなかった。  後で聞くと、抗議船3隻、カヌーが20艇出て辺野古付近で監視を続 . . . 本文を読む

19日(火)の辺野古。早朝6時からゲート前で監視行動

2015年05月19日 | 沖縄日記・辺野古
 昨夜は会議があったため、そのまま辺野古に泊まった。昨日、知事が臨時の記者会見で、ハワイでのオスプレイ墜落事故への抗議とともに、我々が再三追求してきた大浦湾に張り巡らされたフロートについて、ボーリング調査終了後は防衛局に撤去を指示すると明言したこと、そして、岩礁破砕問題に関する臨時制限区域内への立入調査について防衛局の対応を批判したという。この点につていは明日にでも詳しく説明する。  昨夜のうち . . . 本文を読む

18日(月)の辺野古、うねりが高く海上行動は中止。シュワブ・ゲート前で抗議行動を続ける

2015年05月18日 | 沖縄日記・辺野古
  18日(月)、抗議船を出そうと汀間漁港に集まったが、やはり台風7号の影響でうねりが高い。海上ボーリング調査の台船が戻って来る様子もないので、船長たちで協議し、今日の海上行動は中止となった。  海上作業はなかったが、大浦湾の対岸「海保の浜」には、数隻のゴムボートが集まっていた。  海上行動が中止となったので、1日中、シュワブ基地ゲート前で座り込み行動を続けた。昨日の県民 . . . 本文を読む

この熱気!、辺野古新基地は絶対に作らせない---県民大会に3万5千人が結集!

2015年05月17日 | 沖縄日記・辺野古
  5月17日(日)、那覇セルラースタジアムで辺野古新基地建設反対の県民大会が開催された。続々と参加者が詰めかけ、通路や最後尾にもぎっしりと人があふれ、スタンドもグランドも超満員。急遽、開放された外野席もすぐにいっぱいになった。何人かとセルラーで会おうと約束していたのだが、身動きがとれない。主催者発表で3万5千人の参加者と発表された。  知事に就任して以來、初めて翁長知事が反対集会に参 . . . 本文を読む

<防衛省交渉の報告③>フロートの撤去問題、防衛省は県の見解を真っ向から否定---通用しないその弁明

2015年05月16日 | 沖縄日記・辺野古
 現在、大浦湾にはフロートやオイルフェンスが一面に張り巡らされ異様な景観となっている。これらのフロート類は、埋立承認願書等にも記載のないまま設置されたもので、いわば不法投棄物件だ。5月13日の防衛省交渉で最も紛糾したのは、大浦湾に設置されたこれらのフロート、オイルフェンスの撤去問題についてだった。 (フロート等は、工事の施工区域とは関係なく、ぐにゃぐにゃ重なって海に漂っている。)  本 . . . 本文を読む