先月、終了しました「モビリティウィーク&カーフリーデー(9/16-22)」ですが、2010なはモビリティウィーク&カーフリーデー実行委員会より報告がきました。
那覇市は、今年4回目の参加でした。
那覇市では、市の第4次那覇市総合計画の中で、「誰もが移動しやすいまちをつくる」ことを施策とし、その柱として、モビリティウィーク&カーフリーデーが実施されています。
今年は、昨年度の「那覇市交通基本計画」、「那覇市総合交通戦略」の策定を受けて、より一層の周知と、イベントの充実を図り、4つの目標を立て実施されました。
1)カーフリー宣言者の目標1000人(キャンペーンの充実)
2)次世代への「クルマに頼らない暮らし」社会啓発(ポスターコンクール)
3)歩きたくなるなはのまちのみちプロジェクト
4)交通基本計画策定の情報発信(紹介・パネル展示)
1)のカーフリー宣言では、今年もまた、市長のカーフリー宣言を皮切りに、街頭キャンペーンが行なわれ、インターネット等で募集をうけつけ、なんと1,072人の宣言者数があったということです。
2)の次世代への「クルマに頼らない暮らし」社会啓発(ポスターコンクール)については、初の試みでした。市内の小学生(4~6年生)を対象に「クルマに頼らないなはのまち」と題してポスターを募集。親子そろって「クルマに頼りすぎない生活」を考えるきっかけとなりました。
3)歩きたくなるなはのまちのみちプロジェクトでは、那覇特有の暑さに対処し、歩きやすい環境づくりを考えました。平日、通勤者を対象に、日傘の無料貸出しを中心としたイベントを行ないました。普段日傘をもつことがない男性に受けがよかったようです。また、アピールとして、市長を始め、みなさんでパレードを行なったそうです。
なお、ゆいレールおもろまち駅で日傘の無料を継続して行なっています。
4)交通基本計画策定の情報発信(紹介・パネル展示)では、平成21年度から20年後の那覇市の交通まちづくりの基本姿勢を示す那覇市交通基本計画、その中でも5~10年以内に実現するべき取り組みを那覇市総合交通戦略として、策定されいます。「クルマ中心のまち」から「人中心のまち」への意識の共有をパネル展示で、図りました。
その他、国際通りを中心に、交通・環境に関する各種イベントがたくさん実施されました。
9月12日 市長のカーフリー宣言
次世代への「クルマに頼らない暮らし」社会啓発(ポスターコンクール)
歩きたくなるなはのまちのみちプロジェクト
那覇市交通基本計画策定の情報発信(パネル展示)
自転車でまちづくり集合写真
【写真:2010なはモビリティウィーク&カーフリーデー実行委員会提供】