和歌山県では3月28日にマグ二チュード(M)9級の南海トラフ巨大地震の独自の津波浸水
想定で、沿岸部の市町のなかには浸水面積の割合が40%を超え、平均の浸水の深さが5m
を超えるケースが出ると発表しました。翌日の読売新聞や熊野新聞ではその発表された浸水域
などが大きく掲載されました(和歌山版)。夕方のニュースを聞いていて「ますます近いんじ
ゃないの?」と心配になりましたが、東海・東南海・南海3連動地震のような範囲も被害想定
もとてつもなく広範囲というものでなく、今回のは南海トラフだけでの想定というので、それ
はそれでドキッとします。一つの地震でも壊滅しちゃうますもん、串本町は。
読売新聞には3連動地震と南海トラフ巨大地震での県想定の最大津波高分布というのが掲載さ
れ、それによると3連動だと串本町では最大10m南海トラフだと17mにもなるそうです。
なんか嘘みたいですが、みっつ合わさったのより、ひとつの地震の津波のほうが津波高が高い
ということになります。おまけに串本町の浸水の深さが(浸水深)が平均5.7m、3連動だ
と浸水深は2.6m。そしてそれぞれの津波による浸水割合が8.6%(南海トラフ)、
5.5%(3連動)という結果でした。
熊野新聞
巨大地震で揺れを感じて避難するあいだに、このような私の足がつかないような深さの波に
流されて行くと思うだけで、カナヅチの私は「ひぇ~」水中の足が底につかない図がグルグル
とまわって、ドキドキします。いったい自分の家がどのくらい浸水するのか、それが
気になるところです。でも、大手読売新聞では大まかに和歌山県全体の浸水想定図が掲載され
ているだけでした。そののち、県内での浸水に対する自治体の対策が記事になりましたが、
串本町よりすさみ町が取り上げられたため、私はスルーしただけです。ここは、やはり地方紙
のほうが期待できそう・・と上の写真でもわかるように、熊野新聞一面の記事には新宮市内の
浸水想定図の写真も載っています。これだと、待てば本州最南端地域も読者がいるんだから
載せることでしょう。でも、NHKの和歌山ニュースの時にもこの浸水想定図が県内各所部分を
画面に出していて、私は食い入るように自分の家を探したのですが、あまりにも地図が精密で
小さすぎて、どこの港や駅など目安となる名称のものが画面でも、そのあとの熊野新聞ででも
さっぱりわかりません。
濃い赤色が浸水の深さが(浸水深)10m以上20m未満の場所となります。
ブログ友のぼんくらさんの別邸がある旧古座町もこのように想定されています。
きっと、ぼんくらさんなら古座川の位置から串本に向かて「あぁこの辺だな」とわかると思います
翌日には 串本町串本以外の地区も掲載されていましたがこちらも地名などの文字がさっぱり読め
ません。これでは新聞から情報を得るということができませんが、さすがに私も「これって着色
されていない所に住むと避難しないのでは」と思うようになりました。単に私がそう思っただけで
それはそれで危ない考えです。先の東日本大震災で大津波の被害が出たどこかの土地に地元の中学
生が作った標語100回避難して100回津波がこなくても 101回目も必ず逃げて
という石碑の言葉を覚えておかなくてはなりません。
翌31日の熊野新聞に那智勝浦町(下里・浦神)、那智勝浦町湯川、太地町、串本町(田原・
津荷(つが))、串本町(有田・田並)が載りました。どの地区も太平洋に面した地区です。
ごらんのとおり、どう見ても虫メガネでみようとしても解かるのはJRの線路のシマシマ模様。
それを目安にこの辺に港があって、線路の横が国道やな・・と見ていくしかありません。
もう少しはっきりした文字で書いてほしいものです。
田原・津荷地区も「あぁここが河口で、国道で」と風景を思い出すとなんとかわかりますが
完全に田原の津波避難タワーは10m以上の浸水深のなかで水没してるかもしれません。
線路が川を渡るあたりは湿田になり海から離れているような感じでしたがこうして見るとオレ
ンジ色で1m以上の浸水深です。きっともうあの湿田でお米も作れなくなるのでしょうね。
有田・田並地区です。右の湾が有田漁港、左が田並漁港、そのつぎがのうなぎ、そして江田港
となります。有田・のうなぎの港には地元の漁船が係留されているし魚釣り渡船やダイバー渡
船もあります。有田地区の川はこうしてみたら短いようなのですぐに山際の有田駅まで津波が
きそうです。線路横には串本西小学校があり子供たちは山へと駈け上るのでしょうか?
