この間、辺野古側の埋立が完了したにもかかわらず、防衛局は、本部塩川港・安和桟橋から埋立土砂の海上搬送を続けていることを指摘してきた(たとえば、11月22日のブログ参照)。現在、行われているのは、設計変更申請の内容である大浦湾の埋立土砂を辺野古側に仮置きするための土砂搬送である。設計変更申請が承認されていないにもかかわらず先取りして実施するのは、公有水面埋立法に違反する。
特に許されないのは、 . . . 本文を読む
私たちは11月17日(金)、辺野古・埋立承認の再撤回を求める要請書を県に提出し、土木建築部幹部らと面談した(11月17日のブログ参照)。
その際、防衛局が辺野古側の埋立が完了しているにもかかわらず、辺野古への大量の土砂搬送を続けていることについて、本部町島ぐるみ会議からの要請書を提出した。
防衛局は後述するように、10月の1ケ月間でダンプトラック2万台以上の土砂を搬送しておきながら、「9 . . . 本文を読む
昨日(10月27日・金)は、本部町島ぐるみ会議の沖縄県土木建築部長交渉に参加した。県は、土建部長、統括監、港湾課長、海岸防災課副参事等が対応した。
防衛局は9月末時点で、辺野古側埋立は318万㎥で、99.7%が終了したと発表している。辺野古側の埋立に必要な土量は319万㎥だから、残りは1万㎥でしかない。ダンプトラックで3000台ほどの量である。
その後、10月に入って辺野古への土砂海上 . . . 本文を読む
7月6日(金)は早朝、那覇を発ち、本部町役場へ。午前9時から、本部町島ぐるみ会議の3名、山城博治さんらと一緒に、平良町長と面談した。
まず、問題となったのは、「1日にダンプ160台」という防衛局の約束が踏みにじられていることだった。
2017年11月、防衛局は、本部塩川港から辺野古への石材海上搬送を始めるにあたって地元住民への説明会を開き、「ダンプトラックは1日に160台」と約束した。し . . . 本文を読む
辺野古側の埋立工事がこの夏にも完了するが、防衛局は、大浦湾の埋立のための土砂を辺野古側の埋立地に積み上げる工事を発注している。これは設計変更申請の内容を先取りするものであり、デニー知事が設計変更申請を不承認としている現状では許されない。県も、防衛局に出した照会文書で、「重大な疑義がある」と指摘している。
(この問題については、6月15日、6月17日、6月19日、7月1日等の本ブログを参照された . . . 本文を読む
6月30日、本部塩川港からの辺野古埋立土砂搬送について、沖縄県北部土木事務所長と交渉 /// 県は、辺野古側の土砂仮置き工事発注について、「重大な疑義」とする質問書を防衛局に提出!(県の照会文書掲載)
本部町島ぐるみ会議は、辺野古への土砂海上搬送が続いている本部塩川港の問題について、沖縄県北部土木事務所と毎月、交渉を続けている。2021年4月に北部土木事務所が、土砂搬送を加速させるベルトコンベア設置を許可して以来だから、もう2年以上にもなる。
昨日(6月30日・金)、の交渉では、私たちはまず、以前に防衛局が地元住民に「ダンプトラックは1日に160台」と約束していたにもかかわらず、最近では多 . . . 本文を読む
6月6日、防衛局職員が本部塩川港で抗議行動を続ける市民に対して、「〇違い行動は止めてください」等、4回にわたって「〇違い」という言葉を投げつけた。この発言は、障がいのある人々の人権・尊厳を傷つけ、市民を冒瀆する差別発言であり、絶対に許すわけにはいかない。
今日(6月12日・月)、ちょうどオール沖縄会議現地闘争部会が、本部塩川港の使用問題(塩川港の使用にあたって、当初、防衛局は地元 . . . 本文を読む
名護市から本部町にかけての国道449号線北側には多くの鉱山(石灰岩の採石場)が続き、安和桟橋や本部塩川港には辺野古埋立土砂を搬送するダンプトラックも集中している。
