
モッツァレラ・ディ・ブッファラ・カンパーナ。
長い名前のこのモッツァレラチーズ、普通のモッツァレラとどう違うのかというと、イタリア・カンパーニア州で作られた水牛製のモッツァレラであるということ。
この長い名前は本物のしるし。
トマトの赤・バジルの緑・モッツァレラの白が基本のカプレーゼ、今回は邪道にも黄色いトマトも参戦。

カット面から染み出るミルク。
外側が少し硬い皮のようになっていて、内側はご覧のとおりジューシー。
そしてカットすると崩れてしまいそうな柔らかさ。
牛乳製より脂肪分が高く、味も濃厚。

ボッコンチーニという形状で一口大のモッツァレラ。
比較のため、スーパーで売られている国産の一口大のものを並べてみると、見た目でもよく分かる質感の違いが。
以前、水牛のモッツァレラを高価だなと感じたあの時を遥かに上回る2,000円超えのこの商品。冷静になるとビックリ価格だわ。

DELLE ROSE社のもので、社長のサルバトーレ・コルソさんが昔ながらの製法を守り、高い品質を維持しているとのこと。しかもナポリで一番と評判が高いとの情報も。

現在、「モッツァレラ・ディ・ブッファラ・カンパーナ」と名乗れるDOPチーズは、カンパーニア州のいくつかの産地で生産される水牛乳で作られる脂肪分52%のものだけとのこと。
そんなわけで、じっくり味わっていただきました。

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