岩手県の山奥まで取材班が出動しました。
一人ですが、何か…
岩手は大学時代の北海道極貧旅行の帰りに
ヒッチハイク(笑)の中継地点にしたのと
去年、世界遺産の平泉をかすったぐらいで
実は深く存じ上げません。
今回は取材で訪れることができたので
短い時間ではありますが
魅力を堪能させていただきました。
小牧空港から花巻空港まではFDA
7:20分のフライトとあって
家を出たのは5:00。
空港の駐車場は120時間無料なので
車で爆走して向かいました。
東北上空は雲に覆われています
本州関東以西は梅雨明しましたが
東北はまだ梅雨明していません。
天気予報はしっかり雨マーク。
ああーーー何とか持って頂戴、と
滅多に神頼みしない私が
手を合わせて祈りました^^;
その願いを聞き入れてくださったのか
奇跡的に撮影していた1時間だけは晴れ!
持っているのか?私。
だって、その前後土砂降りなんだもん。
ああ、角の短い牛さんたち(意外と長かった)を
しっかり撮れてよかった!
取材の内容は割愛させていただきますね。
しっかりお話を伺うことができたので
全体的なスケジュールが押していたところ
当日の宿のご主人から携帯へ電話…
「5時までに来れる?」と。
微妙な時間だから確約はできません、と答えると
「じゃあ、鍵開いてて誰もいないけど
勝手に入って寛いでて」ですって。
何と不用心で性善説な。
私がいい人とは限らないのに。
実際そんないい人ではない、と思います。
ではお言葉に甘えまして、と。
この日お世話になった「明治の館」
酪農や農家、林業に従事してきたご主人が
趣味で始めた農家民宿的なものです。
せっかく山間に来たのだから
山の魅力を味わいたいということと
アニサキスに関連する魚と距離を置きたく
「漁師の宿」とか「海の幸を召し上がれ」的な宿は
選択肢から外したのもありまして^^;
めんどくさい身体になったもんだ…
人なつこい猫ちゃんはリードを付けられお留守番
何をすることもなくゴロゴロしてたら
ご主人が帰ってきて早速夕食開始!
お昼ご飯が14:00過ぎだったから
18:00時点でまだお腹空いてなかったけど^^;
炭を焼べまして
地元の硬豆腐に
味噌を塗り
焼く
食す
お豆腐、おいしい!
この固さが無いと田楽は出来ないんですって。
集落内で作っている昔ながらの豆腐だそうです。
自家製胡瓜の醤油漬け
自家菜園で作った胡瓜。
素朴でおいしかったですよ。
まめぶ
あまちゃんで一躍有名になったそうですね。
スミマセン、あまちゃん、1話も見たこと無いんで^^;
ただ、郷土料理としては以前から興味がありまして。
小麦の団子の中に胡桃とお砂糖を入れて
キノコや野菜の入ったけんちん汁的なものに入れて食すという
私の経験則では全くイメージできない料理です。
団子の中のフィリングが激甘かと思いきや
そんなに甘くなく、胡桃の味がの方が強いので
なかなかオツな味ととらえていただけました。
ジンギスカンスタート
この辺りは牛をたくさん飼育しておりますが
牛は食べるものでなく育てて売る物という認識みたい。
だからかジンギスカンを食べる文化が根付いているみたいですね。
北海道も同じようないきさつなのかな?
チンギスハーンの帽子を象ったこの焼き鍋
各家庭に一台は常備されているとか。
所変われば、ですね^^
ちょっ、ちょっとまって、ちょっと!