田並の川はクネクネと蛇行し、線路を過ぎても奥地へと続きます。田並は海・国道・住宅と
続くのでこの海側の住民は必死で高台へ向かわなければなりません。ぼんくらさんが歩いた
熊野古道大辺路ルートまで・・少し避難路としてはムリムリですが。線路を超えるといくぶん
色がワンランク下がりますが川が低いので先日の『河童の淵の桜』あたりで1m以上2m未満
の浸水深になります。川を逆流しながら川を飲み込みながら奥へ奥へと津波が走ってきます。
逃げられるでしょうか?海底での地震の揺れ次第です。我が家は古いのでたぶん、重たい瓦屋
根の下敷きで圧死する確率も大です。串本町内ではほとんど 昔の形態の建物なので家ごと
流されるというより、家ごと潰される・・。それにしても普段見慣れた町内が南海トラフ巨大
地震で8.6%も浸水すると役場庁舎も警察署もアウトです。すぐには救助というわけには
いかないので、命からがら逃げて誰かが助けにきてくれるまで待つしかありません。
新聞には このように現実味を強調しすぎると住民レベルで巨大地震にもしっかり備える意識
が低くならないか心配だ・・・とあります。まさに私が「なんとか大丈夫なんじゃない?」と
思ってしまっているからね。いやいや念には念を・・です。もっと詳しくは 和歌山県のHPで
検索して、目当ての地図を引っぱりだしてズームをすればもう少し、見やすい地図になると
思います。
想定で、沿岸部の市町のなかには浸水面積の割合が40%を超え、平均の浸水の深さが5m
を超えるケースが出ると発表しました。翌日の読売新聞や熊野新聞ではその発表された浸水域
などが大きく掲載されました(和歌山版)。夕方のニュースを聞いていて「ますます近いんじ
ゃないの?」と心配になりましたが、東海・東南海・南海3連動地震のような範囲も被害想定
もとてつもなく広範囲というものでなく、今回のは南海トラフだけでの想定というので、それ
はそれでドキッとします。一つの地震でも壊滅しちゃうますもん、串本町は。
読売新聞には3連動地震と南海トラフ巨大地震での県想定の最大津波高分布というのが掲載さ
れ、それによると3連動だと串本町では最大10m南海トラフだと17mにもなるそうです。
なんか嘘みたいですが、みっつ合わさったのより、ひとつの地震の津波のほうが津波高が高い
ということになります。おまけに串本町の浸水の深さが(浸水深)が平均5.7m、3連動だ
と浸水深は2.6m。そしてそれぞれの津波による浸水割合が8.6%(南海トラフ)、
5.5%(3連動)という結果でした。
熊野新聞
巨大地震で揺れを感じて避難するあいだに、このような私の足がつかないような深さの波に
流されて行くと思うだけで、カナヅチの私は「ひぇ~」水中の足が底につかない図がグルグル
とまわって、ドキドキします。いったい自分の家がどのくらい浸水するのか、それが
気になるところです。でも、大手読売新聞では大まかに和歌山県全体の浸水想定図が掲載され
ているだけでした。そののち、県内での浸水に対する自治体の対策が記事になりましたが、
串本町よりすさみ町が取り上げられたため、私はスルーしただけです。ここは、やはり地方紙
のほうが期待できそう・・と上の写真でもわかるように、熊野新聞一面の記事には新宮市内の
浸水想定図の写真も載っています。これだと、待てば本州最南端地域も読者がいるんだから
載せることでしょう。でも、NHKの和歌山ニュースの時にもこの浸水想定図が県内各所部分を
画面に出していて、私は食い入るように自分の家を探したのですが、あまりにも地図が精密で
小さすぎて、どこの港や駅など目安となる名称のものが画面でも、そのあとの熊野新聞ででも
さっぱりわかりません。
濃い赤色が浸水の深さが(浸水深)10m以上20m未満の場所となります。
ブログ友のぼんくらさんの別邸がある旧古座町もこのように想定されています。
きっと、ぼんくらさんなら古座川の位置から串本に向かて「あぁこの辺だな」とわかると思います
