久し振りに、奴が帰って来た。タイの日本料理専門店で働いてる同級生！僕らは、同時期に志しを持ち、この町を脱出！それぞれの料理界の道を歩んだ。
彼は、大阪某有名専門学校を経て超一流の日本料理へ就職、その世界で自分を磨いた！
一方、自分は高２時、担任の兄貴がタマタマ
『東京、六本木で親方をしてるからどうだ！？』
六本木？高２で就職決定！？青過ぎた！
条件は『家の手伝いをする。』それすら、せずに卒業！
正に、『気持ちだけ～』っツ感じで羽田上空で『この街で成功を！』
期待と希望が地を離れたまま、号泣していた！
アレから約２０年、働く土俵は違うものの、管理者として
その地の食の世界を代表する者として、それぞれ自分達は存在する！
奴の契約は更新され、僕の契約証は机の奥でグチャグチャだ！
それぞれの現場で、それぞれの悩み、心地良さ！互いの羨ましさ！
次回逢うときは、益々、美味いものの話と現実に向う料理人として
花のある話をゆっくりとしようね！
それにしてもいつものお土産カップ麺まずいし辛いし、スープン変だし！
酔っ払いには最高の上がり飯だね！
又、逢える時まで、お元気で！
