土曜日、それは気持ちの良い朝から始まった。
7時頃、自然に目覚めて、体重を計る。
もしかして100グラム減っちゃった?♪
上等の牛肉だと、1500円ぶんくらい減っちゃったよね?
うふ♪
うふふふ♪
ゆっくり朝ごはんを食する。
その後、火曜日にあるセミナーの下準備をする。
お昼頃に、夫が牛肉を食べたいと言いだす。
ダイエット中の夫は、休日だけは食べたいものを食べるのだそうだ。
JR京都に併設されている伊勢丹に、「モリタ屋」というこちらでは有名なお肉屋さんの経営する店がある。
結構高い店なのだが、ランチなら、ステーキ定食2,000円〜3,000円くらいなのだ。
よし!
行きましょう!
あなたのおごりならね♪
お店の窓から見る景色は、それはそれは綺麗だ。
ステーキ定食も、それはそれは美味しい♪
ここまでは、『ステキな1日』の始まりだったのだ。
そのまま、大阪へ、セミナーの打ち合わせに出かける。
JR京都駅からなら、40分だ。
打ち合わせが少しだけ長引いて、夕方の仕事にギリギリの時間となった。
ここで、前置きです。
普段から、道に迷ったり、電車に乗り間違えたりすることが多いから、近くなら『30分前行動』を、遠くなら『1時間前行動』を、旨としているのだ。
けれど、今日は、大急ぎで電車に乗らないと間に合わない。
今までは京阪電車メインで動いていたのだ。
だから、JR大阪駅のことはよくわからない。
不安が走る。
担当の方に、駅の方向と電車の時間を確認して、走る。
JR大阪の中央口まで来たのだけれど、駅の入り口がわからなくて、冷や汗が背中を伝う。
なんとか駅の構内に入る。
電光掲示板を見上げる。
5番線にあと1分で新快速が着くじゃないの!
必死でエスカレーターを駆け上がる。
ギリギリで間に合う。
怒涛の汗をぬぐいつづ、しばらくぼんやりする。
すると『明石方面で人身事故があったので、少し遅れます。』というアナウンスが入る。
『明石方面』?
明石って、兵庫県よね?
最近はすごいね、反対路線の情報でも、きちんと伝えるんだ。
さらにぼーーっとする間に、電車は駅に停まって、再び走り出す。
あれ?
今、『尼崎』って書いてなかった?
尼崎って、大阪の向こう、よね?
不安になる。
治まりかけていた汗が、またまた背筋を走る。
そこへ、とどめの一撃が来たのだ。
「次は〜 芦屋〜 芦屋に停まります〜 その後〜 三宮まで〜 なんちゃらかんちゃら〜♪」
あ、あしや??
あの、兵庫県の超絶高級住宅街の、芦屋??
もしかして、反対方向の電車に乗ったのかしら?
調べようと、タブレットを出そうとして・・・気づく。
iPadを、会議室に忘れてきたっ!!!
情けなさに打ちひしがれながら、芦屋で降りる。
すぐに、大阪に電話をする。
運良く、担当の方が電話に出る。
も、申し訳ありません。
いろいろあって、今、芦屋です。
どうやら反対方向の電車に乗ってしまってます。
ここはどこ!!!?
わたしは誰!!!?
(心の声)
あの、タブレットもそちらに忘れてますよね?涙
ちょっとお待ちくださいね!
あ、iPadはありました!
京都へすぐに届けます!
で、今すぐ反対車線の◯◯時の新快速に乗れますか?
あと2分くらいですけれど。
それに乗れたら、授業には20分の遅刻で済みます!
あわわ
あわわ
あわわ
はい!
乗ります!!
必死で走る。
なんとか飛び乗る。
けれど、恐ろしい。
ドアのところに立っていた女性に尋ねる。
あの、この電車、京都に行きますか?
女性は、不審そうな顔をせず、にっこりと笑って「行きますよ♪」と教えてくださったのだ。
ああ、神様!
これから私は知らない人にも心から親切にすることを誓います!
京都について、あちこちに謝り倒して、20分遅れで授業に入る。
ごめんなさい、
受験生の大切な時間を無駄にしてしまった。
ところが生徒たちはなんだか嬉しそうだ。
ニヤニヤ笑いで私を盗み見る。
なによっ!
授業中に、タブレットが届く。
なんと、大阪の担当の方がわざわざ電車に乗って届けてくださったのだ。
もうね、足を向けては寝られません。涙
早速データを取り出して、授業は続いたのだった。
ギリギリ介護の時間に間に合って、姑の顔を見ると、今日はそれはニコニコと調子いい。
おばあちゃん、私の状況、わかってた?
だからニコニコしてくれている?
・・・なんてことは、ないかな。
そういえば、お昼を食べたっきり何も食べていない。
まあ、お昼にご馳走を食べたから、もういいんですけれど。
お風呂に入ろうとして、タートルネックのセーターを脱ぐ。
あれ?
セーター、前とうしろを逆に着てた!!!
