大晦日

今年もいよいよ押し詰まり、おおつごもりとなりました。

大掃除を恙なく済ませ、神棚(家祈祷等)、水神さまにおまつりし、

お正月様(天照皇大神宮及び県札、産土大神、絵札)の飾り付けも出来ました。





深夜から早朝に掛けて県外に出ていた子供達も帰省し、

今夕は齢九十四、九十一歳の両家の母も集い、年越しの儀を行います。

昼食会

今日のランチは異業種ではありますが、旧知の方と集いました。

久し振りにお会いしたのは資材会社の役員さん、陸送業の社長さん。

年末のご挨拶と私の転職先をお知らせし、後はいつものように

異業種間の利害を抜きにした情報交換でひとときを過ごしました。

彼らとは共にしたことでもそれ以外のことでも気負いなく話が出来、

互いに業務上は一定の距離を保ちつつも、それ以外は親身な話もでき、

いつの間にか心地好い関係性が構築された不思議な仲間たちです。

雪颪

今朝、里から望む北山一体を覆った雪化粧は陽が高くなると直ぐに溶けて、
午後になるともう向こうの山の稜線は元の黒々した有様になっていました。



頑張って踏み留まっていた雪は暖かな日射しに溶け地面に吸われたようで、
余計に山肌とその稜線がはっきりと見えるようになったのだと思われます。



南国土佐の里から見られる雪化粧は冬季にほんの数回程度の稀少な景色で、
更に降り積もることがあれば子供ならずともなにか気持ちが浮き立ちます。



午後からは北山より冷たい風がビュービューと辺りを曝すが撒く吹き渡り、
こんな日はムサシとの散歩も陽高き内に済まそうと早めに廻ってきました。

初出社

定年後の再就職先が決まり、本日午後から出社致しました。

最初は本社にて書類提出後、必要事項のレクチャーを受け、
その後配属されるテクニカルセンターまで同行させて貰い、
同僚となる方々と顔合わせを行い、早めに退社致しました。

配属先のラボ付きテクニカルセンターは小高き丘の上にあり、
陽当たりも良く、敷地内から太平洋が望める素敵な処です。

はてさて無理を言ってこの社に再就職させて頂いたものの、
未経験分野であり、どれくらいご期待に添えますでしょうか。

鬼ごっこ

母のディサービスお迎えの朝と帰宅の夕は、庭で遊ぶ番犬ムサシの繋がれる時間です。

今日はディサービス、朝は散歩後給餌と共にそのまま繋がれることを是としますが、
夕方は日中気ままに庭で遊んでいた後なので、なかなか繋がれようとはしません。



張られたワイヤーロープに引き綱を走らせる形にして、繋がれる時間は３０分ほど。
その３０分ほどの拘束時間がムサシにとっては我慢ならない気持ちになるようです。

今日も裏庭に避難し木々と草叢を逃げ回り、全く捕まえられない事態となりました。

餌で釣ろうが、屋内に誘おうが、散歩に出掛ける準備をしようが警戒を解きません。



二人がかりで追い込んでも何処吹く風、それでも母の帰宅に合わせ妥協するのか、
鬼ごっこに疲れるのか、やがて大人しくなり自ら繋がれる事を是とするようです。

雨上がり

今朝から降っていた雨が上がり、湿った田道を散歩してきました。

雨上がり、耕した田土は黒くうねり、休耕田は冬枯れた淺黃一色。

散歩しながら、柴犬を覆う体毛色は原野と同化する保護色であり、

赤は枯れ野、白は深き雪、黒は耕作土、胡麻は全適応色なのかと

枯れ野色した一犬と徒然なるままに思いを巡らせ廻ってきました。

日々霜降

このところ寒気団の勢いが増しているようで、
朝の散歩では毎日のように霜降を目にします。

霜降の朝の散歩は革手一枚では直ぐに凍えて、
先行くムサシの手綱を左右持ち替え進みます。

霜降は晴夜に気温が低下して氷点下になると、
水蒸気が凝結して地表に霜が降りるとのこと。

それにしても先行くムサシの足裏は如何かな、
霜で凝った草叢をバリバリ分け進み行くなり。

旅人を連れて

関西からお越しの知人を高知駅に迎え、一路アンパンマンミュージアムへ向かい、

その後みかん産地の山北でみかんを求め、そして赤岡町経由高知龍馬空港、

そして買い物があるとのことでイオンモールへお送りしまたの再会となりました。







午後２時から３時間ほどでしたが、走り走り彼方此方を案内させて頂きました。

帰宅後５時過ぎ、日課であるムサシとの散歩に出掛けましたが、

冬至を過ぎたばかりの今時分は５時半には既に薄暗き夜道を歩くが如く。



日暮れと共に気温は著しく下がり、早く家に戻ろうと思えどもこんな日に限り

ムサシの彼方此方寄り道、道草嗅ぎの頻度が高く、家に着きし時は辺りは真っ暗闇。

彌榮

天皇彌榮！　

八十五歳のお誕生日　おめでとうございます。

ゆず湯

今日は一年中で最も夜の長い日。冬至です。



雨上がりの朝、ムサシと散歩途中で見た空には
この時期の不安定な天気を暗示する如き鱗雲が。





空気が乾燥する今時分は流感が蔓延する時節。

どうやら私も人並みに風邪を引き込んだかのよう、
一昨日より喉奥のいがらっぽさと寒気に苛まれ、
風邪薬を服用し、のど飴を舐めて養生しています。



冬至の今日は午後早めに自家栽培のゆず湯に浸り、
部屋を加湿加温し、じっと邪気退散を祈っています。



日南の限りを行て日の短きの至りなれば也（暦便覧）