モビリティウィーク&カーフリーデー日本アワード2012 受賞者決定!

毎年、9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
昨年は全国10都市での開催となりました。(仙台市、さいたま市、横浜市、逗子市、松本市、富山市、福井市、大阪市、高松市、那覇市)
昨年は、富山市と大阪市の市民団体が新たに加わり、各都市でさまざまな取組みが展開されました。

カーフリーデージャパンでは、例年、「モビリティウィーク&カーフリーデー日本アワード」を実施しております。
昨年末に審査会が開かれ、以下の通り決定いたしました。

受賞団体の皆様、おめでとうございます!
今回、惜しくも受賞にならなかった参加団体の皆様につきましても、様々な点で講評がございます。
今後の取組みを期待しております。

一般社団法人カーフリーデージャパン

   

          
◇受賞発表

カーフリーデージャパンは、この度、モビリティウィーク&カーフリーデー2012におきまして、移動に関する様々な問題を考える機会を市民へ提供し、新しい都市交通政策の展開を進展させるため、「モビリティウィーク&カーフリーデー日本アワード2012」として、まちづくり貢献賞、イベント・プロジェクト賞、市民向けアピール賞、カーフリーデーベストショット賞を以下の通り決定致しました。(平成24年12月20日審査会実施)


受賞団体


■ 特別賞
今年新設!
  ※全ての賞において優秀な成績を収めたとし、特別賞として表彰  
  
  なはモビリティウィーク&カーフリーデー実行委員会


1.まちづくり貢献賞

  松本市ノーマイカーデー推進市民会議

2.イベント・プロジェクト賞
  横浜カーフリーデー実行委員会
  カーフリーデーふくい実行委員会
  
3.市民向けアピール賞
  さいたまカーフリーデー実行委員会

4.カーフリーデーベストショット賞
 「オープンカフェ」:さいたま市(さいたま市)   
 「歩行者と公共交通機関が共存する大名町通り」: 真田 俊晴さん(松本市) 
 「児童館の子供たちも、今日は主役」:松原 光也さん(福井市)   
 「マナーを守ってサイクリング!」:那覇市都市計画課 金城 聡さん(那覇市)



審査委員


委員長 太田勝敏(東京大学名誉教授)
委員  上岡直見(環境自治体会議 環境政策研究所)
委員  望月真一(EMW日本担当コーディネーター)
※敬称略



※なお、審査結果の詳細(受賞理由、他応募都市講評、カーフリーデーベストショット賞作品など)は、以下をご覧下さい。
審査結果(PDF)
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2012年フランス都市・交通政策視察報告

今回は、久々に、海外の都市・交通政策の報告です。

カーフリーデージャパンでは、今月、フランスのディジョン市、リヨン市まで、都市交通政策の視察に行ってきました。

今回は、ディジョン市のトラム開通(第二路線)にあわせて、その開通式やトラム沿線のデザインをてがけたデザイナーによるお披露目会へ参加することが目的でした。

また、近隣のリヨン市で光の祭典が行なわれていたこともあり、帰りには、リヨンにも立寄ってきました。

モビリティウィーク&カーフリーデーの目指すまちの姿が、今回の視察のディジョンやリヨンでもよく見受けられました。

日本でも各都市でモビリティウィーク&カーフリーデーを通じ、環境や人にやさしい交通まちづくりにむけた取組みがなされていますが、総合的な思想のもと、都市・交通政策がなされているところはまだまだ少ないと思います。

来年は、モビリティウィーク&カーフリーデー日本参加10周年になります。

日本のモビリティウィーク&カーフリーデーの次のステージは、いまや、海外の先進都市では当たり前のように行なわれているように、抜本的な交通政策・都市政策とむすびついたモビリティウィーク&カーフリーデーの展開です。それには、市民・行政の協働が不可欠となっています。

来年は、既存の参加都市の取組みの益々の充実と、モビリティウィーク&カーフリーデーに賛同してくれる新規参加都市を期待しています。

カーフリーデージャパン一同


■2012フランス都市交通政策報告をダウンロード

以下は、報告PDFより抜粋です。

■ディジョンのトラム開通


フランスのトラム導入は、ついに2-30 万人都市にまで及んできました。かつて、トラムがある都市が3都市までに追いやられた状態から、今では、そろそろ30 都市に迫ろうとしています。最近のトラム導入では、都市規模的に無理をしているためか、様々な方法でローコスト化が図られています。

