朝暗き内に車庫へ向かい、空冷エンジン故暫し暖気運転をする。
然し今朝は何だか様子が変、スピードメーター内の赤いランプが点って消えない。
それでもオイル交換したばかりのエンジンは、気持ちよく回っている。
いつも車庫前の人感照明のタイマーが消えるのと同時にギアを入れ出掛けます。
自宅を出て信号二つで自動車道に乗り、それからトンネル三つ過ぎて右に曲がり、
浦戸大橋~桂浜交差点へと進み下り始めた頃、前照灯が暗くなり始めた。
相変わらずメーター内の赤いランプは点きっぱなし、次第に心許なくなってきた。
それでも高知海岸をひた走り、電気消費を減らしつつ職場に辿り着くことが出来た。
確か以前にもこんな現象があったのを思い出し、明けてからエンジン内を確認する。
やはりジェネレーターのブラシが摩耗しスプリングの押さえが弱くなっていた。
職場でそのブラシを2~3度押し込んでみると、やはり赤いランプは消えた。
...原因が判明したので、早めに帰宅し車庫内で簡単に済ますつもりでしたが、
今回は勿体ない精神を発揮し、禿びたブラシを2段重ねで使おうとしたばかりに、
ブラシ接続用の小さなマイナス螺子がジェネレーターのケーシング内に落とし込む。
螺子は奥へ奥へと入り結局出て来ず仕舞い、代替えのプラス螺子で応急処置するも
ジェネレーター内で悪戯をして銅線を切りはしないか、また悩ましい問題が発生。
取り敢えずエンジンは無事掛かり、赤いランプも見事に消灯し、先ずはめでたし...
適度に悩ましきことに直面すると、惚け防止には丁度よい按配かとも思う次第です^^