ストップ、というまで焼き続けるご主人。
軽く3人前はある量を
そんなハイピッチで食べられませんってば。
もう中学生じゃないんですから~。
写真には写っていませんが
自家製原木しいたけが絶品でした。
普通は秋にしか出てこないんだそうですが
夏にも出る品種があって、
その丸太を放り投げたり蹴っ飛ばしたら
出てきたそうです(笑)
貴重な3枚を全部いただきました。
豆腐と行者大蒜の醤油漬け
お腹がてんこ盛りになったところで
ご主人がおもむろにこの醤油漬けを出してくれました。
すんごい臭いますが、とても美味。
毎年春先に山で摘んで醤油漬けにするんですって。
心無しか身体が芯から温まってきました。
冬ごもりするこの地の人々の
滋養強壮剤になるのかしら。
瓶詰めして封を開けなければ2・3年持つそうですよ。
蕗と蕨の炊いたの
これもその辺で摘んだ山菜。
蕗がもの凄く立派でした。
北海道でも太い蕗がいっぱい生えてましたが
この近隣でも傘になりそうな蕗が群生してます。
今のはもうトウが立ってしまってるそうですが
春先はやわらかくておいしいんですって。
確かにおいしかったです。
途中で買ってきた日本酒を酌み交わしていたら
お礼に、と秘蔵のどぶろく登場。
ヨーグルトみたいな濃度…
ご主人のお気に入りのどぶろくだそうです。
どこかにお願いして分けてもらってるそうですが
銘柄とかはシークレットなんですって。
いろいろとオープンな宿ですが
そこだけは秘密主義なのね(笑)
ちょっとクリスプな酸があって良かったです。
18:00~21:30までサシで飲みまして
高校生からこういう宿をやりたかった、とか
酪農をやってたけど国の制度変更に振り回されて
借金をたくさん作ってしまった、とか、
日本の原風景を子どもたちに伝えたい、とか
いろいろなお話をお伺いできました。
もとは300年以上続く武家のようで
築120~130年を誇るこの茅葺き屋根の家も
よく見ると凝った仕事がなされています。
欄間や板戸や神棚などなど
今の技術では到底出来ない物ばかり。
こういう本物の技術を
子供たちに見せるのもいいことでしょうね。
お喋りとお酒に興じていたら
3:30起床の身体が悲鳴をあげてきたので
薪で炊いたお風呂をいただき、おやすみなさいです。
zzz…
翌朝に続く。
一人ですが、何か…
岩手は大学時代の北海道極貧旅行の帰りに
ヒッチハイク(笑)の中継地点にしたのと
去年、世界遺産の平泉をかすったぐらいで
実は深く存じ上げません。
今回は取材で訪れることができたので
短い時間ではありますが
魅力を堪能させていただきました。
小牧空港から花巻空港まではFDA
7:20分のフライトとあって
家を出たのは5:00。
空港の駐車場は120時間無料なので
車で爆走して向かいました。
東北上空は雲に覆われています
本州関東以西は梅雨明しましたが
東北はまだ梅雨明していません。
天気予報はしっかり雨マーク。
ああーーー何とか持って頂戴、と
滅多に神頼みしない私が
手を合わせて祈りました^^;
その願いを聞き入れてくださったのか
奇跡的に撮影していた1時間だけは晴れ!
持っているのか?私。
だって、その前後土砂降りなんだもん。
ああ、角の短い牛さんたち(意外と長かった)を
しっかり撮れてよかった!
取材の内容は割愛させていただきますね。
しっかりお話を伺うことができたので
全体的なスケジュールが押していたところ
当日の宿のご主人から携帯へ電話…
「5時までに来れる?」と。
微妙な時間だから確約はできません、と答えると
「じゃあ、鍵開いてて誰もいないけど
勝手に入って寛いでて」ですって。
何と不用心で性善説な。
私がいい人とは限らないのに。
実際そんないい人ではない、と思います。
ではお言葉に甘えまして、と。
この日お世話になった「明治の館」
酪農や農家、林業に従事してきたご主人が
趣味で始めた農家民宿的なものです。
せっかく山間に来たのだから
山の魅力を味わいたいということと
アニサキスに関連する魚と距離を置きたく
「漁師の宿」とか「海の幸を召し上がれ」的な宿は
選択肢から外したのもありまして^^;
めんどくさい身体になったもんだ…
人なつこい猫ちゃんはリードを付けられお留守番
何をすることもなくゴロゴロしてたら
ご主人が帰ってきて早速夕食開始!