ディジョンのトラムも同様で、すでに導入されたブレストと同じ車両を共同注文しています。しかし、ブレストとは色違いで、ディジョンの顔となるようカシス色のトラムにしています。整備はローコストですが、デザイン的な工夫を織り込みながら十分に美しいトラムの町並みに一新されました。

開通したトラム2 路線は、一部同じ部分を走りますが、2 路線の延長20km に35 駅の駅があり、毎日9 万人が、バスとトラムの公共交通ネットワークを利用します。トラムは一路線3.5-4.0 万人/日の乗降客があるので、小都市としては、何とか、及第点の利用だと思います。今後、沿線の整備が進むと、乗降客も相当増えることは間違いありません。現状で、トラム沿線500mの範囲内に居住人口の32%、就労人口の37%をカバーするという効率的な設定になっています。

また、以前は、町の中心部の歩行者専用道路のトランジットモール部分は、最も人々が行き交うところであるとともに、バス路線が集中し、常にバスが連なっているほどの多さでしたが、トラム導入に伴い、バスを通さずに、完全な歩行者専用道路化となりました。

トラムは、その町の中心軸のトランジットモールから、少し離れた道路に平行して走らせているのですが、少し歩かなければならなくなったので、中心部の賑わいが損なわれていないか、気になっていました。しかし、真冬にもかかわらず、ゆったりと歩けるためか、かえって、より多くの人でにぎわう歩行者空間に変わっていました。


■ トラム第二路線開通。試乗する人々で溢れる。この日は無料。



■ まちなかの広場で盛大に行なわれたトラム開通式。
  かつてはまちのメインストリートの西端に位置する
  駐車場とロータリ-であったが、現在はまちなかの
  重要な場所と生まれ変わった広場。



■ かつては、バスが渋滞する程の中心部のトランジットモール。
  トラムが開通した事で、完全歩行者専用道路化となり、人々で溢れる。


■リヨン 光の祭典について

様々な都市で光の祭典を行っていますが、おそらく、リヨンが、都市レベルで行った最初の都市と思います。3 日間、夜間に、中心部で人が溢れているという、想像をはるかに超えた、大規模ですばらしい一大都市イベントでした。
リヨンは、1989 年から、公共空間整備政策を進め、市域全体で300-400 ヶ所のほぼすべてのオープンスペースを、車から人中心の広場、公共空間に転換してきました。これは、一大アーバンデザインプロジェクトで、美しく快適な街に転換を果たしてきました。
もともと、近世、近代の歴史的町並みは、すばらしかったものの、以前は建物も黒ずんだままで、アスファルトと車が目立つ大都市で、中心部には人が少なくすさんでいました。
しかし、先の政策により、瞬く間に見違えるほどに美しい街となり、さらに、都市交通政策においても先進都市となり、この20 年で大きな都市改造が成功し、豊かな都市生活の舞台となっています。
こうした美しい都市空間だからこそできる、観光イベントと言えますが、それよりも、市民全体の都市文化イベントだと思います。


■まちなかのいたるところで、歴史的建造物がライトアップされる。
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「2012逗子カーフリーデー(9/22)」終了しました!

9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も全国10都市で開催されました。

先日、「歩行者と自転車のまちを考える会」から、カーフリーデーの報告が来ました。

逗子市は、今年で4回目の参加となります。
毎年、「歩行者と自転車のまちを考える会」の皆さんが頑張っています。


今年のカーフリーデー(22日)は、昨年同様、クイズラリーが行われ、親子連れや子供が楽しみながら街を歩きました。また、自転車の通行実態について焦点があてられ、クイズと調査指令で、市民の皆さんへ啓発活動を行いました。調査指令では、商店街の歩道を通行する自転車の台数を数えてもらい、まちの交通を考える機会をつくりました。

クイズと調査指令は、街中の商店街に設けられたいくつかのクイズポイントにあり、回答すると、景品くじを引くことができます。この景品くじについては、今年も駅前3商店街の皆さんが協力してくれて実現しています。

毎年、地域に密着した取り組みを実践している「歩行者と自転車のまちを考える会」の皆さんには、今後も、カーフリーデーを通じ、「車優先の街から、歩行者と自転車が安心して移動でき、楽しめる街」へと頑張って頂きたいです。


逗子カーフリーデー @逗子駅前広場 会場の様子1


逗子カーフリーデー @逗子駅前広場 会場の様子2


写真提供:歩行者と自転車のまちを考える会
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「モビリティウイークとやま2012(9/18-9/23)」終了しました!

