連日の猛暑で、でも先週は頑張って一番大きい田んぼの草を刈りに出ました。週末に
はお父さんも参加して、刈っては熊手で集めて柵の中に入れる・・・当然春以降に
伸びた草は柵の中にも生えていて それらを刈っていくと根元の下の古い草が
もう立派な腐葉土になってふかふかしています。その腐葉土を肥料として柵の中の
草は大きく成長・・・まったく何をやっているのか(笑)
今週は 雨が続くという予報で 木曜日は化粧品屋さんへ行くし金曜日までお休みか
な・・・それにしても暑い、暑い、日中はエアコンを使わずなんとかしのいでいる
けど こういうぽかっと空いた時間に身も凍るような映画やドラマを見たいけど
見当たらない。最近はホラーとか怪談とか一般受けしないのか?と思う。
テレビがなかった時代、暑さしのぎの怖い話じゃなかったの?見るものがないから
漢字パズルをやっている私なので、それでも次の号が出るまでに 二冊くらいの
漢字パズルを解き終えてしまうのでつまらない。思い立って 「よし!本屋に
行って怖い本を買ってくるぞ!」と決めた。開店間もない時間帯なのでお客も
少ない。売り場に行って、夏だから怖い話のポップが立ち、ずらっと並んでいるだ
ろうと思ったのが全然なくて、ふだんここに買いに来るのはおばあちゃんの漢字パズ
ル誌なのでどこに小説があるのかもわからない。しかたなく、やっぱ パズル誌買っ
ていこうかな・・とパズル誌コーナーに行くと、若干少ない。私は クロスワード系
は好まない。ジグザクと漢字を書きこんでいくのが好きなので、パラパラめくって
クロスワード系が多いものは却下していく。最近は脳トレと称して ジグザグ系が
たくさん出てきたので喜ばしいのだけど、こう少ないとなぁ・・と手に取っていた
ら、さっきレジを済ませたおじさんがぶつぶつ言いながらパズル誌コーナーにやって
きた。私の横に立って八月号やなぁ・・でもさっき買ったのは九月号やったけど、
とブツブツ言っている。私が少し横に寄ると「あぁおおきに、おかしいなぁ」という
ので「おっちゃん、漢字パズル好きなのね、同胞じゃん!」と嬉しくなって、
「なにか探してます?」と聞いてみた。「いやさっき買ったのが九月号って書いて
あったけど、いま出てるのは八月号やなぁ」と同意を求めてきたので「七月やから
だいたい出ているのは八月号ってことになるけど」と答えた。ちなみにおっちゃん
が購入しているのは漢字道というやつらしい。おっちゃんは「レジで聞いてこよ」
とレジに行きおねーさんに聞いている。おねーさんは親切にも売り場にやってきな
がら 「毎月号と隔月号、それに季刊号とありますから」とおっちゃんに説明した。
(どうやらおっちゃんは勘違いしていたようだ。この暑さだもの、しかたない。)
そうだ、私も毎月出るのを年間予約して郵送してもらい、それの季刊号も年間三冊
で予約したら、なんと季刊号が休刊することになってその分の代金は毎月号を延長
して郵送するということになってしまった。おっちゃんは納得して出て行ったので
「おし!このおねーさんに怖い本を教えてもらおう」とレジに戻っていくおねーさ
んに声かけしようとしたら、また別のおっさんが「スマホのケースはないのかい?」
と聞いている。ドコモの出店はあるけど10時からだからまだ開いていない。おっさ
んと離れて、おねーさんがカートに本を乗せたものを動かしにかかったので
「すみません、あの、寒くなるような本ってありませんか?」となんか変な尋ね
かたをしてしまった。身も凍るような、とか、ホラー系や怪談系とか言えばいいの
だけど、でもそれでも通じたのか「そうですねぇ・・・と文庫本のところへ案内して
くれたけど、そこには10冊ほどの本が並んでいた。(老眼鏡をかけていないので
タイトルもわからん)「あとは こちらかな・・・カドカワさんが多いかな、変な
家とか私も読んではないけど映像で見ました。」と数冊指さしてくれたので
「選んでみますね」と選びにかかった。やはり 店員さんは読んでいるんだ。。。と
感動したのだ。テレビや新聞で『本屋さんの店員さんが選んだ~』というのを見る
ことがあるけど、あれは少数の店員さんが投票してるんだと思っていたのだ。
ちなみに私は「あんまり暑いから なんかゾクッとするような気持になりたくて」
と言ったらクスッと笑ってくれた。学生時代、本屋さんでバイトしたいと思ったこと
があった。最新刊に触れられるし、いろんな本や雑誌を見られるやん・・とほんま、
軽い発想だけど、いまほど多種多様なシステムでもなかったもの。学生食堂が新しく
きれいになったのと同時に 本屋さんも入った。大学で使う本や女子学生ばかりなの
でアンアンやノンノなどのファッション誌を置いていたけど 数か月で本コーナーは
閉じられたと思う。
雨の今日は このあと買ってきた『近畿地方のある場所について』 背筋 を読み
ます。気分転換になると思うけど、この本は ゾクッと今のところしません。
『リング』のようなものや『本当にあった呪いのビデオ』みたいなのを読みたい、
見たい。でも だいたい都市伝説か 怪談師が作ったものが多いのだと思うのだ。
我が家。猫の額ほどの庭も同様です
>最近はホラーとか怪談とか一般受けしないのか?
僕が小学生の頃、同級生が「四谷怪談」を含めた本(怖い挿絵入り)を持ってきました。身の毛がよだつ思いでした
>被害はありませんか?
大丈夫でした
>ついでに≪銀の雨≫≪時のいたずら≫
両方とも初期の傑作です
「大空と大地の中で」も、いいなあ~
https://www.youtube.com/watch?v=RxPDkUk0Fi8&list=RDRxPDkUk0Fi8&start_radio=1
読んでいる自分の後ろを振り向くのが怖いって、そういう感じにはもう戻れないのかな(笑)子供の頃ってそういう体験があったような