雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

就労支援が欲しい。

2005年10月13日 | 時には泣きたいこともある。
パート勤務を始めて13ヶ月、結構我慢強いタイプではある(はずの)私も
今の会社で働き続けるのはもう限界かな、と
思うようになりました。
普通なら、新しい勤め先を探して、転職、という場面。

でも、ここに大きく立ちふさがるのが、ちびくまをどうするのか、と
いう問題。私たちの街に、障碍のある子に特別な支援を用意して
預かってくれる学童はありません。(つまり、障碍のない子と
まったく同じ扱いでいいのなら来てもいいよ、という程度)
しかも、3年生までに在籍していて、手帳があれば、特例として
4年生まで在籍して良いことにはなっているけれど、5年生以降の
受け入れについては全く考えていない、と今年6月の市会で
はっきり答弁があったばかり。

つまり、今5年生で、しかも障碍のない子と全く同じ扱いでは
生活できないちびくまには、放課後や長期休暇中、
行けるところがないのです。

この1年はそれでも、勤務時間を短くしてもらったり、支援費を
使ったりしてなんとかしのいできました。
逆に言えば、勤務時間に融通をつけてもらうという弱みがあるからこそ、
できない我慢もならぬ勘弁もしてきたわけで。

仕事をする気持ちも、その能力も(たぶん)あるのに、
障碍のある子にしわ寄せのいかないようにしようと思えば、
どんな無理をしてでもそういう働き方ができる仕事に甘んじるか、
働くこと自体をあきらめるか、の二者択一しかないんでしょうか。

子どもの将来の就職先探し、そのことへの支援も
私の抱える大きな問題のひとつではあるわけですが、

障碍のある子がいても、その気さえあれば、ハンディを負わずに
仕事ができる支援が欲しい。
今、切実にそのことを思っています。