毎年、9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も全国10都市で開催されました。

先日、NPO法人 GPネットワークより、今年の報告が来ました。

NPO法人 GPネットワーク(富山市)は、今年初の参加です。

9/18(火)~9/23(日)の期間中に、モビリティウィーク&カーフリーデーについてのパネル展示を富山国際会議場で行ないました。

9/18には、有料自動車駐車場ユーザーにむけて、通勤時間帯に自転車通勤を呼びかけ、9/21には、自転車通勤を応援する「バイクツーワーク2012」を通勤時間帯に実施しました。その際には、バイシクルエコロジージャパン運営の自転車ツーキニスト(自転車通勤者)応援ブース!「バイカーズオアシス」にて、無料空気入れや朝食バナナを提供しました。
約1時間に150人のツーキニスト(自転車通勤者)が確認され、15人が立ち止まりました。

22,23日はグランドプラザ、大手モールで、公共自転車の「シクロシティ」の試乗と出張登録サービスを実施しました。

LRTをはじめ、様々な都市交通政策を展開している富山市で、クルマから公共交通、自転車へと、より、市民の行動変容を促すこうした取組みは、今後ともぜひ続けていただきたいです。


モビリティウィークとやま 21日バイクツーワーク2012の様子(1)


モビリティウィークとやま 21日バイクツーワーク2012の様子(2)
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「御堂筋(大阪市)カーフリーデー2012(9/22)」終了しました!

毎年、9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も全国10都市で開催されました。

先日、自転車文化タウンづくりの会より、今年の報告が来ました。

自転車文化タウンづくりの会(大阪市)は、今年初参加です。

自転車文化タウンづくりの会は、自転車を安全快適に利用できる環境を願う人たちが立ち上げた会です。
歩行者も自転車も安心して通行できる環境づくりを、自転車ユーザー側から求めるために、2011年から「御堂筋サイクルピクニック」をはじめています。

目的は、御堂筋に自転車レーンを作って欲しい!とアピールすることですが、それだけでなく、自転車が本来走るべき「車道」を走行することを通じて、自転車マナーの啓発もアピールしています。

2年目の2012年は、ワーキング会議「サイクルピクニッククラブ」を発足し、春と秋の年に2回、御堂筋サイクルピクニックを実施することを決めました。また、秋のサイクルピクニックは、「モビリティウィーク&カーフリーデー」の趣旨に賛同し、9/22のカーフリーデーに行ないました。

当日は、「御堂筋への自転車レーン設置を」「ちゃんと走ろう(自転車マナーの啓発)」をアピールしながら、中之島→御堂筋→長堀通り→堺筋→中之島を2周、参加者180名で自転車走行しました。

この日は、中之島通りの一部で通行止めを行ない、多くの自転車でにぎわいました。

また、カーフリーデーを紹介するパネル展示や、自転車マナーの啓発、さまざまな自転車の魅力発信を行ないました。

御堂筋では、かつて自動車交通量が多かった時と比べて4割減になっている一方で、自転車の通行量は約7倍に増えています。それに連れ、自転車の事故も増えており、自転車だけでなく、自転車も安心して走れる御堂筋の実現は、歩行者にも優しい環境に寄与することと、自転車文化タウンづくりの会のみなさんは、頑張っています。

この「御堂筋サイクルピクニッック」は、今後も実施されますので、ご関心のある方はぜひ、自転車文化タウンづくりの会へお問い合わせください。

自転車文化タウンづくりの会HP



9/22 カーフリーデー 自転車アピール走行の様子(1)


9/22 カーフリーデー 自転車アピール走行の様子(2)


9/22 カーフリーデー 自転車アピール走行の様子(3)

写真提供:自転車文化タウンづくりの会
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「横浜カーフリーデー&モビリティウィーク2012(9/22)」終了しました!

