cheeze_art's blog

The life as the diehard

水無月

2011-05-31 19:48:15 | 歳時記(Spells the season)
台風一過の今日はもうすっかり初夏の気分。

屋外に出れば日射しがジリジリ肌を焦がし、
屋内に居れば蒸し暑さにじっとり汗が滲む。

やはり梅雨間なんだと実感することしきり。

曇り雨、曇り晴れ、曇り曇り雨、曇り晴れ...
週間天気予報にはそのマークが続きます。

幾種かの蛙が啼き、今年の雛鳥は巣立ち、
青葉繁り、水潤沢で蓄えの季節となれり。



........そして明日から衣替えである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユスランメ熟す(downy cherry)

2011-05-30 12:46:56 | あるがまま(Nature)
台風も昨日午後にはその勢力が衰え、熱帯低気圧に変わりました。

そんな午後の青空が覘き始めた頃、隠居家から声が掛かりました。

裏庭のユスランメが真っ赤に熟したので、取るようにと...

で、久しぶりに裏庭へ出向くと、赤い実が撓わに付いていました。



隠居家の母が申すに、今年の桜桃は不出来だが、ユスランメは良いと、

早速笊ごと水洗いし、4つ5つ纏めて口にすると何とも言えない美味...。

今年も自然からの恩恵に与り、初夏という旬の味覚を堪能しました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安息日

2011-05-29 13:16:52 | あるがまま(Nature)
今日はずっと部屋で引きこもり状態にあります。

日頃のストレスからか、この2週間というもの
肩こりと歯痛、頭痛と気怠さを抱え過ごしました。

肩こりは点温膏なるものを一度に10箇所程張り、
歯痛は医者に貰った痛止めと化膿止めを服用。
頭痛と気怠さは自己診断で風邪薬を飲み就寝。

               

加えて今日は迫り来る台風で外出もままならず、
ガラス窓から見える外景色を眺め佇んでいます。

台風時期、高知の雨は地から天に昇り降るよう、
外に出るとバケツで水を浴びせる如く酷い有様。

だから今日は用事があらば、家内空間を移動し、
後はただひたすら部屋内にて安息状態なのです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レストア記( Käfer restore)⑪

2011-05-28 19:35:26 |  Käfer&Bonneville&Vespa&S660&Monkey
愛車のボディレストアが始まって、44日目となります。
昨日所用で出掛けた折、依頼してある町工場に寄り、
そのレストア作業の進捗具合を確認してきました。

その工場は相変わらず、様々な修理依頼車で溢れ、
私の愛車'66 Käferは工場の片隅に佇んでいました。



そして現在の作業進捗度は、ボディ全体面へと移行し、
各所の錆び除去後、錆止め、肉盛り段階にありました。

そして以前サーフェーサー塗装までに仕上がっていた
フェンダー、フロントフッド、リアデッキドア等については、
端部に黒い錆止め剤らしきものが再塗されていました。



そのレストア作業の進捗確認ですが、当初工場側は、
毎日でも立ち寄ってその進み具合を観てくれればよい
とのことでしたが、最近は此方もペースが掴めてきて、
1週間に一度程にすると、素人目にも進み具合が判り、
工程進捗に対するストレスを感じなくなってきました。

そして私のKäferを毎日根気よくレストアしてくれてる
町工場の職人さんへ、この場を借りて「ありがとう」...。



After my car begins body restoration in the small factory in town, it is the 44th today.
I came to the small factory in town when going out by the work and yesterday, I confirmed the restoration status of my car.
As for the small factory in town, a lot of cars to repair were overflowing.
My car '66 Kafer was pausing in the corner in the small factory in town.
After my car begins body restoration in the small factory in town, it is the 44th today.
I came to the small factory in town when going out by the work and yesterday, I confirmed the restoration status of my car.
As for the small factory in town, a lot of cars to repair were overflowing.
My car '66 Kafer was pausing in the corner in the small factory in town.



The present task-progress degree was shifting to the body main unit.
The rusty removal and the corrosion prevention of each body place finished and then the work was during putty forming.
The corrosion prevention drug that the part is black was applied about the fender part, front Hood and the rear deck door with finished surfacer coat.
The present task-progress degree was shifting to the body main unit.
The rusty removal and the corrosion prevention of each body place finished and then the work was during putty forming.
The corrosion prevention drug that the part is black was applied about the fender part, front Hood and the rear deck door with finished surfacer coat.



