中が透ける透明な皮が身上のえび餃子。
手に入りにくい浮き粉を購入し、いざチャレンジ。
浮き粉というのは小麦粉の澱粉なのですが、グルテンが除かれているせいか 小麦粉で作る皮と違って伸びないし、ブチブチ切れるあたりが難しい。丸くしたくてもうまくいかない。
プルプルもちもちで中が透けていてなんだか嬉しいできあがりでしたが、ちょっとやそっとではキレイにはできないという一品のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/1a/7c8f7f063ed85a8437638e8c93fb054a.jpg)
皮(20~24個分目安)は、浮き粉100gに対して片栗粉を約1割入れ、熱湯を150cc程度入れて一気に麺棒で混ぜたのですが、ここがポイントで、熱々の熱湯でないとうまく皮ができません。
混ぜる段階で澱粉を糊化させるというのが大切なようで、最初作ったときは温度が低く、ただの水溶き片栗粉のようなボソボソしたものになってしまい、失敗したのでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f0/29f7c114ee16657c7307bab02aa2cde9.jpg)
そこで2度目は熱湯を計るカップもしっかり温めて、浮き粉を入れたボウルも湯煎にかけて冷めないよう配慮し、熱湯を入れた後も一気に混ぜるとなんとか最初作った時よりうまくいきましたが、次の生地の分割や伸ばす作業も、これまた生地が温かいうちにしないと難しいようで、なかなか大変でした。
皮を作るときもさることながら、包むときもブチブチと切れて包みにくく、餃子とは言えないような形の悪いものができあがったのでした。
中のあんは、えび(200g)・たけのこ(50g)・長ねぎ(大さじ1)・生姜(小さじ1)で、材料はすべてみじん切り。えびは細かいみじん切りと大きめに切ったものと2種類の切り方で。調味料は塩(小さじ1/2)・砂糖(小さじ1)・酒(大さじ1)・醤油(小さじ1)・ごま油(小さじ1)・こしょう・片栗粉。
えび餃子といえば、たけのことの組み合わせが定番のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/03/1334c1ec1ba9c70a8e5d174fc83d521d.jpg)
加熱前は白い皮も、蒸すと たちまち透明に変身します。
形はいびつですが、いとおしい餃子たち。
いつもお店で食べているえび餃子もこんな苦労があったのね。
難易度の高い餃子だということを知りました。