
水仙を撮影しながら振り向くと 太平洋が広がっていてお正月というより春先の
ような太陽が海面を照らしています。そこに一艘の漁船かな?と思われるような船
が気持ちよくやってきました。船の場合 走ってくる・・でもないし、泳いでくる
でもないですね。「あ!これは渡船や!」もう太公望にはお正月なんぞ、そんなの
関係ねぇ!なんですね。どこの岩場に着くのか!釣り人を乗せてきたのか?下ろす
のか? 気になって私は瞬間を見たくて水仙畑を右往左往

おや、どうやらあの岩場に行きそうな感じで、スピードを落とし始めました。
逆光モードにしなきゃ・・、岩場が半分しか見えません。おまけに背が低いので
柵によじ登って見ようと必死です。他に見物人がいないから ちのとは人目も気に
せず・・・。今度は柵の下の段に足をかけて 右往左往。

右往左往ばっかりしている間に「おい、もう上陸したで」とおとうさん。
そんなぁ、私が木の茂ってないところを探しているうちに事は終わったなんて。
船は岩場に近寄ったと思ったら、ピョンと人が飛び移ったそうです。もっと私に合
わせてくださいよね!こんな天気がよくて岩場にいたら 日焼けするやろなぁ。

この木、おかしくないですか?よ~く見てください。
木の根元がないでしょ・・・ただそれだけなんですが、この木はもう枯れています
ここに生えていたのでしょうけど、上半身はまわりの雑草やツルに支えられ、根元
が朽ち果てて、消えたみたいです。一瞬見たら気がつかない(おとうさんがそう)
ちのとは違います! 実はこの場所は 樫野埼灯台の裏手なんです。ぐるっと
回って行けるように道がついているんだけど、なぜかそこに不釣り合いな一輪車と
ゴロゴロ引きずって使う(旅行カバンを載せる)ヤツが 草木の中に隠してあるん
です。「清掃道具を置きっぱなしか?」とも思ったんだけど、もう一台引きずるの
が別の木の根元に・・・。「あ!釣り師のクーラーボックスをのせる・・・」
この幽霊木の後ろは 道がついていて下に降りられるんです(たぶん)。ここま
でクーラーボックスをのせてきて、釣り道具とクーラーを持って降りたわけね。
そういや、駐車場からの道で手にイカの入ったビニール袋を持った釣り師とすれ
違ったっけ。フ~ン、でも釣り終わって上がってきて、こののせる台車が消えてい
るということはないんだろうか?