こういうのを、『三隣亡』っていうのだそうです。涙
7時頃、自然に目覚めて、体重を計る。
もしかして100グラム減っちゃった?♪
上等の牛肉だと、1500円ぶんくらい減っちゃったよね?
うふ♪
うふふふ♪
ゆっくり朝ごはんを食する。
その後、火曜日にあるセミナーの下準備をする。
お昼頃に、夫が牛肉を食べたいと言いだす。
ダイエット中の夫は、休日だけは食べたいものを食べるのだそうだ。
JR京都に併設されている伊勢丹に、「モリタ屋」というこちらでは有名なお肉屋さんの経営する店がある。
結構高い店なのだが、ランチなら、ステーキ定食2,000円〜3,000円くらいなのだ。
よし!
行きましょう!
あなたのおごりならね♪
お店の窓から見る景色は、それはそれは綺麗だ。
ステーキ定食も、それはそれは美味しい♪
ここまでは、『ステキな1日』の始まりだったのだ。
そのまま、大阪へ、セミナーの打ち合わせに出かける。
JR京都駅からなら、40分だ。
打ち合わせが少しだけ長引いて、夕方の仕事にギリギリの時間となった。
ここで、前置きです。
普段から、道に迷ったり、電車に乗り間違えたりすることが多いから、近くなら『30分前行動』を、遠くなら『1時間前行動』を、旨としているのだ。
けれど、今日は、大急ぎで電車に乗らないと間に合わない。
今までは京阪電車メインで動いていたのだ。
だから、JR大阪駅のことはよくわからない。
不安が走る。
担当の方に、駅の方向と電車の時間を確認して、走る。
JR大阪の中央口まで来たのだけれど、駅の入り口がわからなくて、冷や汗が背中を伝う。
なんとか駅の構内に入る。
電光掲示板を見上げる。
5番線にあと1分で新快速が着くじゃないの!
必死でエスカレーターを駆け上がる。
ギリギリで間に合う。
怒涛の汗をぬぐいつづ、しばらくぼんやりする。
すると『明石方面で人身事故があったので、少し遅れます。』というアナウンスが入る。
『明石方面』?
明石って、兵庫県よね?
最近はすごいね、反対路線の情報でも、きちんと伝えるんだ。
さらにぼーーっとする間に、電車は駅に停まって、再び走り出す。
あれ?
今、『尼崎』って書いてなかった?
尼崎って、大阪の向こう、よね?
不安になる。
治まりかけていた汗が、またまた背筋を走る。
そこへ、とどめの一撃が来たのだ。
「次は〜 芦屋〜 芦屋に停まります〜 その後〜 三宮まで〜 なんちゃらかんちゃら〜♪」
あ、あしや??
あの、兵庫県の超絶高級住宅街の、芦屋??
もしかして、反対方向の電車に乗ったのかしら?
調べようと、タブレットを出そうとして・・・気づく。
iPadを、会議室に忘れてきたっ!!!
情けなさに打ちひしがれながら、芦屋で降りる。
すぐに、大阪に電話をする。
運良く、担当の方が電話に出る。
も、申し訳ありません。
いろいろあって、今、芦屋です。
どうやら反対方向の電車に乗ってしまってます。
ここはどこ!!!?
わたしは誰!!!?
(心の声)
あの、タブレットもそちらに忘れてますよね?涙
ちょっとお待ちくださいね!
あ、iPadはありました!
京都へすぐに届けます!
で、今すぐ反対車線の◯◯時の新快速に乗れますか?
あと2分くらいですけれど。
それに乗れたら、授業には20分の遅刻で済みます!
あわわ
あわわ
あわわ
はい!
乗ります!!
必死で走る。
なんとか飛び乗る。
けれど、恐ろしい。
ドアのところに立っていた女性に尋ねる。
あの、この電車、京都に行きますか?
女性は、不審そうな顔をせず、にっこりと笑って「行きますよ♪」と教えてくださったのだ。
ああ、神様!
これから私は知らない人にも心から親切にすることを誓います!
京都について、あちこちに謝り倒して、20分遅れで授業に入る。
ごめんなさい、
受験生の大切な時間を無駄にしてしまった。
ところが生徒たちはなんだか嬉しそうだ。
ニヤニヤ笑いで私を盗み見る。
なによっ!
授業中に、タブレットが届く。
なんと、大阪の担当の方がわざわざ電車に乗って届けてくださったのだ。
もうね、足を向けては寝られません。涙
早速データを取り出して、授業は続いたのだった。
ギリギリ介護の時間に間に合って、姑の顔を見ると、今日はそれはニコニコと調子いい。
おばあちゃん、私の状況、わかってた?
だからニコニコしてくれている?
・・・なんてことは、ないかな。
そういえば、お昼を食べたっきり何も食べていない。
まあ、お昼にご馳走を食べたから、もういいんですけれど。
お風呂に入ろうとして、タートルネックのセーターを脱ぐ。
あれ?
セーター、前とうしろを逆に着てた!!!
こういうのを、『三隣亡』っていうのだそうです。涙