毎年、9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も全国10都市で開催されました。

先日、NPO法人横浜カーフリーデー実行委員会より、今年の報告が来ました。

横浜市は、今年で9回目の参加となりました。
横浜市では、市民団体のみなさんが主体となってモビリティウィーク&カーフリーデーを実施しています。

毎年、市の教育委員会を通して近隣小学校に約4万枚のチラシを配布し、カーフリーデー当日(9/22)は家族連れでにぎわっています。

今年も、例年通り、日本大通(約300m)を交通止めにして、市民のみなさんにクルマのない道路空間、都市空間が提供されました。そこでは、地元の環境・交通に関する取り組み紹介の展示が行なわれ、横浜公園では、各種ステージやイベント、展示が行われました。

今年は、さらに、2つの新たな取組みが行なわれました。ひとつは、日本大通りの通行止め区間を延長し、自転車に関するイベントを実施した事です。そこでは、市民のみなさんが自転車にのる楽しさや利便性を体験できました。もうひとつは、第3会場として、象の鼻パークが加わったことです。そこでは、横浜の港や運河を利用した水上交通の促進を訴える地元の運河沿いの商店街、観光船、船舶関係企業などのコーナーが設けられ、東京海洋大学の電池推進船「らいちょう」の試乗会が行われました。震災時に備えた水上交通の見直し、それによる地域の活性化もアピールしました。

横浜カーフリーデーは、日本がモビリティウィーク&カーフリーデーの参加を開始した当初から、実施されています。
来年は、カーフリーデー日本参加10周年。節目の年に向け、益々のステップアップが期待されます。



今年の新しいとりくみ その1 日本大通りの通行止め区間の延長(自転車の取組み)


今年の新しいとりくみ その2 象の鼻パーク会場(水上交通に注目したとりくみ)
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「2012カーフリーデー高松(9/17)」終了しました!

毎年、9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も全国10都市で開催されました。

先日、高松市より報告がきました。

高松市は、今年で5回目の参加で、9/17にカーフリーデーが実施されました。

高松市では、都心部において、一日、道路を歩行者に開放し、車のない都市環境を皆さんに体験してもらうことで、マイカー使用の見直しや公共交通・自転車の利用促進に関する意識を高めてもらおうと実施されています。

5回目となる今年は、昨年同様、主会場の菊池寛通りと第2会場の美術館通り(いずれも中央通りからフェリー通りまでの区間)の2本の通りで、カーフリーエリアが創出されました。

当日は今年もあいにくの小雨でしたが、啓発イベントや展示は全て実施され、約2万6千人の市民が参加しました。

この様子は、地元の新聞やテレビ・ラジオ等で取り上げられ、恒例のイベントとして「カーフリーデー」の認知度も高まりつつあり、「車の使い方を見直そう」という趣旨も、市民の皆さんの間に徐々に浸透しています。


第5回カーフリーデー高松の開催結果(高松市役所HPへ)


【写真提供:高松市】



 
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「2012カーフリーデーふくい(9/22)」終了しました!

毎年、9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も全国10都市で開催されました。

先日、カーフリーデーふくい実行委員会より報告がきました。

福井市は、今年6回目の参加でした。

今年のカーフリーデー(9/22)は、久しぶりに、福井駅西口交通広場での開催となりました。地元の鉄道やバス会社等交通事業者の協力を得て実施されました。

当日は、鉄道の子供用フリー切符を一律100円にし、路線バスの大人同伴子供運賃を100円とするなど、公共交通の利用促進を促されました。
また、昨年同様、クルマ以外の移動手段での来場者には、代替交通を利用することで得られるCO2削減量、お米3合相当をプレゼントする等、ユニークな企画が好評でした。
さらに、今年は、福井鉄道の新型車両デザインの投票コーナーを設置して、来場者の関心をひきました。

毎年、地域に根ざした独自のとりくみを行っているみなさんですが、6年目を迎え、カーフリーデーを通じ、行政との協働も強化されています。

福井市地域交通課では、今年もイベント通貨を提供し、福井市環境課は、カーフリーデーを、サイクルシェアー(社会実験)のプレゼンの機会としました。福井県県民安全課は、自転車利用促進として、カーフリーデー時に、自転車運転シミュレーターを持ち込み積極的なプレゼンに努めました。

