まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

11月のフランス菓子研究所 クーロンヌ・プラリネ

2018-11-03 19:43:17 | お菓子作り


せっかくだからネル淹れよっか、と
サカモトさん。
昨日、横浜のパン・フェスで
とっても高級な食パンを買って来てくれました。
分厚く切って網の上で焼いたらいい香り。
耳にバターをたっぷり塗って焼き上げてるので
サクサクで美味しい。
ただ、100円の食パンより断然美味しいことはわかるけど
500円の食パンと800円の食パンだと
違いがわかる気がしないなあ、なんて、
まあ、パンってとても奥深いのねという話です。

そんなんしてたら乗るはずの電車に乗り遅れ
遅刻しちゃった本日のレッスン。
発酵生地のお菓子です。
クーロンヌは「王冠」のことね。
この型を私はエンゼル型と呼びますけど
天使の輪も王様の冠もまあだいたい一緒ってことね。

牛乳で捏ねた生地を休ませ、長方形に叩いたバターを包んで
三つ折りを3回。これで層を作ってサクサクに。
間に焼きたて挽きたてヘーゼルナッツペーストを塗って
くるくる丸めます。これ、もう絶対美味しいやつじゃん。
難点は生地の折りの休憩も2次発酵も焼成も約1時間かかるところ。
合間に何しよう?っていうので
明日のレッスンの仕込みしたり
子供レッスンの試作したり
玉ねぎじっくり炒めたスープ作ったり。
私は、これで足りなかったら最後は子供レッスンと同じく
しりとりだな、と考えていましたが
どうにかそこまでには至りませんでした。
それにしてもみんながみんな、てんで違うことをしてて
ガヤガヤしてるこの景色、最近の研究所ではよく見ます。流行りなのか?

ペースト作るのはフープロだし
生地捏ねるのはキッチンエイドだし
全体通して大したことはしてません。
生地を大きくのすってところだけがポイント。
かなり余裕持ってのした筈だけど
巻いて丸めてみたらやっぱり尺が足りなかった。
パン生地は麺台から一度持ち上げると
ヒュルっと縮むんですよね。
焼き上がりもなんだかイビツちゃんです。
パンは思う通りの形に焼くのが難しい。
生き物だからかなあ。
パン作りにハマるのは圧倒的に男の人らしいですけど
この思う通りにいかないところに燃えちゃうのかも。
難攻不落な高嶺の花をどうにかして我が手に、って、違うか。



ゆっくり試食タイムの話題は
「体と心は繋がってる」っていう話。
整えてまいりましょう、という前に私なんか
どれが正常値なのかわかんない。
常に肩凝りなのはもう何十年もだし
視力悪いからついモニターを凝視しちゃうし。
先生のケアをしてくれる方曰く、
どこが悪いかわからんっていうのは人間だけなんだって。
野生動物は悪いところがあればすぐに自分で治そうとするそうです。
耳が痛いわ。

激務終えてオールして翌日もケロリと出社してたのは
遠い昔のことなのでした。
ちゃんと気をつけないとねえ。

でも、幸せはわりとちっちゃくて
「ああ、明日の朝目が覚めたらコーヒーとクーロンヌ・プラリネ♪」
っていうだけで今夜は安眠です。

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