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「環境と都市生活にやさしい21世紀型の都市交通政策を求めて 」望月真一【世界】10月号!掲載

2009年09月07日 22時33分52秒 | ●新聞記事等の紹介
9/8発売の【世界】(岩波書店)10月号に、「環境と都市生活にやさしい21世紀型の都市交通政策を求めて 」と題して望月真一が論評を寄稿しています。
どうぞ、皆様、この機会に書店でお買い求めいただき、ご高覧下さい。

「環境と都市生活にやさしい21世紀型の都市交通政策を求めて」望月真一(PDF)

★要旨(同ウェブサイトより抜粋)
環境と都市生活にやさしい21世紀型の都市交通政策を求めて―フランスの成功から見た日本―
望月真一

 フランス各地の中核都市には、中心市街地がにぎわう魅力的な街が多い。しかし70~80年代初めまではそうではなかった。日本を越える極端なクルマ優先社会で、公共交通が後退した、住みにくく魅力のない街が多かった。しかしそれは、80年代以降の「都市公共交通の再構築」により激変する。その典型がトラム (路面電車) 導入の成功で世界的に有名なストラスブールである。
 なぜフランスでは、このような政策転換が可能だったのか。交通基本法の制定、地方分権改革、都市計画における住民参加の仕組みづくりなど、政策転換を後押しした社会的背景を解説しながら、日本においても都市公共交通に根ざした魅力的な街づくりは可能かを検討する。

もちづき・しんいち 1949年東京生まれ。1983年早稲田大学大学院都市計画修士課程修了。現在、アトリエUDI都市設計研究所代表、ヨーロッパカーフリーデー日本担当ナショナルコーディネーター。著書に『路面電車が街をつくる――21世紀・フランスの都市づくり』(鹿島出版会、2001年) など。「ストラスブールを見て人生が変わっ」て以来、トラムが復活したフランスの30を越える都市のほとんどを訪れて調査研究し、日本やベトナムなどの都市計画のアドバイザーとして、アジア各国を飛び回っている。


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