今後もふくいカーフリーデー実行委員会のみなさんには、福井市の官民共働の交通まちづくりの実現にむけて、カーフリーデーを通じ、頑張っていただきたいと思っています。


より詳しくは、こちらをご覧下さい。

◆ふくい路面電車とまちづくりの会HP「カーフリーデーふくい2012開催報告」(ふくいカーフリーデー実行委員会事務局)



カーフリーデー(9/22) パネル展示の様子


カーフリーデー(9/22) イベントの様子

写真提供:カーフリーデーふくい実行委員会
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ベトナム初カーフリーデー!9/9@ホイアン市(地球環境基金一般助成事業第3回活動報告)

一般社団法人カーフリーデージャパンは、平成24年度地球環境基金一般助成事業により、今年5月より、ベトナム初カーフリーデー実現にむけて、ハノイ市のNGO「ACTION FOR THE CITY」と一緒に、カーフリーデーレクチャー、シンポジウムを開催し、市民、専門家、行政にむけて、啓発活動を実施してきました。

そして、先月9月9日にホイアン市において、ベトナム初カーフリーデーが実現されることとなりました。「ACTION FOR THE CITY」のみなさんが主体となり、ホイアン市と協同しての実施に至りました。

カーフリーデージャパンも、ナショナルコーディネーターの望月真一が、この喜ばしい初カーフリーデーへ参加しました。

省や市、共産党地方書記長等が参列するオープニングセレモニーでは、カーフリーデー推進役として挨拶しました。また、当日のメインイベントである、500台以上のサイクリストが歴史的地区を中心に走行するデモンストレーションにも参加しました。また、日本国内のカーフリーデーと同様に、カーフリーデーアンケートを実施し、多くの市民の意見をきくことができました。

今回の事業により、日越の市民協同が図られたこと、また、モビリティウィーク&カーフリーデーを通じ、世界との連携もでき、ベトナムの環境・交通まちづくりにおいて、発展の一翼を担えたことと、カーフリーデージャパン一同嬉しく感じています。

今後も、「ACTION FOR THE CITY」と連携をはかり、ベトナムにおけるカーフリーデーの普及を中心に、環境や人にやさしい交通まちづくりの啓発・実践に意欲的に取り組んでいくつもりです。


以下は、望月真一によるレポートです。ご高覧ください。

***

先月、ベトナム初カーフリーデーという喜ばしい瞬間に立ち会ってきました。15年前には、世界初カーフリーデー(ラ・ロッシェル市/フランス)に立ち会ったことを思うと、道のりは長かったような短かったよな不思議な気持ちがしています。国内では、2004年の参加から来年で10年目を迎え、ある意味で節目の時期を迎えています。また、モビリティウィークを通じて、アジア諸国でのネットワークの強化にも努めてきましたが、カーフリーデーへ参加をしていなかったベトナムとコンタクトをとりつづけ、ようやく、この日が実現したことは大変感慨深いです。

さて、今回初カーフリーデー実現を果たしたホイアン市は、当時、現在見る多くのアジアの都市のように、まちがバイク洪水となる以前に、自動車がまだ少なかったことも幸いして、中心部への車の流入規制をしてきました。それにより、歩行者専用のまちを再生し、世界遺産となっている歴史的環境や生活環境を守りつづけてきています。また、最近では、ベトナムをリードするエコ・シティを目指すことも宣言しています。

このような背景をもつホイアン市であったからこそ、カーフリーデーの意義に賛同し、今回、カーフリーデーの実施に協力してくれたと感じています。

もっとも、今回は、本来の9/16-9/22のヨーロッパモビリティウィーク期間中には行なわれませんでした。従来ホイアン市で行われている「ノー・プラスチックバック・ディ(エコバック利用促進運動)9月9日」と同時開催でトライアルされました。来年以降のヨーロッパモビリティウィークへ正式参加を意識しての予行練習の意味もありました。

しかし、全国、地方のTV,新聞メディアを動員し、前日から宣伝カーも街に走らせるなど、啓発キャンペーンに力が入れられていました。先に述べたように、ホイアン市では、旧市街がすでに車両流入規制となっていますが、そのエリアの拡大等は、今回のカーフリーデーで実施されなかったものの、日本国内のCFD参加都市にも劣らない内容だったと感じています。

