cheeze_art's blog

The life as the diehard

日曜放談・private message・

2010-11-14 12:18:43 | 虎落り言(Mogari-talk)
体制を守ろうと意図したら、それを見透かされ、殻の弱いところや粗を探されて攻撃目標となる。
攻撃側からすれば、相手が守勢に回った場合、より全体把握がしやすくなり、優位を形成できる。

ギリギリまで耐えてた巨大な龍が目覚めたとき、その増大する力の矛先があらゆる地域へと伸び、
主権侵害に及ぶところは予測されていたことだと思うし、自明の理でもある。

.....取り敢えず巨大な暴れ龍は解きはなたれたようだ。
今や彼らは日本の昭和40年代以降に歩んだ道をその何倍何十倍の勢いで追いかけてきている。

片や技術や労働力を後進国へと移管してしまい、力は他人任せ、経済も疲弊し、魂は薄れかけて、
猿真似のコンプライアンスや評価制度という、殻に閉じ籠もった我が国は太刀打ちできないだろう。

軍事力は他力本願、経済の基本政策は註文を付けられ、他国の法令遵守や評価制度を取り込み、
弁護士や理屈のみが先行するこの国にあっては、本来あったこの国の気概や魂は見失われるだろう。

.....ふと今の日本の現状を考えるときにそう感じた。

中流以上を認識している国民と其処より出でし国を担う政治家なり官僚、選ばれしトップが率いる国。

後はトップに登り詰めた方の器量の問題である。裕福な家庭や安定した環境に生まれ育とうが、
学業優秀、順調な人生で立派な経歴を積もうが、その人間に備った器というものは如何ともし難い。

もしかして近い将来、この国のトップとなる人材は、或る自動車会社がトップを他国より招聘した如く、
何処か国の秀でた元首経験者に願い委ねることになるのやら.......。



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