It got advice from the president in the small factory in town to come every day to the factory and to confirm the restoration status of my car.
However, there was not a change too much even if I came every day to the factory and confirmed restoration status.
Therefore, I that it is possible to have grasped a pace recently decided to confirm restoration status as much as the once to 1 week.
Then, I, too, found the progress and it got not to receive a stress to the work pace which was slowly.
It got advice from the president in the small factory in town to come every day to the factory and to confirm the restoration status of my car.
However, there was not a change too much even if I came every day to the factory and confirmed restoration status.
Therefore, I that it is possible to have grasped a pace recently decided to confirm restoration status as much as the once to 1 week.
Then, I, too, found the progress and it got not to receive a stress to the work pace which was slowly.



In this place, I say " thanking you " to Meister who is restoring my car Kafer perseverance well every day.



My car is doing restoration from 2011.05.28.
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風2号(Songda)

2011-05-27 20:46:06 | あるがまま(Nature)


台風2号が発生して、進路を西日本に取ってきているようです。

現在のところフィリピン東に位置し、中心気圧920hPaと猛烈な勢い。

このまま通り進めば、沖縄へ近づくのが29日未明、
そして四国沖へ最接近が30日未明との予報です。

過去の台風被害の大きなものは210日頃に集中していましたが、
近年の地球温暖化などとも相まって、早い時期の被害も想定されます。

台風に備え、予防処置としての台風養生を十分行いたいものです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

烏の行水(bathe of the crow)

2011-05-26 18:22:12 | あるがまま(Nature)
昨夕のこと、近くの川岸に烏が蹲っていると、近所の主婦より知らせがありました。
早速職場の若者とで様子を伺いに行くと、確かに烏らしきものが水際壁に居ました。

私達はとって返し梯子と土のう袋を下げ、烏の蹲っている岸上縁から梯子を降ろし、
そろり救出を試みましたが、烏の方は驚き、水を掻き分け逃げ惑い、捕まりません。

再び梯子を掛け直し、浅瀬へと追い込み、やっとの事で土のう袋中に捕獲しました。

ではタイトルを何故「烏の行水」にしたかと言えぱ、実際に烏の習性に水浴びがあり、
私的見解として、烏はその際誤って深みに嵌り、加えて下記のような護岸だった為、
歩いて乾かせる場所まで移動も出来ず、困り切って身を隠していたと推察されます。



それから土のう袋に入れた烏を連れ、近所の動物病院で診察を願いましたが却下。
理由は野生鳥獣は条例で扱えないとのこと、公的施設へ持参の旨伝えられました。

ではと電話案内から「わんぱーく高知・アニマルランド」を聞き、連絡を取るも休園日。
今度は施設の管理事務所に勤める知人宅を訪ね、再度連絡するも園の応答無し。

結局自宅へ連れ帰って一晩様子を見ようと、車内の暖房で烏を暖めつつ帰路に就く。
その帰り道、一縷の望みを託すべく休園の「わんぱーく高知・アニマルランド」に寄り、
偶然門口に居た係員に交渉すると、園内の獣医さんに聞いてみるとの返事でした。




帰る道中、ずっと震えてた烏は、車内暖房のせいか何とか立上がるまでになって、
獣医さんに手渡す頃には私を威嚇をするまでに回復して、よい感じとなってました。



一夜明けて今朝、その「わんぱーく高知・アニマルランド」の職員の方から連絡があり、
その後烏は快方に向かい、朝檻から出してやると元気に飛び立ったとのことでした。



以上、日常のようで然し非日常的な出来事の顛末は、Happy endで完結しました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨入り時期

2011-05-25 15:00:45 | 歳時記(Spells the season)
今年の梅雨入りは少し早まるのではないかと思う。

こう毎日鬱陶しい日が続くと、ついそんな風に思ってしまう。

今年の九州南部の梅雨入りは、平年より8日早く昨年より20日早い。

...と言うことは、我が四国地方の梅雨入りも平年は6月5日なので、
そろそろ今週末辺りが梅雨入りなのかもしれない。

それよりそもそも梅雨明けの定義というのを調べてみると、
我が地方を梅雨前線が通過横切るようになると「梅雨入り」。
また梅雨前線が北上または南下、そして消滅などして
再び梅雨に戻らないと判断されると「梅雨明け」だそうです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被災地より帰った若者の話

2011-05-24 09:36:42 | 戯言記(miscellaneous thoughts)