翌日には 串本町串本以外の地区も掲載されていましたがこちらも地名などの文字がさっぱり読め
ません。これでは新聞から情報を得るということができませんが、さすがに私も「これって着色
されていない所に住むと避難しないのでは」と思うようになりました。単に私がそう思っただけで
それはそれで危ない考えです。先の東日本大震災で大津波の被害が出たどこかの土地に地元の中学
生が作った標語100回避難して100回津波がこなくても 101回目も必ず逃げて
という石碑の言葉を覚えておかなくてはなりません。
翌31日の熊野新聞に那智勝浦町(下里・浦神)、那智勝浦町湯川、太地町、串本町(田原・
津荷(つが))、串本町(有田・田並)が載りました。どの地区も太平洋に面した地区です。
ごらんのとおり、どう見ても虫メガネでみようとしても解かるのはJRの線路のシマシマ模様。
それを目安にこの辺に港があって、線路の横が国道やな・・と見ていくしかありません。
もう少しはっきりした文字で書いてほしいものです。
田原・津荷地区も「あぁここが河口で、国道で」と風景を思い出すとなんとかわかりますが
完全に田原の津波避難タワーは10m以上の浸水深のなかで水没してるかもしれません。
線路が川を渡るあたりは湿田になり海から離れているような感じでしたがこうして見るとオレ
ンジ色で1m以上の浸水深です。きっともうあの湿田でお米も作れなくなるのでしょうね。
有田・田並地区です。右の湾が有田漁港、左が田並漁港、そのつぎがのうなぎ、そして江田港
となります。有田・のうなぎの港には地元の漁船が係留されているし魚釣り渡船やダイバー渡
船もあります。有田地区の川はこうしてみたら短いようなのですぐに山際の有田駅まで津波が
きそうです。線路横には串本西小学校があり子供たちは山へと駈け上るのでしょうか?
田並の川はクネクネと蛇行し、線路を過ぎても奥地へと続きます。田並は海・国道・住宅と
続くのでこの海側の住民は必死で高台へ向かわなければなりません。ぼんくらさんが歩いた
熊野古道大辺路ルートまで・・少し避難路としてはムリムリですが。線路を超えるといくぶん
色がワンランク下がりますが川が低いので先日の『河童の淵の桜』あたりで1m以上2m未満
の浸水深になります。川を逆流しながら川を飲み込みながら奥へ奥へと津波が走ってきます。
逃げられるでしょうか?海底での地震の揺れ次第です。我が家は古いのでたぶん、重たい瓦屋
根の下敷きで圧死する確率も大です。串本町内ではほとんど 昔の形態の建物なので家ごと
流されるというより、家ごと潰される・・。それにしても普段見慣れた町内が南海トラフ巨大
地震で8.6%も浸水すると役場庁舎も警察署もアウトです。すぐには救助というわけには
いかないので、命からがら逃げて誰かが助けにきてくれるまで待つしかありません。
新聞には このように現実味を強調しすぎると住民レベルで巨大地震にもしっかり備える意識
が低くならないか心配だ・・・とあります。まさに私が「なんとか大丈夫なんじゃない?」と
思ってしまっているからね。いやいや念には念を・・です。もっと詳しくは 和歌山県のHPで
検索して、目当ての地図を引っぱりだしてズームをすればもう少し、見やすい地図になると
思います。
春の嵐どころか、台風並み!
どうか、お気をつけて下さい。
とはいえ、同じ紀伊半島でありながら奈良県では雨も強くなく お隣さんが桜見物に行ってきたとお土産をいただきました。東海地方も 明日も荒れるように言っていましたが、大丈夫でしょうか?
気をつけましょう。
4月7日。愛知県も凄かったですよ。
暴風並みです。
先月僕は人生初のハーフマラソンに挑戦しました。
順位は前から4分の1ぐらい。
まずまずでした。
≪人生初≫というフレーズが若々しく聞こえます。
まだ私にも≪人生初≫ということができるのだろうか・・・
母親がきょう≪人生初≫手押し車デビュ~です。ありゃ、80過ぎても≪人生初≫は使えますね・・私にも希望が持てそうです。