まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

メモ つぶあん 大納言にマスコバド糖

2018-11-04 12:23:46 | お菓子作り


諸事情あり、つぶあんを作る実験をしています。

あんこのお菓子は大好きだけど
断然、こしあん派。
あれを手作りするなんて気は
サラサラありません。
ましてや我が愛すべき隣町には
とびきり美味しいあんこを作る店が
あるのですからなおのこと。

そういえばここ数ヶ月、あんこの事ばかり考えてます。
先月コンテストがあったからね。
デパートのあんこ博覧会にリサーチに行った時は
赤いのや白いのや緑のや黒いのや、大きいのや小さいのや、
ありとあらゆる豆を柔らかく茹でて
いろんな種類のお砂糖を入れた
多種多様なあんこと、それを使った様々なお菓子に
驚きました。
会場を見渡せば、お洒落した老婦人やリュック背負ってる若い男子二人連れ、
小さな女の子とママ、セカンドバッグに八つ折り新聞携えた紳士。
なんでこんなにみんな、あんこが好きなのかしらね。

コンテストでは一緒に出品したお友達に
「え?あんこ自分で煮てないの?」と爆笑されました。
だってほら、隣町にさ。
煮る事はそんなに大事じゃなくて、加工に注力したんです。
っていうのは言い訳で、自分ですっごく美味しいと思えるあんこを
作れた試しがないから。

あんこ 作り方、で検索すれば
そりゃもう膨大な情報が手に入ります。
頭でっかちな私は、工程一つずつに理由が欲しい。
なのに、こっちの作り方では「熱湯に豆を入れて煮る」ってあるし
別のには「水から茹でる」ってあるし、「一晩水につける」「いきなり煮る」
「ゆでこぼす時はザルにあけて水を掛ける」「上澄みだけこぼす」
とかもうてんでバラバラなのです。
糖分の割合も「お好みで」なんて記述があった日にゃ
責任放棄かってどつきたい。

最短攻略法は見つからないんだとわかったので
実験することにしたわけです。

今回のあんこのレポ。

・大納言小豆 去年の収穫のもの 250g
・マスコバド糖 250g

お砂糖だけでも数種類ストックがあるうちんちですが
流石にこのお砂糖は常備ではなく頂き物がたまたま。
サトウキビ液を煮詰めたそのまんまというものです。

・小豆を洗って水に3時間つける
・鍋に大量の水と小豆を入れて煮る
沸騰まで強火、沸騰したら中火で5分、ザルにあけて冷水をふりかける
・小豆を鍋に戻して大量の水で煮る
沸騰まで強火、沸騰したら弱めの中火、差し水しながら柔らかくなるまで
アクが絶え間なく浮くのですくい取る
・3時間くらいで柔らかくなったので砂糖を3回に分けて入れて一晩放置
・翌日弱めの中火で水分を飛ばす

食べました。
豆の味がしっかり。
皮の厚みがある。
糖度はそのまま食べると少し強め。
サトウキビならではの温かみのある甘さ。
お砂糖の個性がちょっと強すぎ。

つくづく、ガツン系の味が好きなんだなあ、自分。

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