各駅停車駅

始発が通過したのは、まだ夜明けきらぬ5時半でした。

詰所や他の病室が寝静まったままの院内の廊下を、
散歩の装いに変えて彷徨ってみました。

そのまま屋外に出てみるのも良いかなと思ったけれど、
昨夕から続く微熱と術後の傷が癒されてないことを思い、
薄暗い廊下を音静かに移動するだけに留めました。

今日は一様に降ったり止んだりの薄暗き日となりました。
知人が訪問後、暫し談義などして気晴らしが出来ました。

各駅停車の列車が止まり、学生が数人降りてきました。

夏の気配

入院三日目。個室から別の個室に移った。

前部屋からは北西の景色が望めたが、今度の部屋からは南が見えている。

目の前はＪＲのこぢんまりした駅があり、二つの線路には跨線橋が架かっている。

辺りは、時折ヂーゼル機関車が以外、静かな田園風景が続いているばかり。

窓の外は、もうすっかり夏空が拡がり、ベランダには影がくっきり映し出されている。

自己啓発

入院生活二日目。長時間寝台に横たわることに慣れてきた。

昨夕、患部の切除手術が終わり、後はただ寝てばかりいる。

予め病院側の説明では七日から十日で退院できるとのこと。

腰痛と痔核除去、それに総合検診で毎年要経過観察になる、

中性脂肪と内臓脂肪の値を改善をすべく、自己啓発し始めた。

身体メンテナンス

今日から休職して、約１０日間の病院生活が始まりました。

普段の業務多忙時は、なかなかこのような機会が得られないが、
今回昨年度の仕事が一段落し、次のプロジェクトが頂けたという、
丁度端境期のこの時期に、自身のメンテナンスに踏み切りました。

朝病院に到着し、院長の診察を受け、職員から入院の説明を聞き、
午後からの大腸検査等の準備を終え、今寝台上に佇んでいます。

スクーターで散策

昨日病院で診断を受け、明日から１０日くらい病院暮らしになりました。

．．．で、午前は下準備や私の居ぬ間の申し伝えや業務報告をしました。
そして午後はスクーターに跨がり、いつもの腰痛治療に出掛けてました。

行く途中、コンクリート製畦道を通り、農道から市道、そして国道を横断し、
再び市道、そして住宅街の裏道を通り、病院の南側駐車場に着きます。

帰り道は勿論その全く逆を通るわけですが、所用を済ませた余裕からか、
煙突から上る煙の行方を想ったり、道草を喰う子供を横目で追い掛けたり、
稲穂が早垂れ始めたことを認識したりと、色んな風景を愉しめたりします。



Human beings may be malignant cancer cells for this global environment.
Human beings' prospering and it may lead to disappearance of global environment.

雨の情景

来る日も来る日も雨が降る、ただ今梅雨真っ直中。

朝から職場では空間に湿度が重く蔓延し、

少し動くと全身にジトーっと厭な汗が定着している。

今日は職場を早退して、二つの病院に出掛けた。

最初の病院は、尻の不具合を見て貰い、

次の病院は、腰の不協音修正プログラムであった。

夕方も゜やはり外は雨が降っている。

安息日

朝から雨．．．今日は安息日。

ただじっと部屋に籠もる．．．

昨夜の美食を反芻する思いで、

今日一日は粗食に徹している。

今日はただただ心閉塞させ、

穏やかに神妙に安息日とする。

ヤマモモ狩り

知人に誘われ、東方へ１時間ほどの所へ、ドライブしてきました。

その岬にあるヤマモモ群が、今丁度食べ頃となったと言うので．．．



それらヤマモモが未だ高木に至ってないこともあり、手近に穫れ、

各々が大きいコンビニ袋を二つ三つ持ち、１５分程で満杯になった。



その後饂飩屋で腹拵えし、彼方此方寄り道して帰路に就きました。

梅雨の晴れ間

今朝まで降っていた雨も夜明けには上がり、日中は快晴の夏日となりました。

そんな今日は社屋内で過ごしたので、青空の恩恵を与ることが叶わずでした。

しかしスクーターで帰る道すがら、光と風と夏の匂いを感じることが出来ました。

その天気も明日は曇り、そしてまた日曜日には崩れ、梅雨空に戻る予報です。

夏至

今日から夏至．．．一年中で昼が一番長い時期である。

そして梅雨の晴れ間は、一番紫外線が強い時期でもある。

先日タイ旅行で日焼け、帰国後スクーターで走り回り日焼け、
紫外線量が急であった為か腕の露出部がブツブツしている。



陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也（暦便覧）