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こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

古座川魅力まっぷ(知図帳)③

2010-06-08 05:30:00 | 和歌山県
     

見開いた左2ページには古座川流域の『稀少植物』と『稀少動物』のことが書かれています

私はこのマップを手にしたときに、最初興味を持ったのがこの『稀少植物』の写真でした。

写真はごく普通の観光パンフにみるような写真ですが、見なれた植物でもそこに古座川の

町をあげての守っていこう・・というそんな気持ちがみえたような気がしたのです。

 まず最初に≪岩壁植物群落≫とあります。そこに・・・岩壁は植物にとって苛酷なところ

ですが、一方普通の土地では成長が遅いなど、競争に負けるが岩壁では生きていける乾燥に

強い植物があり、いわば岩壁に逃げ込むようなかたちで生息しています・・とあります。

岩場に咲く花や植物を見てただ「何も好き好んでこんなところで咲かなくても」と思ってい

た私は、間違っていたのですね。その場所だから生きていける、生きてくることができた、

人間も同じだね、なんとなくそんなふうに思ったのでした。

 ここでは一枚岩を中心にそのあたりで見ることができる稀少植物を書いています。最近、

地方紙に古座川のどこそこに稀少植物がある・・という記事を目にすることがあるんだけど

あれはすごく反則だと思う。「稀少」なものをみんなで見守るのではなく、自分だけが持ち

自分だけで見守る・・という輩がどれだけ多いか。串本町の有田のお瀧さんのエビネがそう

でしょ。大切にするのは自分の家に持ちこんで大切にするんだからね。新聞記事がどれだけ

「稀少植物」を根絶させるのに協力的なのか・・・。紙面で「守っていきましょう」なんて

書いたって守られることはなく、その影響がどんだけ迷惑か・・・と私はいつも憤慨するの

だ。

≪古座川を特徴づける稀少植物≫非常に分布が狭く、当地独特といってよいような植物があ

ります。まずはキノクニスズカケ(写真下の右上)、私も一度お目にかかりたいのだが、

いまだみつけられない・・。近縁種は岐阜や、四国南部、九州にしかない当地独特の種類。

ほかにキイイトラッキョウ、キイジョウロウホトトギス、クルマギク、オオママコナなど

全国的に見て貴重な植物も多くみられる。・・・場所の特定がないのでホッとしたけど、

一枚岩前の道沿いに咲いていたシャガの花もめっきり少なくなったような気がするし、昨年

だったかキイジョウロウホトトギスだったか、新聞に載ったらごっそり盗られたという話も

聞いた。ササユリだって少なくなったのは、シカが食べるだけでなく人の手によるものも半

分はあるんじゃないかい?



≪稀少動物について≫ ・・・ルーミスシジミ(蝶)とハッチョウトンボは、当町では天然

記念物に指定しています。・・・いきなり自慢に聞こえるような書き出しでちょっと面食ら

いましたが、そこまでいうからには保存に力を入れている証拠でしょうね。ルーミスシジミ

というのは知らなかったけど、ハッチョウトンボは初夏になると必ずニュースネタになるト

ンボでたしか全長が2センチとかいう日本で最小のトンボなのだ。オスが写真のように鮮や

かな朱色をしているのだ。直見(ぬくみ)という地区にはハッチョウトンボの生息地があり

私はまだ見に行ったことがないのだけど、羽化のころは辺りに飛びかっているそうだ。

ルーミスシジミはどんなか検索したらなかなか、私好みの青色の羽をもつ蝶でした。

この蝶についての記述はこのマップにはなく、どうやら売りはハッチョウトンボのようで、

・・・またハッチョウトンボは日本最小のトンボで、水田の耕作放棄が広まるなか姿を現し

ました。現在の私達の暮らしの変化を如実に知ることができる貴重な種類の一つです。これ

を機に皆さんで、全体としての生態系に思いを巡らせてほしいものです・・・って、つい、

「アンタはだれよ?」と突っこんでしまったのですが、私の読み方では「たんぼを作らなく

なって、貴重なハッチョウトンボが目に見えて増えた(その前からも生息してたんだけ

ど)」これは、どうとらえたらいいのか?天然記念物を守るのに耕作放棄は◎だけど、そ

のほかのたんぼは荒らすなよ~、作らないのなら最近やたら地縁のない、農業ってファッシ

ョンよね!みたいなわけのわからん、自然派農業をする人に貸しなさい~みたいなこと?

ここだけの話、この間鶴川で「カンカンプー」(田畑の害虫を松明をもって、太鼓や鐘を

鳴らしながらあぜ道を歩く虫送り行事)があってね、テレビでやってたの。そこにはうちの

たんぼを作っている(今年はなんとか水田になってんだけど)女性が、声を高らかに松明を

手に、外国の腰巻みたいなものを腰に巻き歩いていた。最近、那智勝浦町の山の中のたんぼ

とかを区が、地縁のない都会からの人を受け入れて農業をやってるのね、噂じゃちょーっと

なんか変というか、変わった人たちばかりだって・・・。うちのたんぼの人もそっちにお友

達がいてるとか言ってたし、なんかそんな人ばっかり集まってきたら怖くない?考え方が?

だし。もともと私は借りに来た時から怪しいと思ってるのだ。うちがたんぼをもっていて、

休耕田ということを教えてもらった人の名を言おうとしないのだ。その人との約束だとかで

いきなりやってきてたんぼを貸してくれ、教えてくれた人の名前は明かさぬ・・って平気で

言う人だ。おじいちゃんたちが貸すって返事してるから貸すことにはなったけど、私の

「それはおかしい。こっちはいきなりやってきて、はいそうですかとはできないでしょう。

 教えた人の名前を言えないというのは、そっちの約束でこっちは勝手にあの家のたんぼは

 どうです?と売り込まれているようなもんでしょ」

で名前を明かしたわ。素性も何もわからん人にハイハイってできんでしょ。うちの年寄りは

そんな人に協力的で、田植えのときなんかうちのおとうさんの車庫前に堂々と車を止めるわ

よその車庫前にも止めるわ、なんかその仲間って人らがやって来ていた。そのうち、乗っ取

られるんじゃないかしら・・・・よその土地へ行ってくれ!といいたいわ。村が寂れるから

この際、来てくれる人は誰でもカモンじゃね、とあくまでもワタクシ的意見です。この人達

感覚がちょっと・・・。シカ除けのネットを張ったら。断りもなくこげのグランドの入り口

の杭にネットをくくりつけ、グランドに入れなく(私たちが)なり私は憤慨したんだけど

おじいちゃんが一歩譲って、別に入口を作りなおしたのだ。注意もせずに・・・。断りを

入れないというのが、大人としてのやりかたじゃないでしょ。他のたんぼを作っている3軒

は友好的にやってるようだけど、たんぼを貸した我が家はこのあとまた変な植物でも植えら

れたら・・・と、思うと心配だ。一年契約で契約書を作ってるけどどっかよそに行ってくれ

と、せつに願ってる。どうも田舎の人は自分たち都会から来た人にはすべて親切に対応して

くれると思っているらしい。図々しくない?これもワタクシ的意見だ。



・・・またオオサンショウウオは戦後間もなく地元の人が持ち込んだのが、いまやアユの天

敵として嫌われるくらい広く見られるようになったそうです。【古座川の魚類一覧】として

回遊性の種、七川貯水池の生息種、淵や沼地の種、純淡水種、河口・沿岸域・下流域内を移

動する種が載せられています。古座川のアユをいじめるアユカケの名前もありました。



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