そのため、一帯には粉じんが立ち込め、周辺の住宅や国道の街路樹も真っ白になるなど、住民生活に大きな影響を与えている。また、この道路は美ら海水族館に向かう県内でも有数の観光道路だが、あまりの惨状に顔をしかめる観光客も多い(たとえば末尾 . . . 本文を読む
平年に比べて少し遅れたが、沖縄は梅雨に入った。
しかし、豪雨の中でも、本部塩川港や安和桟橋への辺野古埋立土砂の搬送が続いていることが多い。そのため、ダンプトラックの荷台からは下の写真のように濁水が流れ落ちている。この濁水は海を汚濁し、乾いた後は粉じんとなって舞い上がるなど、環境に深刻な影響を与える。
2023.5.18 安和桟橋
2023.4.20 安和桟橋
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昨日(5月11日)は、午後、北部総合庁舎で池田副知事、前川土木建築部長らとの面談が予定されているので、午前中は安和桟橋、本部塩川港の状況を見てまわった。
もう5月の中旬だというのに、今年は梅雨入りが遅れている。照りつける太陽の下での牛歩行動はきわめて厳しいが、それでも、皆、黙々と歩き続けている。最近、辺野古への土砂搬送が遅れているのも、こうした地道な取組の結果によるものだ。
本年2月17 . . . 本文を読む
昨日(5月5日)、本部塩川港に掲示されていた、県民の牛歩行動を違法として禁止を求める警告看板が撤去されました。
4月24日、オール沖縄会議現地闘争部会の呼びかけで、県庁ロビーに100名ほどの人たちが集まりました。代表団が照屋・池田副知事、前川土建部長らと話し合った結果、副知事らは、「警告看板を撤去すること、従来2枚だった「作業中危険」の看板を4枚に増やしたことについても、従来の状態に戻す」と . . . 本文を読む
沖縄県が、辺野古への土砂海上搬送が続いている本部塩川港で、県民が懸命の思いで続けているダンプトラック前での牛歩行動を県条例違反の禁止行為と決めつけて中止を求める警告看板を出したことは、4月4日のブログで詳しく説明した。
私たちは、この問題がデニー県政の基本にかかわるきわめて重要な問題であるため、その後はブログにも書かずに慎重な対応を続けてきた。その結果、今日、照屋・池田両副知事が看板の撤去を . . . 本文を読む
名護市から本部町にかけての国道449号線北側には多くの鉱山(石灰岩の採石場)が続き、安和桟橋や本部塩川港には辺野古埋立土砂を搬送するダンプトラックも集中している。
そのため、一帯には粉じんが立ち込め、周辺の住宅や国道の街路樹も真っ白になるなど、住民生活に大きな影響を与えている。また、この道路は美ら海水族館に向かう県内でも有数の観光道路だが、あまりの惨状に顔をしかめる観光客も多い(たとえば末尾 . . . 本文を読む
沖縄県は、本年2月、本部塩川港で県民が辺野古への土砂搬送に抗議して長く続けている「牛歩行動」に対して、「港湾機能を阻害する行為で県条例違反。過料を課すことがある」という警告看板を出しました。さらに、代表の自宅にまで直接、警告書を届けに来たり、県民の「牛歩行動」の映像撮影をしました。
私たちは3月3日、知事宛に警告看板の撤去等を求める要請書を提出し、土建部長、港湾課長らとの話し合いを求めていま . . . 本文を読む
今日(3月27日・月)は朝から名護へ。本部町島ぐるみ会議の北部土木事務所交渉に同席した。
今日の交渉も、北部土木事務所が本部塩川港の入口に2月17日に設置した「警告」看板の問題(詳細は2月22日のブログ参照)が中心となった。
この「警告」看板は、県民が辺野古への土砂海上搬送に抗議し、ダンプトラックの前で牛歩行動を続けていることに対し、「大型車両の往来を妨害する行為等港湾施設の機能を妨げる . . . 本文を読む