山椒を使った料理が作りたくて、鶏を煮る時大さじ1杯ほどいれてみました。
仕上がりは照り焼きっぽいですが一応煮たつもり。
結論から言うと、限りなく失敗。
まず第一に、なぜ中から種のような黒い物体が出る?
と、誰かに聞きたい。
色々と山椒を使った料理の写真を見たけれど、緑色の山椒でしかなく、こんな黒いもの飛び出してなかったし。
そして次に、山椒の風味はどこへ?
山椒自体を噛めばその味はするけれど、鶏肉に山椒を感じることができず。
苦労したのにえーーーって感じです。
この悲劇の始まりは、八百屋で売っていた実山椒を買ったことからです。
1パック100g程度で100円。
今まで調理したことないので、色々と調べてとりかかることに。
どうやら旬は6月頃らしく、ちょっと遅めなのかな?と思ったけれど、他のスーパーでも売っていたので、まあその辺はあまり気にせず。
まずはアク抜きの作業をしなければ使えないらしいということを学習。
下茹でして水にさらすと初めて使える状態になるということだけれど、下茹でする前に10分ぐらい水に浸しておくという方法もあるということで、意味があるのかどうか分からないけれどとりあえず実行。
そして下茹では10分程度にして、その後何回か水を替えながらさらすことに。
試しに、生の状態で味見してみると、キョーレツなしびれに襲われてしまいました。
数時間水にさらしておいてもまだしびれる感じが残ったので結局は1日程度さらしてしまいましたが、さらしすぎてしまったのも敗因のひとつかも。
苦労した割に、山椒を堪能できるものが作れず不本意で心残り。
まだ山椒が残っているのでさんまとごぼうなんぞと一緒に炊いてみようと思う今日この頃でした。