雲のむこうはいつも青空

まったりもったり~自閉症息子のいる暮らし@ちびくまママ

上京。

2005年08月26日 | 「発達障碍」を見つめる眼
午後から、ちびくまを夫に託して、1人旅に出ました。
行き先は東京調布。片道5時間半の長旅です。
新幹線に乗るのは20数年ぶり、1人で大阪より東へ
行くのは生まれて初めての私。どきどきワクワクでした。

今回の状況の目的は、某学会への出席です。
それも、ただ偉い先生の話を聴きに行くのではなくて、
「ことばと発達の学習室」の常連仲間と
自主シンポジウムを開こう、という大胆な企画でした。

第1線で自閉症者を支援していたり、あるいはそれを
目指そうとしている人々(大部分が学校の先生や専門家)の
人たちが、無名の保護者の話なんか聞いてくれるのか。

そんな不安は確かにありました。でも1度火がつくと、
相互作用でどんどん盛り上がる私たち。
何度も意見交換や推敲を繰り返して、それぞれの
個性がくっきりと出たプレゼン案ができあがりました。

私も最後の1週間はブログも何もほったらかして、何度も
原稿を書き直し、やっと最終稿ができあがったのが、
木曜日の深夜。

とにかく仲間の足を引っ張らないように、後悔のないように、と
新幹線の中でもずっと練習しながら行きました。
(かなりアヤシイおばちゃんだったかも)

無事現地についてホテルで到着済みの仲間2人と合流。
「ことばと・・・」の仲間達とはかれこれ6年あまりのつきあいですが、
実は同県人の1人を除いてはこれが初対面。
ネットでは良い人だと思っていたのに、オフで会ってみたら・・・って
事だってありますしね。

でも、心配無用でした。会って5分も経ったら
すっかりネットの感覚に戻って、盛り上がる盛り上がる。
本番の打ち合わせをするはずだったのが、
自閉の子どもを取り巻く社会や教育の現状について
つぎることない意見交換が続いたのでした。