まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.393 北近江の旅(11)・近江八幡

2016-02-11 21:30:20 | 旅行記
おはようございます。


と言うには遅い時間の更新となりましたが、今日は祝日、そしてめっさええ天気やないかえ~、と言うことで大阪市内まで走って来ました。この前行ったばかりなのにまたまた北浜界隈を走って来たのですが、今回の目当ては登録有形文化財、「こいつまた変なもんに懲り始めよったで」と思われるかも知れませんが、この模様についてはまたいずれの機会にお送りしようと思っております。その前に終わらせるものを終わらせておくべきか、と言うことで今回は北近江の旅、最終章です。









彦根市から東近江市と駆け足で通り抜けて午後4時ごろに近江八幡市内へと入る、とは言っても市の中心地まではまだ距離がある。秋の夕暮れは少しづつ早くなってきていて、日はいつの間にか西の空の低い所に位置している、まあまだ暗くなる時間ではないのだが久しぶりの近江八幡、ゆっくりと巡ってみたいので相棒を漕ぐ足も少し焦り気味になってしまっている。写真3枚目、早くも稲刈りの様子(この日は9月の連休中)、ここまでも至る所で黄緑一面の田んぼの風景を見てきたが、それももう見納めになる頃がやって来るのか・・・って冬の真っ只中に秋の様子を書くのも何か変な気がしますが、お伝えするのが遅くなって季節を越えてしまうとこういう事態になってしまうのはもう仕方のないこととご了承ください。












そんなこんなで近江八幡の中心地、朝鮮人街道から古い町並へと至り日牟禮八幡宮の参道へ、ここはいつ来ても人がいっぱいで、自転車は肩身の狭い思いをさせられてしまう。そんなわけで人の多い所は相棒を押し歩き、ここまで結構な距離を走ってきているので足はガクガクだが、ゆっくりじっくりと町並を巡るにはちょうどいいだろう。この町の風景を象徴する、水郷巡りの船が行き交う八幡堀、ここは『あさが来た』であさとはつの別れの場面のロケ地になった所、写真4枚目~8枚目にその風景を並べてみましたが、有名な場所なのでもうお馴染みと言った所でしょう。
お堀を後に古い町並の中を通り抜けて行くと下の写真2枚目、3枚目にある道標が並んでいる交差点へとたどり着く。片や京街道、片や朝鮮人街道、両方とも同じ道のことで中山道の鳥居本宿から分かれて彦根、能登川、安土とほぼ県道2号線をたどるようにして野洲へと至る道です。湖岸道路、旧中山道と比べると風景に見所は少なく道は狭く車は多くて走りにくい道だが、近江八幡や安土を通るのはやはりこの道の強みと言ったところ。大津~米原間の道は3つの選択肢があるが、どれも魅力ある道ばかりで何度走っても飽きることはない、いや、所々飽きる所はあってもそれ以上に目を楽しませてくれる風景があるから好きなんだよなあ~!
そんなわけで近江八幡ではここに貼った以外にもいろいろと町並の写真を撮りました。その分についてはフォトチャンネルにてのお送りとしておきます。もしよろしければのぞいて見てください。





近江八幡







今回を含めて11回に渡ってお送りしてきた北近江の旅もいよいよ最後の時がやって来ました。帰りは近江八幡駅から1駅だけ進んだJR篠原駅の駅前で相棒君を折りたたみ、ここから東海道本線を輪行で帰ることにする。篠原駅はもう25年ほど前に1度だけ下車したことがあるが、その時の記録はもうほとんどない、覚えているのは小さな駅舎と駅前から近江八幡までバスに乗ったことがあるくらい。その駅舎は写真2枚目にあるものだがその時はもう使われておらず、駅の玄関口は新しくできたばかりの橋上駅舎となっていた。朝一番の電車で湖西線の永原駅で下車したのが午前7時過ぎだったのでここまで約10時間、塩津、北国脇往還、長浜、彦根とほぼ琵琶湖の東半分を走って来た旅も無事に終わりを迎えることができました。1年に1回は行っている北近江、今は雪景色の真っ只中という感じなので暖かくなったらまた行ってみようと思っています。さて、今度はどんな新発見に出会えるのやら、またその時を楽しみにするとして、今回は是にて終了としておきます。       まちみち



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