こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

闘い

2022-06-07 05:30:00 | 生き物
猫好きのかたには大変申し訳ないけど、私と黒猫一家(のらねこ)の

闘いは、六月に入っても続いています。比にしてはたとえが悪いが、

むこうがロシアで私たちがウクライナのような気もする。なんでやね

ん、可哀想な野良猫一家に軒下を貸してあげれば・・・と思われる方

はこの五匹の保護者になってくれればよろしい。


先週の木曜日の昼食後、私はテレビを観ていた。CSの≪クリミナルマ

インド≫だった、そばでは最近走ることもしなくなったこげが すや

すやと眠っていた。風が窓から入って来て過ごしやすいころだなぁ

と思っていた時に、外で小さく「にゃぁ~」と一声。聞き間違いでは

なく、猫に対して過敏になっている私のダンボ耳・・立ち上がり網戸

ごしに声をした方を見ると、前日に猫除けの臭い粉を撒いたあたりで

背中が灰色の子猫がいる。「なんでや!あのくっさい粉は雨にも

濡れてないのに、効き目がないんか!」とそっと外に出て追い払おう

とした。そこで目にしたのは 粉を撒いたあたりの溝にかぶせた鉄板

のうえに横たわって後ろ足をあげて毛づくろいをする黒猫。「まだ

おるんかぁ」という声に黒猫は竹やぶにむかうメッシュ網をくぐり

子猫たちは先日の溝の中でパ二くっていたようにあちこちというか

またもやくつろいでいた下の溝の中に逃げ込み、一匹が違う方向の

溝の中に逃げたのはいいけど、そこはタヌキやアナグマが入り込むの

を防ぐためにドレインすのこ様を立てかけていて 子猫ふぜいが突き

倒せるものではない。子猫三匹が逃げたところも 以前アナグマが

入り込んだので雨水と落ち葉は流れ出ていけるように金網をつけて

若干上部に隙間はできたけど、アナグマは入れない大きさだった。

そこに子猫が勢いで入ったようだ。その先も金棒ですのこになってい

るから 子猫なら出ていけるだろう。しかし、母黒猫は私と数メート

ルしか離れていないので私が動くと、背中を丸めフーフーふいている

私がビビっていると思うのか、猫同士のけんかのときほど大きな声で

はない。足元の石を拾ってと、しゃがんだら逃げ遅れた猫がすのこの

隙間から必死に這い出し、そのまま裏山に上がる階段にしがみついた

しかし、階段一段の高さが子猫より高いので二、三度しがみついては

落下しようやく階段に上がり、コツをつかんだのかズンズンとあがっ

てシカ・イノシシ防ぎの扉の金網の隙間から山に入っていった。

こうなると、親猫に恐怖を覚えさせてさっさと敷地から退散させ

ればいい、石を投げていたら竹やぶのほうに走って行ったので、私が

退去したら溝に逃げた子猫を連れに戻るだろう・・・とその場をあと

にし、あったことをおばあちゃんに報告しにいった。

十数分後、もう立ち去っただろうと確認のため竹やぶの手前のメッシ

ュ網扉近くまで来た時、柿の木の下に黒猫が座っている。「まだいる

のか!」そこはおばあちゃんの好きなフキが一面に茂って、そのフキ

がヤマブキの五倍ぐらいの高さにまで成長し、私の腰の高さくらいま

であるので、猫にとってはちょうどよい木陰になっている。そばに

あった 三メートルほどの鋼管を(なんでもおじいちゃんはその辺に

置いているので)持って黒猫に向かって突いたり引いたり、さすがに

直接は当てないよ、あたりのフキにもバッサバッサと振り下ろしたり

していたら、フキの中からまた子猫が飛び出してきて「こいつら、

ねじろにするならこのフキ刈ってしまう!」私の怒りは怒髪天・・

怒り心頭・・どっちが最上なんだろ・・・

昔、あのねのねの歌に「猫の怨念」というのがありまして、最近

メロディよりも「猫が怨念,怨念、怨念・・・・おんねん!」と

うちには いてほしくもないクソ猫一家がおんねん・・・ どうやら

黒猫に呪いをかけられてしまった凹さんです。


この日の早朝には 家の前の道にシカが隣の家の角からひょっこりは

んしてきて、私と目が合ってしまい、シカの視力がいいのか悪いのか

わかりませんが、人間の気配がすると思ったのか 人がする

抜き足差し足忍び足的な足運びで歩いていき、私はてっきりこの間の

可哀想なシカの家族か?と思ったけど、このシカもまたもやうちの

向こうの無人家の庭先に入っていきました。そして、出勤前のおとう

さんがいたとき。「芋たこなんきん」を見ていたときに「ドン!」

と外で音がしたので なにかな?お隣のおっちゃん倒れたのかな?

それともカラスがビワの木に?それとも猫がなにかをひっくり返した

のかと、玄関にあった火ばさみを持って外に出てビワの木をみたけど

カラスも来ていない・・・枝が揺れたので屋根を見たらサルが座って

ビワの食べられない小さいものを下に投げ捨てていたので、火ばさみ

を、メッシュ網にガンガン打ちならして火ばさみを振り上げたら

サルが屋根を走ってぴよ~んと急傾斜に取り付けた階段にとびうつり

逃げていった。なんで、シカやらサルやら野良猫やらに翻弄されなき

ゃならへんのよ・・・やっぱり、猫のおんねんやな

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