沖縄県が、辺野古への石材海上搬送のための奥港の港湾使用を許可したことに対して、多くの県民が驚き、抗議した。そのため翁長知事は、11月30日、「今後公益が侵害されるような場合には、許可の取消しを含む重大な決意で臨む」と表明、申請業者にも港の適正使用を求める指示書を出し、「指示を守らなければ港湾管理条例第13条に基づき、許可を取り消すと伝えたという(12月1日、沖縄タイムス)。こうした動きに、県民の . . . 本文を読む
26日(火)は、シュワブのゲート前で開催された「名護市民投票から20年! 辺野古テント村座りこみ5000日集会」に参加。夜は、「沖縄平和サポート」が出版した写真集『高江が潰された日---写真と文』の出版記念会に出席した。
この本は、昨年の北部訓練場ヘリパッド造成阻止行動を多くの写真と文章でまとめたものである。私も、「高江・怒濤の2016年」と題したドキュメント風の文章、資料としての年表を . . . 本文を読む
12月27日、本部町島ぐるみ会議の皆さんと、本部港(塩川地区)から石材を辺野古に海上搬送するための港湾使用許可問題について、沖縄県への申入れを行った。県からは、吉田政策調整監、照屋港湾課長らが出席、我々がすでに提出した質問書への回答を求めた。
沖縄県もほとんどの点で我々の指摘を認め、現在の本部港(塩川地区)の港湾管理には多くの問題があることを認めた。このような杜撰な状態のまま、本 . . . 本文を読む
12月25日(月)、早朝から辺野古へ。また冬型の気圧配置となり、海は荒れている。大浦湾は波が高いので汀間漁港からの船は出さず、辺野古漁港から抗議船2隻を出した。私は、Aさんと「不屈」を担当。この船にはGPS装置が付いているので、OさんとN5護岸、K1護岸が何mほど進んでいるかを測量するのだ。他には「ブルーの船」。カヌーは13艇だった。
辺野古側でも作業区域(臨時制限区域)いっぱいに進入防止用 . . . 本文を読む
12月22日(金)は午前中、本部港の港湾使用許可問題について県港湾課と協議した後、午後は沖縄県環境影響評価審査会を傍聴した。今日の審査会では、辺野古新基地建設事業に関して防衛局が2014年~2016年度に実施した環境影響評価事後調査報告書の審議が行われる。辺野古新基地建設事業のアセス事後調査に関する初めての第3者による審査の場である。
最初に防衛局の担当者が事後調査報告書の内容を説明した。全 . . . 本文を読む
12月21日(木)、早朝から辺野古へ行き、海上行動のミーティング。今日は昨日、本部を出た台船が大浦湾に入ってくるのだが、どうも体調が優れず抗議船に乗るのは断念する。
本部港では今日も石材の積出しが始まりそうだというので、少し休んだ後、本部に向かった。本部港(塩川地区)に着くと、もう石材を積んだダンプトラックが台船への積込作業を始めていた。一帯はフェンスが設置され、立入禁止にされてしまってい . . . 本文を読む
3月20日、昨年の高江・辺野古の不当弾圧事件で威力業務妨害や公務執行妨害、傷害、刑特法違反等の罪に問われた山城博治さん、稲葉博さん、添田充啓さんらの公判を傍聴した。それぞれの弁護団が熱のこもった最終陳述を行い、3人が最後に意見を述べ、裁判は結審した。
(公判前の決起集会には多くの人たちが結集した)
3人の最終意見陳述は素晴らしいものだった。
・山城 . . . 本文を読む
12月22日(金)に辺野古新基地建設事業に係わるアセスの事後調査報告書に関する県環境影響評価審査会が開かれます。
環境政策課には傍聴者の発言を認めるよう申入れていますが、まだ、「検討中」としか回答していません。防衛局の一方的な説明だけで終らせることなく、皆で追求しましょう。
是非、傍聴においでください。
12時半頃、ロビーに集まりましょう。
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12月19日(火)朝、少し遅れて辺野古へ。1日中、小雨が降り続き、カヌーによる海上行動は中止になったようだ。
ゲート前には、宗教者や大学生たちのグループが来てくれている。私にもマイクをまわされたので、先週の防衛省交渉の報告をした。
私は昼前にゲート前を離れたが、結局、この日は工事車両を入れるために3回の強制排除があり、朝には、採石場で抗議行動をしていた1名が逮捕されたという。 . . . 本文を読む
今日(18日・月)、本部町島ぐるみ会議の皆さんと一緒に、辺野古への石材海上搬送が始まった本部港(塩川地区)の問題について沖縄県に下記の文書を提出した。ちょうど来沖中の阿部悦子さん(辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会共同代表)にも同行していただいた。
(辺野古への石材海上搬送が始まった本部港)
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長い闘病生活にもかかわらず、船長として海に出続けたSさんが12月11日に亡くなった。Sさんはさらに、逮捕者の救援活動や裁判闘争を一手に支えてくれていた。まさに辺野古に人生を捧げた男だった。
12月16日(土)、彼を忍んで、抗議船4隻とカヌー19艇で海上行動を行った。
まず、「Sさん、ありがとう」と書かれた横断幕を広げた「ブルーの船」を先頭に海上パレード。K1の工事現場で、やはり船長 . . . 本文を読む
昨日、本部港を出た石材を積んだ台船が大浦湾に来るというので、16日(土)は午前6時、辺野古第2テントに集合した。抗議船は4隻、まだ暗いのでカヌーメンバーも船に乗ることになった。私はOさんと「ブルーの船」を担当。3名のカヌーメンバーを乗せ、辺野古漁港から真っ直ぐ航路標識沿いに外洋に出た。すぐに海保のボートが全速で追いかけてくる。大きなうねりの中を大浦湾の航路の沖合に向かい、そこで監視態勢に入った。 . . . 本文を読む
12月15日(金)、辺野古に寄った後、本部へ。今朝から本部港で海上搬送のための石材の積込みが始まったという。
午前中は、皆でダンプトラックの前に立ち塞がる阻止行動が行われたそうだが、私が着いた時は、もう台船への積込みが終っていた。
下の写真の左側がランプウェイ台船。午前中はダンプトラックを乗り入れて石材を積み込んだのだが、午後は右側のガット船への積み直し作業が行われていた。本部から辺野 . . . 本文を読む
今日(14日)は、識名トンネル違法公金支出住民訴訟控訴審の第2回口頭弁論。福岡高裁那覇支部の多見谷裁判長は、審理は今日で終結し、来年3月1日午後1時10分に判決を 言い渡すと通告した。
この住民訴訟は、7月19日の地裁判決で我々住民側が勝訴、仲井眞県政時代の県幹部(漢那元土建部長、赤嶺元南部土木事務所長)が連帯して7,177万円の損害を賠償するよう命じたものだ。
一審判決で、沖縄県が被っ . . . 本文を読む
12月13日(水)、辺野古新基地建設事業についての防衛省交渉を行った。事前に質問事項を送っていたのだが、防衛省は前日になって突然、予算要求の時期で超多忙だとして時間短縮を言い出してきた。こんなことは今までにはなかったことだ。福島議員の秘書さんが何回か防衛省とやり取りし、「13日に触れることができなかった問題については、1週間以内に文書回答する」ということを約束したので、やむなくOKした。
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