気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

GW初日

2013年04月27日 | つぶやき
ゴールデンウイークが始まりました。

暦どおりで大型連休とはならないので、特にどこか行くわけでもなく、家で大人しく(?)しているつもりです。

今日は、父親が入所している施設に行ってきました。
親の話は書くのが辛いことばかりですが、他の方のブログなどで情報を得たり、勇気づけられたりしていますので、気持ちの整理を付ける上でも書くことにします。

連休中は入所者の中には連れ出してもらう方も多く、昨年末に俺の家族もすぐに来ると思い込んでずっと入口に立っていたり、愚痴を言って入所者の方とトラブったことがありました。
31日に行くと施設の方から本人に伝えてもらってたのに・・・
そこで、今回は連休初日に昼食に連れ出しました。

認知症は進んできました。
先月より、問題行動が鮮明になっています。

半年前は記憶障害と不安感で一人暮らしできないことから施設入所となった訳ですが、その当時は大きな出来事の記憶、例えばテナントの家賃が未納で裁判で撤去命令を出してもらったことなどは残っていたのですが、今は半年前に腎臓癌の手術をしたことも前述の裁判の話も飛んでしまって、2年前に孫が大学生になったこと、2年半ほど前に湯を沸かしていることを忘れてしまって鍋を空だきしたことぐらいしか記憶がありません。
それ以外は認知症が始まる前に何度も刷り込まれたものぐらいしか残っていません。

自分の思いついたことは、作話で埋めながら流暢に話すことはできますが、他人の話は理解できず、問いかけには答えられない状態です。

食べたいものは何かと尋ねても「何でもいい。」といいますが、好きな食べ物も何か分からない状態です。
買い物に行きたがるので、食事の後にコンビニにお菓子を買いに行きましたが、お菓子を見ても何を買っていいか分からない状態です。
家族がついていても外食や買い物は混乱しているのが見て取れます。

外での話も、食事のことは一切言わなくて、自分は健常者であって、施設にいる必要はないとそればかり。
施設の人に今日は家族の人と一緒に食事に行くんだよと言われても忘れてしまうのはまだしも、出かける前にトイレに行ったら私が外で待ってることすら忘れてしまいます。

施設に戻って服などの確認をしましたが、長袖と半袖のシャツの違いが認識できなかったり、ベットの敷きパッドを掛け布団と認識してしまい、何度説明しても理解できなかったようです。

今日のやり取りも1時間もすれば忘れてしまうのでしょう。
外食に連れ出す必要もなければ、面会する意味もないような状況でした。

母親も面会に行っても、ウワーとなってしまって施設の方がさりげなく引き離してくれる状態です。
4月中旬に面会に行ったところなので、母親は5月末に様子を見に行くつもりです。

こんな気の重い話は、最初に片付けました。
明日からがゴールデンウイークの始まりです。
コメント
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