まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2059 しまなみの旅2023年(6)・・・晴れの国岡山県へ

2024-03-27 08:18:58 | 旅行記
よろしくお願いします。











大晦日の走りは今回が2回目、前回は鞆の浦での巡りの記録をお送りしましたが、一番心配だった雨は早速威力を発揮しての降りとなり、途中10分ほど雨宿りする羽目となりました。それでも鞆の浦を離れる時には雨もやみ、雲の間から光も差し込むようになりました、ただこの時期とは思えないほどの暖かさ、やはり気候はこの先も心配が付きまといます。さっき走ってきた道を戻る形で小さな峠を越えて芦田川に架かる橋を渡る、そのまま真っ直ぐ進んで行くとやがて国道2号線に突き当たる。国道を少しだけ逸れた所にあるのがJR東福山駅、新幹線に乗っていて福山に到着する前にスピードが落ちた時に進行方向左手側に見えてくる駅、今回は逆にそこから新幹線を臨むわけですが、その模様についてはこの旅にての新幹線に会いに行こうシリーズにて。駅の横にはJR貨物の東福山駅があって、構内にはたくさんのコンテナを積んだ車両が停まっていた。


















国道2号線を新幹線と山陽本線に沿って岡山方へと進んで行く、地図サイトを見ると国道に沿う形で鴨方往来と言う旧街道が通っている、興味をひかれたのでそちらへと入って行く。住宅地の中の道は急な上り坂、その上り詰めた所に英数学館と言う学校名が見える、何年か前の広島県の夏の予選で広陵にジャイアントキリングを果たした高校です、いずれは広島の強豪へと育っていくのでしょうか。鴨方往来はここから急な下り坂、今度は下りた所に銀河学院とこれまた変わった校名の学校を見かける。結構な峠を越えたのだがここはまだ福山市、JR大門駅を過ぎて再び国道2号線に入るとやがて岡山県へと入る。2023年最後の日にしてこの年初めての岡山県、一昨年はウエストランドがM1を獲り千鳥が快進撃、昨夏の甲子園ではおかやま山陽が日大の付属校を立て続けに破って旋風を巻き起こしました。ドラマから映画になった『推しが武道館に・・・』も岡山が舞台、これ余談なのですが最近よく見かけるJTBのCMに出てくる女の子、どこかで見たことあるな、と思って検索してみるとかつて朝ドラ『とと姉ちゃん』で末妹・・・だから杉咲花の子供の頃を演じていた子とあった、これ前にも見たなあと思って更に検索してみると『推し武道』の舞奈ちゃんをやっていた子だった。ドラマや映画では笑わない暗い感じだったのでCMでは随分印象が違うなあ・・・と、まあどうでもいい話ですね。




















さすがに「晴れの国」を名乗る岡山県だけあって、笠岡では太陽が姿を見せてくれた、これはもう勝利宣言を出してもいいくらいかな・・・と思ったが、浅口市に入った辺りではまた曇り出してきた。浅口市、何か馴染みのない市の名前だが元は浅口郡だったのが市に昇格した感じ、奈良で言うと宇陀市みたいなもんか。その新代表駅が鴨方駅、そしてその次の金光駅は大きな宗教施設の本部がある所、まあ見物していこうとは思わないがこの辺りは最終目的地を倉敷駅へと変更していたのでサラッと通り過ぎて行く。この辺りから国道2号線は自転車で走りにくくなるので山陽本線が近くを通る地元の道へと入る、遠くからは新幹線の走行音も聞こえてくる、次が新倉敷駅だからそろそろ姿も見えてくるはず、いい場所があればまた写真を撮ろうか・・・と思っていると空模様がいよいよ怪しくなってきた。寒くはないが風がきつくなり黒い雲が辺り一面を覆てきて、間もなく雨が降って来たかと思うとすぐに横殴りに襲ってきた。駐車場で雨宿り、旅も終盤でゴールも近い、もうこれくらいの雨ならすぐにもやみそうだしこの先も何とかなるだろう。20分ほど雨宿りして雨も止んだので再び走り出す、空は一気に雲が取れて青い部分も見え始めてきた、さあ、JR倉敷駅へ向けてラストスパートは重要文化財巡りを兼ねての走りです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




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