夕食の食材を買おうとスーパーに行った時、背中に赤ちゃんを背負っている若い母がいた。陳列棚の食材を両手で選び買い物かごに入れていた。
時々、肩越しに赤ちゃんをみてなにかを語りかけているのだろうか、口元が動いている。手も自由に使い危なげな様子には全然見えない。昔の母子を思いだしなつかしかった。
ここ数年、抱っこ紐で腹部に赤ちゃんを抱える母親がほとんであった。赤ちゃんを胸元で抱えるのは母子が互いに温もりを伝えあえるというのである。
私もなるほどと思ってはいたが、抱っこしながら仕事をする時は赤ちゃんを危ない目にあわすのではと思っていた。
今日の赤ちゃんをおんぶしている母子の姿は安心して見られる光景である。
テレビ放送で、最近赤ちゃんをおんぶしている母親が増えていると話題にしていた。