怒濤な日々Aが完結しまして
今週から怒濤な日々Bに突入しました。
乗り越えるために英気を養おうと
静岡蕎麦&温泉ツアーを決行。
手打そば 卯乃木さん
藤枝の山奥にあります。
以前、14:00前にお邪魔したら
売り切れごめんの店仕舞いに
ボー然として以来の来訪。
じゃあ他で…なんて言えない土地。
卯乃木さん以外、周辺に何も無いんですもの。
今回は満を持して開店と同時に入店しようと思いましたが
渋滞を避けて山道を選んだところ
まあ、獣道でしたわ(笑)
両サイドにガードレールが無い崖っぷちあり、
草木がボーボーと道を阻むは
路面にコケが蒸しているわ(コケ??)
最近人が使っているかどうか疑わしい道を抜け
ようやく5分遅れで到着したら
すでに相当数の先客あり。
何とか1回転目で座れました
開くとお品書き
お品書き、庵のような内外観、
そして調度品、草木のあしらい一つとっても
下世話な日常を感じさせるものがなく素敵。
やや世捨て人感漂う風情ですが
それが「蕎麦」という刹那的な食べ物と合致。
否が応にも期待感が高まります。
せっかくなのでせいろと田舎に
天ぷらもいただくことにしました。
天ぷら
濃厚な焙煎胡麻油をブレンドした油で揚げているよう。
厨房から濃い香りが漂ってきたので
胸焼けモードか…とやや心配しましたが
揚げ上がりは非常に軽やかで風味もやわらか。
瓜、ズッキーニ、山芋、蓬のようなスタンダードなものから
山野草で人参や練り物を挟み揚げしたものや
揚げ餃子らしきものが並ぶ遊び心ある内容。
総じて美味しかったです。
天つゆの上品さも好感度高かったわ。
せいろ
しなやかで伸びやか、という表現がピッタリ。
蕎麦粉と会話したのか…と問いたくなるほど
蕎麦粉の良さを十二分に引き出しています。
香り高く味わい深く、すばらしい食感。
田舎
この太さでこのしなやかさを出しますか…
太い分、せいろより香りは弱く感じましたが
噛めば噛むほど旨味が現れ
力強い歯ごたえながらも無骨ではない。
田舎っぺというより、
鍛え上げた上質な筋肉を持つアスリートのよう。
分かりにくいですかね^^;
蕎麦汁
甘ったるさの無いキリッとした汁。
せいろにはやや醤油が強い気がしましたが
田舎にはバッチリ合いました。
薬味
皮も交わるおろしたての本わさび。
甘みもあり旨いです。
蕎麦湯
とろみをつけた別立てタイプ。
醤油の強さを感じた蕎麦汁に入れると
醤油のカドが丸くなって
鰹の風味がふんわりと立ち上りました。
みりんや砂糖の要素はほとんど感じません。
ご自分で器も作られるのか
お弟子さんらしき人が作られるのか
器全てにその形である意味が感じられ、
蕎麦の味わいを引き立てていました。
買ってしまいました。これで600円。
総評すると「媚びない蕎麦」。
これで一儲けしよう、とか
「どうだ、うまいだろ?」
的な感情が全く伝わってきません。
奇をてらわず、
蕎麦の実が発する声に耳を傾け
彼らがなりたい蕎麦に打ち上げる。
来る日も来る日も、飽きることなく…
そんな印象を持ちました。
辺鄙で遠くてヒョイと行けるお店ではありませんが
またこのお蕎麦に逢いにきたいと思います。
ご馳走様でした!
手打そば 卯乃木
静岡県藤枝市瀬戸ノ谷11658-2
TEL.054-639-0878
営業時間 11:00~売り切れまで
定休日 火曜日・第2&第4水曜日
この後、島田に南下して藪蕎麦宮本さんへ。
冷やかけを一杯だけいただきました。
こちらは写真撮影禁止。
印象だけをお伝えしたいと思います。
お店の運営が娘さんメインになられたのか
極彩色の調度品が増えており
照明も全体的に明るくなり
お店の栞の書体が変わっており
「撮影禁止」の貼り紙が
カラフルな画鋲でとめられ
至る所に掲示してあり……
以前の侘び寂びを感じさせる趣きが薄れていました。
何かが違う、と不安になりましたが
お蕎麦のお味は「流石」と唸る会心の出来。
他では見ることが出来ない細打ちの蕎麦なのに
確かなコシと風味が健在です。
そして、上品極まりないかけ出汁。
おそらく花カツオの香りを移すぐらいに取っただろうダシに
醤油と塩の黄金バランスで作った返しが調和し
酢橘と三ッ葉が香りながらも邪魔しない。
いやはや、美味しかったです。
お汁を最後の一滴まで残さずいただいたことは言わずもがな。
ご馳走様でした!
