cheeze_art's blog

The life as the diehard

to my old friend

2010-11-08 14:20:31 | 幼馴染み(To my huckleberry friend)
2010年11月、今年もあとわずかとなりました。

拝啓 私の旧友よ、ご機嫌いかがですか?

私は相も変わらず、日々の生活に追われています。

以前あなたからのメールに書かれてあった”What do you think of “Chipan” or “Japaina” later on? I suggest “Jaina”.”などについて、興味深く読ませてもらいました。

ただ私が思うには、私と弟が例え同じ親から生まれた兄弟であっても、別の人間だと言うこと。
そしてあなたと私が旧友であっても、やはり異なる考え方をした別の固体であり、別の人間だと言うこと。

それはつまり、国と国についても言えることであり、中国と台湾、そして中国と日本は別の国だと言うことです。
勿論、アメリカとイギリスも別の国であり、ドイツとフランスも別の国のはずです。

世界の民族や思想宗教が異なるように、まずそれぞれが別だと言う認識が必要です。

その上でヨーロッパが一つに纏まったEUのこと、中国がチベットやモンゴルを侵略したこと、ロシアが多くの国で出来ていることを論じるべきだと思います。

思想や宗教や言語や民族ルーツの異なる国が大同団結する事には、力のバランスと利害の一致を得るという理由があります。
そしてその力のバランスと利害の一致は、歴史的にみても、その多くがやがて綻びや分裂の危機に向かうことになります。

それは人間関係でもうまくいかないことがあるのに、世界の国同士はより多くの問題を抱えて均衡しています。

歴史で言えば、大東亜戦争の発端は、理由が別のところにあったと認識しています。
そして侵略や植民地政策は、日本だけの行為でなかったはずです。
歴史的にみて、中国から日本への侵略行為がなかったかと言うと、答えはノーです。

人と人が友人関係であるためには、よく理解し合い長い時間を共有することが必要です。
ですから国と国もそうあるべきであり、相互に理解し合い、共有する事実があるべきだと考えます。

今、日本の国は、ある転換期に差し掛かったと言っても過言でない状況にあります。
それは何も中国やロシアからの領有権問題だけに留まらず、アメリカやヨーロッパとの関係もギクシャクし始めました。

それは現政権の不甲斐なさもありますが、続く経済不況にあって、全てに閉塞感が伴い、
奇しくも江戸時代末期の大政奉還に伴う騒動とその後の日清日露戦争へと歴史が動いたような雰囲気です。

歴史は繰り返すと言いますが、長引く世界同時不況の末期に世界大戦が勃発したように、
このまま自由主義経済が破綻に向かえば、誰もそうならないとは断言できなくなります。

人類の知恵と忍耐と努力で、そのような大惨事を繰り返すことがないように願うばかりです。

あなたとあなたの家族が平安でありますように...

2010年11月8日  cheeze_art拝



追伸 今回は私の言いたいことが誤訳されないよう日本語で送ります。

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