ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデー最新情報

カーフリーデージャパンによるカーフリーデーに関わる最新の動きの紹介

「Travel Smarter,Live Better」ー EMW&CFD2010テーマ

2010年04月10日 22時20分29秒 | ●2009年開催に向けての情報
先日、ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデー2010年のテーマが決定されました。
また、ヨーロッパモビリティウィーク公式HPがリニューアルされましたので、ここにお知らせ致します。

今年も、自動車優先社会を見直す契機として、ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデ-が、日本の多くの都市で、活用・実施されることを期待しています。

以下は、2010のテーマについての概要です。(ヨーロッパモビリティウィーク公式HPより抜粋)

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ーTravel Smarter,Live Better(より賢く移動し、より快適に暮らそう)ー


 ヨーロッパモビリティウィーク 2010では、健康とモビリティ(移動)が全体のトピックで、 「Travel Smarter,Live Better(より賢く移動し、より快適に暮らそう)」がテーマとなっています。

 特に、都市においては、近年の自動車交通の大幅な増加は、それがもたらす騒音や大気汚染、渋滞に対する人々の強い反動を引き起こしました。子供やお年寄りなどの交通弱者は、最悪の影響を受けます。交通事故による負傷は、直接的には、EUにおいて、何十万人もの人々に影響を及ぼし、何万人もの死者を出しています。間接的には、自動車交通は、呼吸や心血管システムに影響を及ぼし、ストレスを引き起こし、我々の健康に影響します。

 しかしながら、我々の健康については、はるかに沢山の要素があります。
定期的に体を動かすことは、健康への鍵であり、ストレスを軽減してくれることは、科学的研究により明らかになっています。それにもかかわらず、体をつかわないことは、ヨーロッパで、ますます広範囲にみられるようになっています。自動車利用の増加や、体をつかわないというよくない状況は、体を動かさない、座りっぱなしの生活スタイルの主な原因として考えられ、肥満にも関連しています。車にたよらない移動は、お金をかけずに、簡単に、日課になりうる定期的な運動が考慮されています。よって、持続可能な交通手段として、歩いたり、自転車にのることは、毎日の運動を促進させるのに重要な役割を果たします。

 健康に対する環境の影響は、ヨーロッパの市民にとって、大きな問題です。最近の研究では、約9割近くの人が、「環境は、健康への潜在的影響について関係している」と主張しました。加えて、新しい技術や、ライフスタイル、仕事、生活パターンの変化は、時折、環境へ、新しい予想外の影響を及ぼし、さらには、健康へと影響を及ぼすのです。

 ヨーロッパモビリティウィークに参加する都市や町は、「Travel Smarter,Live Better(より賢く移動し、より快適に暮らそう)」というテーマの下、体をうごかさないことや肥満の問題に取り組むと同時に、市民の身体的、精神的な健康を改善するために、体を動かす移動を奨励するべきです。さらにまた、健康と持続可能なモビリティ(移動)は、都市の生活の質の明らかに高める組合せとして強調されなければなりません。それは、空気と騒音汚染、事故や渋滞を減らしやすくし、車を運転するためではなくむしろ、生活するために、より多くの空間をとり戻すのに役立っています。

 ヨーロッパモビリティウィークは、持続可能なモビリティ(移動)の中心的な役割を伝えるための理想的なプラットホームを提供しています。市民ひとりひとりが、仲間と彼ら自身の健康のために何ができるかを示す一方で、より緑があって健康的な将来について、行政が行なっている対策を、市民へ知らしめています。

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ヨーロッパモビリティウィーク公式HP(リニューアル)

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