お昼ご飯が14:00過ぎだったから
18:00時点でまだお腹空いてなかったけど^^;
炭を焼べまして
地元の硬豆腐に
味噌を塗り
焼く
食す
お豆腐、おいしい!
この固さが無いと田楽は出来ないんですって。
集落内で作っている昔ながらの豆腐だそうです。
自家製胡瓜の醤油漬け
自家菜園で作った胡瓜。
素朴でおいしかったですよ。
まめぶ
あまちゃんで一躍有名になったそうですね。
スミマセン、あまちゃん、1話も見たこと無いんで^^;
ただ、郷土料理としては以前から興味がありまして。
小麦の団子の中に胡桃とお砂糖を入れて
キノコや野菜の入ったけんちん汁的なものに入れて食すという
私の経験則では全くイメージできない料理です。
団子の中のフィリングが激甘かと思いきや
そんなに甘くなく、胡桃の味がの方が強いので
なかなかオツな味ととらえていただけました。
ジンギスカンスタート
この辺りは牛をたくさん飼育しておりますが
牛は食べるものでなく育てて売る物という認識みたい。
だからかジンギスカンを食べる文化が根付いているみたいですね。
北海道も同じようないきさつなのかな?
チンギスハーンの帽子を象ったこの焼き鍋
各家庭に一台は常備されているとか。
所変われば、ですね^^
ちょっ、ちょっとまって、ちょっと!
ストップ、というまで焼き続けるご主人。
軽く3人前はある量を
そんなハイピッチで食べられませんってば。
もう中学生じゃないんですから~。
写真には写っていませんが
自家製原木しいたけが絶品でした。
普通は秋にしか出てこないんだそうですが
夏にも出る品種があって、
その丸太を放り投げたり蹴っ飛ばしたら
出てきたそうです(笑)
貴重な3枚を全部いただきました。
豆腐と行者大蒜の醤油漬け
お腹がてんこ盛りになったところで
ご主人がおもむろにこの醤油漬けを出してくれました。
すんごい臭いますが、とても美味。
毎年春先に山で摘んで醤油漬けにするんですって。
心無しか身体が芯から温まってきました。
冬ごもりするこの地の人々の
滋養強壮剤になるのかしら。
瓶詰めして封を開けなければ2・3年持つそうですよ。
蕗と蕨の炊いたの
これもその辺で摘んだ山菜。
蕗がもの凄く立派でした。
北海道でも太い蕗がいっぱい生えてましたが
この近隣でも傘になりそうな蕗が群生してます。
今のはもうトウが立ってしまってるそうですが
春先はやわらかくておいしいんですって。
確かにおいしかったです。
途中で買ってきた日本酒を酌み交わしていたら
お礼に、と秘蔵のどぶろく登場。
ヨーグルトみたいな濃度…
ご主人のお気に入りのどぶろくだそうです。
どこかにお願いして分けてもらってるそうですが
銘柄とかはシークレットなんですって。
いろいろとオープンな宿ですが
そこだけは秘密主義なのね(笑)
ちょっとクリスプな酸があって良かったです。
18:00~21:30までサシで飲みまして
高校生からこういう宿をやりたかった、とか
酪農をやってたけど国の制度変更に振り回されて
借金をたくさん作ってしまった、とか、
日本の原風景を子どもたちに伝えたい、とか
いろいろなお話をお伺いできました。
もとは300年以上続く武家のようで
築120~130年を誇るこの茅葺き屋根の家も
よく見ると凝った仕事がなされています。
欄間や板戸や神棚などなど
今の技術では到底出来ない物ばかり。
こういう本物の技術を
子供たちに見せるのもいいことでしょうね。
お喋りとお酒に興じていたら
3:30起床の身体が悲鳴をあげてきたので
薪で炊いたお風呂をいただき、おやすみなさいです。
zzz…
翌朝に続く。