気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

Gary Moore

2011年02月11日 | つぶやき
は塾で最後の追い込み、は美容院に出かけて、とお留守番です。

エレキ小僧だった私の5大ギターヒーローは、
ラリー・カールトン
リー・リトナー
アル・ディメオラ
ジェフ・ベック
ゲイリー・ムーア
でした。

先日亡くなったゲイリー・ムーアは、典型的なロック・ギタリスト。
必殺の早弾きと、カルロス・サンタナも真っ青の「泣き」が武器で、自らのボーカルを絡ませてハードロック界を狭く深く突き進んでいきました。
'83年の「Victims Of The Future」までは、シンプルでストレートなロックやバラードを演奏し、クサかろうが、ワンパターンだろうが、必死で歌い、弾きまくるのは感動ものです。

「Run For Cover」では打ち込みやオーバーダビングが大胆に導入されてハードさに磨きがかかりコテコテ度満点。
早逝したThin Lizzyのフィル・リノットに捧げたゲイリーのアイリッシュ魂が爆発する代表作「Wild Frontiers」では、曲作りやアレンジもゲイリーしかなしえない独自の世界が展開されます。
個人的には、このアルバムが一番好きです。

そして「After The War」では、もはや掘り下げようのない深い濃密な世界が展開されていて、天国のフィル・リノットが「俺もやりたい!」と思ったであろう「Blood Of Emeralds」、巨匠度満点の「The Messiah Will Come Again」が収録されています。

これ以上何を掘り下げるのか・・・と思ったら、次はブルース作品の「Still Got The Blues」。
路線変更には賛否両論ありましたが、アメリカで新たなファンを獲得し、300万枚というゲイリー最大のヒット作になったと記憶しています。
以降はブルースが中心となり、次作の「After Hours」までは、付いていった私も、子供が生まれたこともあって、以降の作品は聞かなくなってしまいました。
売れ線よりは、ロック馬鹿に魅力を感じていたのかもしれません。

押入から久しぶりにエレキとアンプを取り出して、ゲイリーのフレーズをなぞってみました。
今持っているセミアコでは図太い音が出せないし、ガッツあふれるフレーズはとても弾けないけど、フレーズは指が覚えていました。

そういえば、ゲイリー・ムーアと本田美奈子が組んだ「愛の十字架」という曲がありました。
一回バンドで練習してお蔵入りした記憶があります。

早速、アマゾンでダウンロードして聞いています。
坂本冬美のカバー集を凌ぐ濃密さ・・・

二人ともいないんですね・・・
コメント (2)
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