アクシデント

今日は業務上、厄介なトラブルが突如発生した。

それに至るまでの経緯は当然あっただろう、
しかしまずは原因究明を行い、その対策を考えた。

原因は機械メーカーの計器類の不具合にあったが、
それを信用するあまり、チェックを怠るという人為的ミスもあった。

現時点でそのトラブルによる損害は、
工程が３日遅れ、ある程度の出費が必要だが、
其処に至った潜在的不適合の洗い直しが必要だと痛感した。

明日はチェック体制を整え、不適合因子の除去に取り掛かる。

朝は朝星、夜は夜星

近頃は、朝の出勤も夕の退社も暗い道中を走ることばかり。

こんな時よく思い出すのは、祖父がいつも言ってた
朝は朝星、夜は夜星と言う言葉です。

祖父の頃は交通の便も悪く、遠き職場に向かうのに
朝家族が起きやらぬ前に家を出て、仕事が終わり帰宅時も
晴れた日はいつも頭上に星が瞬いていた。

結局私も祖父や父と同じ職種に就いて、同じことをやっている。

既視感(already seen)

いつか見た感じがする光景ののことを既視感(déjà-vu)という。
写真の建設機械のある現場状況について、私はふとそんなことを思った。

そうそれは子供の頃の写生会で描いたその光景そのままだと．．．
そしてそれが私の潜在意識の中に棲み着いて、現実のものとなった。

青年となった私は別の学業、別の職業に憧れ、就いたのだか、
いつの間にか現在の職業が天職だと感じ、日々の生業としています。

この職業は、私が生を受けて成人するまで、ずっと空気のように存在し、
あまりに身近過ぎ当たり前過ぎて、自分が就こうとは思いもしなかった。
まして思春期の頃は嫌悪すらした職業に、今はドップリ浸かっている。

実際は既視感とは言わないかもしれないが、もう随分以前視た光景．．．
ある日忘れていた記憶が蘇った、そんな思いがする光景に出会いました。

ナビシステム

遂にというかボチボチというか、必要に迫られ、
我が愛車にもナビシステムを組み込みました。

必要とは業務で県外出張する際の道案内や
メディアから情報収集、それに音楽を聴く等．．

取付場所は、普段余り利用しないこともあり、
思考の末、グローブボックス内に収めました。

その取付作業は、朝起きてから暗くなるまで、
途中休憩を挟みながら、何とか完了しました。

仕上がると早速ナイトドライブに出掛けました。
JAZZを聴きながら、ぐるっとナビドライブ．．．．。

マップマッチングや音声案内も随分進化して、
とても良い具合に機能していると高評価です。

帰宅

さほど遅くもない帰宅であっても、外はもう真っ暗くらのくら。

自宅の周りは田圃ばかりだから、屋外は余計に暗く感じる。

車庫に車を後退させて、ふと向こうを見ると２００m先にある
隣家の明かりが微かに点されて、なぜかホッとするのです。

そしてライトを落としエンジンスイッチを切り、車から降りる。

シャッターを下ろし、門戸を潜り、寝静まった樹木の間を抜け、
石畳通路から玄関に入り、やっと一日の着地点に落ち着く。

夜明け前の光景

．．．この景色が好きだ。

夜明け前ガレージのシャッターを開け、
車に乗り込みエンジンスイッチを捻る。

エンジンチョークが緩むまで暫しの間、
聞こえる排気音と回転計に注意を払う。

そして頃合いになると前照灯を点灯し
やおらクラッチを踏込みギアを入れる。

暗き田道から県道、次に住宅街を抜け、
そして一山越えて浜街道に突き当たる。

今度は太平洋沿いに走り、大橋を渡る
その橋の頂上での風景がこの写真だ。

道は薄暗い、海から陽が少し覗き始め、
青とオレンジとグレーとが混ざった時間。

大口径掘進機

写真は、現在私が携わっている公共事業の現場に置かれた、

内径2400mm雨水管を地中に埋設していく掘進機械である。

こうしてみると、流石に外径2840mmマシンは大きいと感じる。

小雪

本県は山間部以外あまり雪に縁がないものの、
流石にこの時期になると冷たき雨を感じます。

今日午前、市内に幾ばくかの雨が降りました。

雨が降ると、昨日の寒さが少し和らぎますが、
それでも落ちる雨粒が柔らかくなくなりました。



冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也（暦便覧）

薄明(twilight)

今朝はより冷え込みが厳しく、布団から離れ難くありました。

起き抜け素足で廊下を歩くと、足裏が縮こまるほどづつなく
そして洗面所で手水を使うも、水は切れる如く冷たくあった。

その後暗き通路を歩き車庫に入り、愛車のセルを捻り点け、
冷たきシリンダーに火を入れ、長きチョーク作動時間を待つ。

やがて夜明け前の薄明の中を、ライトを点灯しスタートさせる。
寒きを我慢したまま５キロ程走り、暖気が始まると一息つく。

厳しき冬の予感

ここのところ一雨毎に、寒さが深まっていきます。

街ではコートの襟を立て歩く女性が見掛けられ、
通勤バイクなど完全防備で走り抜けていきます。

勤務先も今朝は寒く、着くと同時に暖房を入れ、
日中も冷房に切り替えることなく過ごしました。

明後日から小雪、冷え込みが厳しくなる頃です。