ホイアン市は、ベトナムの多くの都市でみられるような開発一点張りの都市計画とは違って、歴史的街並みと海洋リゾートの地として、将来は、本格的な「環境都市」となるべく、持続可能な都市政策、交通政策をすすめるための重要施策として、カーフリーデーを実施することとなったわけです。

こうした戦略的な都市経営にも感心しましたが、今回、我々のカウンターパートナーとなったACTION FOR THE CITYの、ベトナムの特殊な社会機構におけるNGO・NPOの活動戦略と実行力にも、大いに学ぶこととなった貴重な体験でした。

今後、ACTION FOR THE CITYは、ホイアン市とともに、まちなかの公共空間整備政策を展開し、アーバンデザインの領域においても貢献を図り、活動を拡大していくとのことで、大変楽しみにしています。

ヨーロッパモビリティウィークナショナルコーディネーター日本担当
 
望月真一

***



オープニングセレモニーの様子:ACTION FOR THE CITY Ms.GIANGとナショナルコーディネーターの望月真一


自転車パレードの様子:ホイアン市の資源環境局長も参加


モビリティウィーク&カーフリーデー、世界の先進交通政策のパネル展示の様子


カーフリーデーアンケートの様子


インタビューの様子:テレビ局、新聞社より取材を受ける




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「2012松本カーフリーデー(9/22)」終了しました!

9/16から9/22、世界的に行なわれている「モビリティウィーク&カーフリーデー」
今年も全国10都市で開催されました。

今年、カーフリーデージャパンは、「松本カーフリーデー2012」に参加しました。
松本は、2004年からの参加で、今年で9年目を迎えます。

松本カーフリーデーは、一昨年前から、松本城前の大名町通りを追加し、数本の商店街を交通止めにする広範囲なカーフリーエリアを創出しています。

今年も、9/22に、同様のカーフリーデーが実施されましたが、今年は新たに社会実験が同時開催されました。

この社会実験は、松本市の「次世代交通政策」の一環で、まちなかにおける人優先の道路空間とはどのようなものか、広く市民のみなさんに体験してもらうために実施されました。

内容としては、メインストリートである大名町通りが、バス・自転車・緊急車両以外、通行止めとなり、その中で、歩行者空間の拡大、バス・自転車通行レーン、自転車レーン、路上駐輪場、オープンカフェなどが実施されました。また、観光客の多い中町通り(商店街)では、狭さくや一時停止など、自動車がスピードを出しにくい仕掛けが行なわれ、自動車のスピード測定やアンケート調査が実施されました。

大名町通りでは、午前中は、市民の皆さんが普段とは違うこの状況に慣れていない印象でしたが、午後には、車道に人々が溢れ出し、ゆったりと歩いたり、滞在している姿を目にするようになりました。また、中町通りでは、自動車のスピードが抑制されたみちとはどういうものか、その効果や市民の意識を見るよい機会となりました。

松本市では、先に紹介した次世代交通政策において、自動車の利用を減らし、歩行者優先とすることで、健康や環境によい賑わいのあるまちづくりを目指しています。今回のカーフリーデーが、今後の市の施策に反映されることを期待しています。

なお、このようなカーフリーデーは、本来のカーフリーデーに近く、ヨーロッパでは、市民と行政のプラットフォームとして活用されています。

人や環境にやさしい交通まちづくりを実施していく上で、市民と行政の協働は必須です。つまり、市民側にとっては、広く知ってもらうこと、関心をもってもらうこと、そして、参画してもらうこと、行政側にとっては、市民の反応を直接見聞きし、さらには、議論をすることで、政策にフィードバックすることが大変重要となってきます。

カーフリーデージャパンでは、今後、人や環境にやさしい交通政策への展開とつながっていく、このようなカーフリーデーが各地で展開されていくことを期待しています。



大名町通り(カーフリーエリア)の様子
左側:歩行者に解放された空間、右側:バス・自転車通行レーン


高砂通り(カーフリーエリア)の様子
各商店が道路一体まで広がり、訪れた人々と商店街の人たちで賑わうアットホームな空間が広がりました。
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