日曜日の夜のこと、知人と共にある郊外レストランにて
先の東日本太平洋沖地震の被災地で業務をこなし、
疲れ切って帰ってきた若者とひととき語り合いました。

彼の業務は、勤め先の会社が請け負った被災地の調査。
それは損保会社委託の建物と構造的被害の損失評価を
決められた時間内で処理報告するという内容だそうです。

借入金の残滓が残った建物、場所に愛着を持つ人の思い、
保険金受取り手がいなくなった世帯のことなど...
条理と情理の狭間で、裁定した彼の苦悩が語られました。

一瞬にして全てが奪われ、その思いをどこに向けるべきか
今、そして今後も続く被災地の方々の苦しみや慟哭が
彼の語る言葉や思い出す表情に切々と現れていました。

今回被災地への業務を通して、彼の心には深い傷が残り、
自然に対する人間の弱さややるせなさが刻まれたようです。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天国も死後の世界もない

2011-05-23 19:20:13 | 虎落り言(Mogari-talk)
 車椅子の物理学者」として知られる英国の物理学者スティーブン・ホーキング博士(69)は、
天国とは闇を恐れる人のおとぎ話にすぎないとし、死後の世界があるとの考えを否定した。
16日付の英紙ガーディアンに掲載されたインタビューで述べた。

宇宙の創造に神は必要ない=ホーキング博士

 ホーキング博士は「(人間の)脳について、部品が壊れた際に機能を止めるコンピューターと見なしている」とし、
「壊れたコンピューターにとって天国も死後の世界もない。それらは闇を恐れる人のおとぎ話だ」と述べた。

 博士は21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)という進行性の神経疾患と診断され、余命数年とされた。
「自分は過去49年間にわたって若くして死ぬという可能性と共生してきた。死を恐れてはいないが、死に急いでもいない。
まだまだやりたいことがある」と語った。

 また、人々はどのように生きるべきかとの問いに対し「自らの行動の価値を最大化するため努力すべき」と答えた。


 
 以上の物理学者スティーブン・ホーキング博士の唱えた説を読み聞いて、
私も同感に思ったし、私が若い頃よりずっと自問自答して抱き続けてきたことをより分かり易く説いて貰った気がした。

 そうなのだ、人が死ぬと言うことは、全く無に帰すると言うことなのだと...、
そこには魂の彷徨う霊界も、善良な行いをした人が逝ける天国も、罪と罰を背負った人の堕ちる地獄もない。
無限も有限もない、漠然とした死後の世界は否定され、シャットダウンすればただ無に帰するだけなのだ。

 仮に私が明日死んだとする。その後はきっと再び同じ私はあり得ないし存在すらしないだろう。
勿論遺体を焼かれ塵芥となり空間を漂っても、あるいはそのまま土に埋められ植物の養分になっても、
また海に流されやがて海洋生物の餌となっても、そこにあるのは以前私だった物体であろうこそ、私は存在しない。

 ただ例えそうであろうとも、人間が人間らしく、また人間としての尊厳を持って生きていくには、
神の存在を信じ、死後の世界、再生(輪廻転生)を確信することが人間の心の裡に必要なのかもしれない。

 荒涼とした砂漠に独り取り残されたり、暗闇に潜む魑魅魍魎に畏怖したり、何より人間の心が怖かったり、
いつ訪れるともしれない世界の終末を案じたり、何より日々の糧を満足に得るためには、信じる対象が必要かもしれない。

人間はこの先も神の如き心の境地に至れないだろうし、死後が無に帰するだろうことを多くの人間は受け入れないだろう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穀物学校(The cereal school)

2011-05-22 17:24:34 | 虎落り言(Mogari-talk)
仕事をしていていつも感じることは、物事には裏と表があり、
それらが微妙な均衡をもって、其処に介在しているのです。

だから業務に際しては、正攻法で臨むだけでもいけないし、
かと言って策を弄しても策に溺れるが如く、それも出来ない。

仕事をする上で、そのことに思い巡らせ過ぎると歯軋りする。
その時間が長くなる程、私はストレスを抱え苦悩に身を窶す。

だからと言って、そのことから逃げるでなく攻撃するでもない。
最近私はそのストレスと重圧感を愉しんだりする術を覚えた。

でもそれは禄を食む業務であり、踏んだ場数から出来ること。
それが自分自身や身内の出来事となるとまた話は別だろう。

今回の業務相手は、かなり手強いと感覚的にそう思っている。
だから経験と感性と思考のモチベーションを高め臨んでいる。


The stop-off of the corporate warrior

そんな戦闘的業務に終始した仕事帰りに立ち寄った場所は、
農と古物をテーマに据えた「穀物学校」という郊外レストラン。

階段を2階へ上った店内は奥行きもあり、良い雰囲気でした。
給仕された珈琲を手にし、私は心のスイッチを切り替えました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする