ベトナム初カーフリーデー!9/9@ホイアン市(地球環境基金一般助成事業第3回活動報告)

一般社団法人カーフリーデージャパンは、平成24年度地球環境基金一般助成事業により、今年5月より、ベトナム初カーフリーデー実現にむけて、ハノイ市のNGO「ACTION FOR THE CITY」と一緒に、カーフリーデーレクチャー、シンポジウムを開催し、市民、専門家、行政にむけて、啓発活動を実施してきました。

そして、先月9月9日にホイアン市において、ベトナム初カーフリーデーが実現されることとなりました。「ACTION FOR THE CITY」のみなさんが主体となり、ホイアン市と協同しての実施に至りました。

カーフリーデージャパンも、ナショナルコーディネーターの望月真一が、この喜ばしい初カーフリーデーへ参加しました。

省や市、共産党地方書記長等が参列するオープニングセレモニーでは、カーフリーデー推進役として挨拶しました。また、当日のメインイベントである、500台以上のサイクリストが歴史的地区を中心に走行するデモンストレーションにも参加しました。また、日本国内のカーフリーデーと同様に、カーフリーデーアンケートを実施し、多くの市民の意見をきくことができました。

今回の事業により、日越の市民協同が図られたこと、また、モビリティウィーク&カーフリーデーを通じ、世界との連携もでき、ベトナムの環境・交通まちづくりにおいて、発展の一翼を担えたことと、カーフリーデージャパン一同嬉しく感じています。

今後も、「ACTION FOR THE CITY」と連携をはかり、ベトナムにおけるカーフリーデーの普及を中心に、環境や人にやさしい交通まちづくりの啓発・実践に意欲的に取り組んでいくつもりです。


以下は、望月真一によるレポートです。ご高覧ください。

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先月、ベトナム初カーフリーデーという喜ばしい瞬間に立ち会ってきました。15年前には、世界初カーフリーデー(ラ・ロッシェル市/フランス)に立ち会ったことを思うと、道のりは長かったような短かったよな不思議な気持ちがしています。国内では、2004年の参加から来年で10年目を迎え、ある意味で節目の時期を迎えています。また、モビリティウィークを通じて、アジア諸国でのネットワークの強化にも努めてきましたが、カーフリーデーへ参加をしていなかったベトナムとコンタクトをとりつづけ、ようやく、この日が実現したことは大変感慨深いです。

さて、今回初カーフリーデー実現を果たしたホイアン市は、当時、現在見る多くのアジアの都市のように、まちがバイク洪水となる以前に、自動車がまだ少なかったことも幸いして、中心部への車の流入規制をしてきました。それにより、歩行者専用のまちを再生し、世界遺産となっている歴史的環境や生活環境を守りつづけてきています。また、最近では、ベトナムをリードするエコ・シティを目指すことも宣言しています。

このような背景をもつホイアン市であったからこそ、カーフリーデーの意義に賛同し、今回、カーフリーデーの実施に協力してくれたと感じています。

もっとも、今回は、本来の9/16-9/22のヨーロッパモビリティウィーク期間中には行なわれませんでした。従来ホイアン市で行われている「ノー・プラスチックバック・ディ(エコバック利用促進運動)9月9日」と同時開催でトライアルされました。来年以降のヨーロッパモビリティウィークへ正式参加を意識しての予行練習の意味もありました。

しかし、全国、地方のTV,新聞メディアを動員し、前日から宣伝カーも街に走らせるなど、啓発キャンペーンに力が入れられていました。先に述べたように、ホイアン市では、旧市街がすでに車両流入規制となっていますが、そのエリアの拡大等は、今回のカーフリーデーで実施されなかったものの、日本国内のCFD参加都市にも劣らない内容だったと感じています。

ホイアン市は、ベトナムの多くの都市でみられるような開発一点張りの都市計画とは違って、歴史的街並みと海洋リゾートの地として、将来は、本格的な「環境都市」となるべく、持続可能な都市政策、交通政策をすすめるための重要施策として、カーフリーデーを実施することとなったわけです。

こうした戦略的な都市経営にも感心しましたが、今回、我々のカウンターパートナーとなったACTION FOR THE CITYの、ベトナムの特殊な社会機構におけるNGO・NPOの活動戦略と実行力にも、大いに学ぶこととなった貴重な体験でした。

今後、ACTION FOR THE CITYは、ホイアン市とともに、まちなかの公共空間整備政策を展開し、アーバンデザインの領域においても貢献を図り、活動を拡大していくとのことで、大変楽しみにしています。

ヨーロッパモビリティウィークナショナルコーディネーター日本担当
 
望月真一

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オープニングセレモニーの様子:ACTION FOR THE CITY Ms.GIANGとナショナルコーディネーターの望月真一


自転車パレードの様子:ホイアン市の資源環境局長も参加


モビリティウィーク&カーフリーデー、世界の先進交通政策のパネル展示の様子


カーフリーデーアンケートの様子


インタビューの様子:テレビ局、新聞社より取材を受ける




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「2012松本カーフリーデー(9/22)」終了しました!

9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も全国10都市で開催されました。

今年、カーフリーデージャパンは、「松本カーフリーデー2012」に参加しました。
松本は、2004年からの参加で、今年で9年目を迎えます。

松本カーフリーデーは、一昨年前から、松本城前の大名町通りを追加し、数本の商店街を交通止めにする広範囲なカーフリーエリアを創出しています。

今年も、9/22に、同様のカーフリーデーが実施されましたが、今年は新たに社会実験が同時開催されました。

この社会実験は、松本市の「次世代交通政策」の一環で、まちなかにおける人優先の道路空間とはどのようなものか、広く市民のみなさんに体験してもらうために実施されました。

内容としては、メインストリートである大名町通りが、バス・自転車・緊急車両以外、通行止めとなり、その中で、歩行者空間の拡大、バス・自転車通行レーン、自転車レーン、路上駐輪場、オープンカフェなどが実施されました。また、観光客の多い中町通り(商店街)では、狭さくや一時停止など、自動車がスピードを出しにくい仕掛けが行なわれ、自動車のスピード測定やアンケート調査が実施されました。

大名町通りでは、午前中は、市民の皆さんが普段とは違うこの状況に慣れていない印象でしたが、午後には、車道に人々が溢れ出し、ゆったりと歩いたり、滞在している姿を目にするようになりました。また、中町通りでは、自動車のスピードが抑制されたみちとはどういうものか、その効果や市民の意識を見るよい機会となりました。

松本市では、先に紹介した次世代交通政策において、自動車の利用を減らし、歩行者優先とすることで、健康や環境によい賑わいのあるまちづくりを目指しています。今回のカーフリーデーが、今後の市の施策に反映されることを期待しています。

なお、このようなカーフリーデーは、本来のカーフリーデーに近く、ヨーロッパでは、市民と行政のプラットフォームとして活用されています。

人や環境にやさしい交通まちづくりを実施していく上で、市民と行政の協働は必須です。つまり、市民側にとっては、広く知ってもらうこと、関心をもってもらうこと、そして、参画してもらうこと、行政側にとっては、市民の反応を直接見聞きし、さらには、議論をすることで、政策にフィードバックすることが大変重要となってきます。

カーフリーデージャパンでは、今後、人や環境にやさしい交通政策への展開とつながっていく、このようなカーフリーデーが各地で展開されていくことを期待しています。



大名町通り(カーフリーエリア)の様子
左側:歩行者に解放された空間、右側:バス・自転車通行レーン


高砂通り(カーフリーエリア)の様子
各商店が道路一体まで広がり、訪れた人々と商店街の人たちで賑わうアットホームな空間が広がりました。
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「さいたまカーフリーデー2012(9/22)」 終了しました!

9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も、全国10都市で開催されました。

先日、さいたま実行委員会より、今年の報告が来ました。
さいたま市は、今年で6回目の参加となりました。

例年、「さいたまカーフリーデー」では、大宮駅西口駅周辺を交通止めにし、解放された道路空間を、オープンカフェや電動アシスト自転車試乗会、各種イベントなどに使っています。

今年は、9/22・23の2日間に渡りカーフリーデーが予定されていましたが、あいにくの天候不良により、23日は残念ながら中止となりました。

さて、9/22当日は、鐘塚公園内で、各団体の環境・交通問題への取り組みなどのパネル展示をはじめ、自転車防犯グッズの配布、さいたま市コミュニティバスの展示、駅長服の試着体験などが行われました。また、ステージでは、彩香(観光大使)による市の歌「希望(ゆめ)のまち」などの音楽ライブをはじめ、ステージ上から交通や環境に関する問題(○×クイズ形式)が出題されました。

周辺道路(工機部前通り線の一部区間、停車場線の一部区間、レンガ通り)は通行止めとなり、テーブル・イスが配置されるとともに、路上での演奏が行われるなどのほか、地元商店等の協力を得て、飲食物等の販売が行われるなど、オープンカフェとして賑わいの空間が創出されました。また、この空間を活用した自転車の試乗会が実施され、多くの市民が体験しました。

さいたまカーフリーデーは、6年目を迎え、広く市民権を得てきていると思います。




さいたまCFD 鐘塚公園会場の様子


さいたまCFD カーフリーエリア オープンカフェなどの様子

【写真提供:さいたまカーフリーデー実行委員会】


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「なはモビリティウィーク&カーフリーデー2012(9/22)」終了しました!

9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も、全国10都市で開催されました。

先日、那覇市よりなはモビリティウィーク&カーフリーデーの報告が届きました。
那覇市は、今年6回目の参加でした。
那覇市は、なはモビリティウィーク&カーフリーデー実行委員会が主催しています。

今年は、カーフリーデー9/22と翌日の9/23にイベントを開催しました。
天気に恵まれ、たくさんの市民が来場しました。

今年は、沖縄の道路交通が右側走行から左側走行に変わった当時のバス(34年前の7/30)を使った「なはまちなかウォーク」や「電気バス体験試乗会」が人気で、定員漏れしてしまうほどでした。また、3時間程度かけて、那覇市内の見所をサイクリングする自転車まちめぐりも多くの市民が参加しました。


その他、那覇市では、例年、モビリティウィーク期間中に、クルマに頼り過ぎない生活を心がけてもらう「カーフリー宣言者」を募集したり、レンタサイクル無料貸出し、バスの使い方アドバイスコーナー、みどりのある歩道(除草、剪定のボランティアや造園技術の向上を図るための講習会の開催などの活動)などさまざまな取組みを実施しました。


「なはまちなかウォーク」の様子


「舞台イベント」の様子


【写真提供:なはモビリティウィーク&カーフリーデー実行委員会】
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「せんだいモビリティウィーク&カーフリーデー2012(9/15-30)」 終了しました!

9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年は、全国10都市で開催されました。

先日、仙台の市民団体、「交通を考える研究会」より「モビリティウィーク&カーフリーデー」の報告が届きました。

仙台市は、今年で3回目の参加でした。

仙台市は、昨年まで行政が主体で実施していましたが、先の震災により、今年は、カーフリーデー当日のイベントに主体的に参加していた市民団体が、実施主体として、モビリティウィーク期間中、市民啓発に努めました。

「交通を考える研究会」の皆さんは、仙台市主催の公共交通利用促進イベント「魅力いっぱい! 交通フェスタ2012」(9/15土)に出展し、ブースには自転車のルールに関するクイズコーナーを設け、多くの市民が参加しました。また、モビリティウィークのパネル展示も行われ、アンケートに回答した人にはバス使い冊子「仙台駅前からの路線バス便利帳」が配布されました。

モビリティウィーク&カ―フリーデーをPRするとともに、バスや自転車の利用促進を「楽しく・わかりやすく」実践しました。

いまだ震災復興の課題がありますが、今後も、一層、交通とまちづくりの問題に意欲的にとりくんでいただきたいと願っています。


自転車のルールに関するクイズコーナーの様子


EMW&CFDパネル展示の様子

【写真提供:交通を考える研究会】
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