と、ようやく満腹になったところで
またまた北上して川根温泉に。
源泉掛け流しの濃厚温泉、湯あたり注意。
この日は源泉の温度が43度で
浸かるや否や汗が噴き出しました。
20分間、全身・半身・足浴を繰り返して上がったら
※熱くて肩まで浸かってられない^^;
お風呂上がり20分が経過してもが汗が引きません。
浸透した温泉成分が汗とともに流れ落ちた感じ^^;
おかげでデトックスが出来ました。
ということで、今週も頑張れそうです♪
今週から怒濤な日々Bに突入しました。
乗り越えるために英気を養おうと
静岡蕎麦&温泉ツアーを決行。
手打そば 卯乃木さん
藤枝の山奥にあります。
以前、14:00前にお邪魔したら
売り切れごめんの店仕舞いに
ボー然として以来の来訪。
じゃあ他で…なんて言えない土地。
卯乃木さん以外、周辺に何も無いんですもの。
今回は満を持して開店と同時に入店しようと思いましたが
渋滞を避けて山道を選んだところ
まあ、獣道でしたわ(笑)
両サイドにガードレールが無い崖っぷちあり、
草木がボーボーと道を阻むは
路面にコケが蒸しているわ(コケ??)
最近人が使っているかどうか疑わしい道を抜け
ようやく5分遅れで到着したら
すでに相当数の先客あり。
何とか1回転目で座れました
開くとお品書き
お品書き、庵のような内外観、
そして調度品、草木のあしらい一つとっても
下世話な日常を感じさせるものがなく素敵。
やや世捨て人感漂う風情ですが
それが「蕎麦」という刹那的な食べ物と合致。
否が応にも期待感が高まります。
せっかくなのでせいろと田舎に
天ぷらもいただくことにしました。
天ぷら
濃厚な焙煎胡麻油をブレンドした油で揚げているよう。
厨房から濃い香りが漂ってきたので
胸焼けモードか…とやや心配しましたが
揚げ上がりは非常に軽やかで風味もやわらか。
瓜、ズッキーニ、山芋、蓬のようなスタンダードなものから
山野草で人参や練り物を挟み揚げしたものや
揚げ餃子らしきものが並ぶ遊び心ある内容。
総じて美味しかったです。
天つゆの上品さも好感度高かったわ。
せいろ
しなやかで伸びやか、という表現がピッタリ。
蕎麦粉と会話したのか…と問いたくなるほど
蕎麦粉の良さを十二分に引き出しています。
香り高く味わい深く、すばらしい食感。
田舎
この太さでこのしなやかさを出しますか…
太い分、せいろより香りは弱く感じましたが
噛めば噛むほど旨味が現れ
力強い歯ごたえながらも無骨ではない。
田舎っぺというより、
鍛え上げた上質な筋肉を持つアスリートのよう。
分かりにくいですかね^^;
蕎麦汁
甘ったるさの無いキリッとした汁。
せいろにはやや醤油が強い気がしましたが
田舎にはバッチリ合いました。
薬味
皮も交わるおろしたての本わさび。
甘みもあり旨いです。
蕎麦湯
とろみをつけた別立てタイプ。
醤油の強さを感じた蕎麦汁に入れると
醤油のカドが丸くなって
鰹の風味がふんわりと立ち上りました。
みりんや砂糖の要素はほとんど感じません。
ご自分で器も作られるのか
お弟子さんらしき人が作られるのか
器全てにその形である意味が感じられ、
蕎麦の味わいを引き立てていました。
買ってしまいました。これで600円。
総評すると「媚びない蕎麦」。
これで一儲けしよう、とか
「どうだ、うまいだろ?」
的な感情が全く伝わってきません。
奇をてらわず、
蕎麦の実が発する声に耳を傾け
彼らがなりたい蕎麦に打ち上げる。
来る日も来る日も、飽きることなく…
そんな印象を持ちました。
辺鄙で遠くてヒョイと行けるお店ではありませんが
またこのお蕎麦に逢いにきたいと思います。
ご馳走様でした!
手打そば 卯乃木
静岡県藤枝市瀬戸ノ谷11658-2
TEL.054-639-0878
営業時間 11:00~売り切れまで
定休日 火曜日・第2&第4水曜日
この後、島田に南下して藪蕎麦宮本さんへ。
冷やかけを一杯だけいただきました。
こちらは写真撮影禁止。
印象だけをお伝えしたいと思います。
お店の運営が娘さんメインになられたのか
極彩色の調度品が増えており
照明も全体的に明るくなり
お店の栞の書体が変わっており
「撮影禁止」の貼り紙が
カラフルな画鋲でとめられ
至る所に掲示してあり……
以前の侘び寂びを感じさせる趣きが薄れていました。
何かが違う、と不安になりましたが
お蕎麦のお味は「流石」と唸る会心の出来。
他では見ることが出来ない細打ちの蕎麦なのに
確かなコシと風味が健在です。
そして、上品極まりないかけ出汁。
おそらく花カツオの香りを移すぐらいに取っただろうダシに
醤油と塩の黄金バランスで作った返しが調和し
酢橘と三ッ葉が香りながらも邪魔しない。
いやはや、美味しかったです。
お汁を最後の一滴まで残さずいただいたことは言わずもがな。
ご馳走様でした!
と、ようやく満腹になったところで
またまた北上して川根温泉に。
源泉掛け流しの濃厚温泉、湯あたり注意。
この日は源泉の温度が43度で
浸かるや否や汗が噴き出しました。
20分間、全身・半身・足浴を繰り返して上がったら
※熱くて肩まで浸かってられない^^;
お風呂上がり20分が経過してもが汗が引きません。
浸透した温泉成分が汗とともに流れ落ちた感じ^^;
おかげでデトックスが出来ました。
ということで、今週も頑張れそうです♪