まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.914 登録有形文化財巡り・兵庫播磨編

2018-03-23 07:49:00 | 文化財
おはようございます。












今回は昨年の夏に兵庫播磨地方を走った時に巡った登録有形文化財についてお送りしていこうと思います。この旅については本編でも書きましたが、本来は姫路方面に向かうところを山陽電鉄のトラブルで急遽予定変更、神戸電鉄、北条鉄道と乗り継いで、途中で登録有形文化財である北条鉄道の3駅を巡りながら加西市の中心地北条町へと入りました。一応以前に前調べはしておいたのですがほとんどが記憶に頼らなければならない文化財巡り、果たしてうまく行くでしょうか・・・、と言うことでまずは北条町駅の北側を通る旧街道にある家屋、2件の文化財の家屋がが旧街道を挟んで向き合うようにしてありました。そのうちの1軒は町家を利用したゲストハウスとして活用されていて、旧街道の風景に溶け込んで落ち着いた雰囲気で佇んでいる。JTB時刻表では北条町駅に◎がついていて、この辺りが加西市の中心地に当たる所、車が多く走る県道があり旧街道のすぐ北側には中国自動車道も通っている、そんな雑然とした町の中で切り取られたようにある旧街道の風景はこの先もずっと残っていってほしいところ、また機会があれば再訪してみたいと思っています。









福崎町は相棒との旅では初めて来る所、本当はもっと予習してから来たかったのですが今回はそんな事情なので仕方ない、高速と鉄道が通っていると言うくらいの知識しかない所だったが、元は銀山へと通じる道にある重要な地点だったらしい。町の観光案内板を見てみるとこの町は柳田國男の生誕地であるらしい、柳田國男って誰?・・・まあ一応その名前は知っているが、東北の遠野のイメージがあったのでここが生誕の地だとは全く知らなかった。その柳田國男の生家のある辺りは旧街道が通っていて、周辺は公園になっていてその辺りには生家を含んでいくつかの文化財があるらしいとのこと、と言うことで巡って行ってみたのですが、写真1枚目~4枚目までにある旧家、役場跡の建物はどれも町指定の文化財とのこと。国の登録有形文化財となるとデータベースの地図でこの辺りで印がついているのはひとつだけ、町の旧郵便局があるらしい、写真で見るといかにも大正時代だな~と分かる感じの建物、早速その建物がある場所に行ってみると・・・っておや、ないぞ!確かこの辺りなんやけど、と言うのが写真5枚目、6枚目の旧家の壁に接している所、建物があったであろう場所がポッカリと空き地になっている。老朽化か何かで取り壊されてしまったのだろうか、文化財ってそんな理由で壊してしまってもいいものなの?














姫路の中心地と言うと日本が世界に誇る姫路城がある所、どんな文化財もこれには絶対に及ばないと言ってもいいところだが、城の周辺にもいくつか登録有形文化財が点在している。まずは野里の町並、県道から1本脇に入った所に旧街道の雰囲気が漂う町並が続いている、この中に国指定の登録有形文化財のあると言うことだがが掲げられてないのでどの建物かは分からない。写真2枚目の地図を見てもイマイチ分かりにくい、と言うことでここは手当たり次第に写真を撮って行くことに、古い家屋やそれらしい建物を撮って行ったら1枚くらいはかするだろう・・・と思って後で確認してみると1枚だけ写っていた。写真1枚目の左側にある建物がどうやらそうらしいが、周辺には他にも似たような建物がいろいろとあって分かりにくかった、まあそれでもウオッチャーの面目は何とか保てたと言ったところか。写真5枚目、6枚目にあるのは市の中心部からは少し離れた所にある大学の校舎、写真を撮るために敷地内に入るのは自分ルールでタブーとしているが、ここは正門のすぐそばだったのでラッキーだった。でこの校舎、見覚えがあると思ったらなるほど、そうだったのかと言うのが写真7枚目、由緒ある校舎は日本には数えきれないほどあるが、その中でここが選ばれたと言うのもこの登録有形文化財の建物に何かひきつけられるものがあったのでしょうか。さて、今回も時間となったようです、また次回も気楽にお越しくださいませ。       まちみち


最新の画像もっと見る

コメントを投稿