気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

介護日記

2021年11月11日 | つぶやき
先月、認知症の父が入所している施設から、痩せてきてズボンが合わないので買い換えたいとの連絡がありました。
衣替えがてら施設に行きましたが、コロナ禍で面会はできないので、食事しているところを遠くから見てきました。
動きや表情がかなり鈍ったかなという感じでした。

ほどなくして、足元がおぼつかなくなってきたせいか、足の魚の目ができてひどくなってきたので、医者に連れて行って欲しいとの連絡がありました。
予約を取って1時間ほどと連れ出しましたが、ほほが少しこけて血色が悪くなったのと、歩くのがやっと。
認知症も進んだのか、言葉もでなくなってきました。

腰がかなり曲がっていて、あおむけに寝れなくなっていました。
年明けに病院に連れて行って以降、満足に面会できていないこともありましたが、かなり弱ったことに驚きました。

2週間前に失禁をするようになってきたので、紙おむつに変えるとの連絡があり、様子を聞きに施設に寄ったときに施設長が「お父さんはよくもっていた方だと思いますが、時期が来てしまいましたね。」と言われました。
遠回しに認知症の衰弱気に入ったということだと受け止めました。

そして今日、足元がおぼつかないので装具タイプのシューズの購入と起き上がりが厳しいので施設にある介護ベッド(無料)に変えたいとの連絡がありました。
今まで使っていたベッドは引き上げて欲しいとのことでした。
明日は親父の店舗の修理の立ち合いで休みを取っていたこともあり、業者の手配もつけて、施設に行ってきます。
2週間毎に衰えが進んでいますが、自分では対応できないだろうと思います。

認知症の兆候がはっきりしてきたのが10年前。
物忘れがひどくなり、テレビのリモコンが使えないやら会話が理解できなくなり、時にパニックになったりということがありました。
半年かけてなんとかごまかして脳外科に連れていき、血管性の認知症の診断を受けて要支援2でした。
在宅ケアのプランを練ってたら、腎臓がんが見つかり、摘出手術を終えて、認知症がさらに進行し、一人でいると不安で、自分から介護施設に入ると言い出し、9年前に入所しました。

診断が下りて9年半、3月には90歳です。
ここから先は一気にくるかもしれません。

母も少し弱ってきたかなと思ってたら、敗血症であっけなく亡くなってしまいました。
今の親父も、その時の母の状態とあまり変わらないので、何が起きてもいいように気持ちの整理はしておくつもりです。
コメント
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