気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

ATH900(その2)

2009年06月13日 | 音楽
眞鍋かをり曰く、

「頑張るたびにご褒美買ってたら、そろそろ欲しいものが無くなってきたよ。
これをご褒美インフレといいます。」

アラサーでこうなるのですよ・・・

「限界効用低減の法則」ってのがありまして、最初の1杯のビールはうまいが、2杯目は1杯目ほどうまくない、3杯目は2杯目ほどもうまくないってものです。

さらに「限界効用均等の法則」ってのがありまして、

ビールばかり飲んでいてもしょうがないので、ワインを飲んでみよう

酒ばかり飲んでいてもしょうがないので、グルメしてみよう

たまには旅してみよう

てな具合に、色々なことを組み合わせた方が、同じことばかりしてるよりも楽しいというものです。

経済学部出身です

アラフィフともなれば、最初の一杯目がないのですよ。
なんでもかんでもかじってきたしなぁ・・・

チャラチャラせず腰据えてが基本ですが、独身のようにドカンと資金を突っ込む余裕はないし、昔ほど体力に余裕もない。

そんな中で、ポテンヒットだったのが、モニターヘッドホーン。

今まで明瞭に聞こえなかった音が、はっきり聞こえます。
もう一度、CDを聞き返そうという気になりました。

例えば、村治佳織。
デッカに移籍してからの「Transformation」を聞くと、ギター全体の音を録音する感じになって、モニターヘッドホーンで聞くと、息をする音が聞き取れます。
ちゃんと音楽に合わせて呼吸している部分があって、これも音楽の一部だと思いますし、このかすかな音で緊張感がグンと漂います。

耳を凝らすと椅子の軋みも聞こえます。
本来は聞こえないようにしたいのでしょうけどね・・・

キースジャレットの「ケルン・コンサート」を聞くと、ペダルや椅子のきしみが聞こえます。
生々しいと思ってたら、音が変な飛び方をするぞ・・・
ディスクを掃除して3回繰り返しても同じ位置でおかしくなる。

初期の頃の輸入盤のCDって、接着剤の質が悪いのがあり、20年程度で寿命がくるのがあるそうな・・・
以前にもそういうのがあったんだけど、これもそうかな

欲しいものはなくても、ライブラリーを維持するために散財しなければならないようで・・・
コメント (1)
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