まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1492 木津川水系巡り・・・普賢寺川

2021-01-08 10:34:57 | ふうけい
よろしくお願いします。



















木津川の水系である山田川を木津川市から精華町を経て奈良県生駒市へ、上流方面へと巡って来ました。奈良先端科学技術大付近で川の姿は消えてもはやここまで、と言うことでその後は再び京都府内に入り、京田辺市の山間部から端を発する普賢寺川を巡って行くこととしました。走ったのは怪我が治ってすぐの夏の盆休みの頃、となると夏の甲子園を聞きながらの走りとなるのですが、昨年は本大会は中止となり各校1戦だけの交流試合となってしまいました。この時の走りは中京大中京vs智辯学園の試合、3-3の同点のまま試合は硬直状態で進んでいます、聞いているこちらもその展開にはハラハラしながらですが、走りの方は安全運転を心がけて山を下りてきました。たどり着いたのは普賢寺の町並、ここはチョイ走りで目的もなくふら~っとよく来る所、今回も集荷所前の自販機で休憩です。この辺りの道には茶イクルラインの茶色のラインが引かれている、京田辺は自転車レースのコースになった所でサイクリングも奨励している、だから飽きずにここを走りたくなるのもまあ自然なことなのかも。




















京阪奈にまたがる学研都市エリアの中にあって、普賢寺川の流れる辺りは自然の風景と昔からの町並が残る所。京奈和道、山手幹線を通り過ぎ左手側の山の上には同志社田辺キャンパスの校舎が見えているが、発展している場所とは全く関わりなくと言う感じで川はいよいよ下流の区域へと差し掛かって行く。川沿いの遊歩道を進んで府道22号線のJR同志社前近くの交差点を過ぎる、この先はJR学研都市線と近鉄京都線の踏切を越える。2つの路線は木津川台付近からか京田辺の中心地までをほぼ隣り合わせになって進んでいる、本数では圧倒的に近鉄が有利、ただJRの方は大阪へ直接行けることもあって7両編成の電車には割と乗客が多い、お互いが利点を利かして客を分け合っていると言う感じ。その路線をイメージさせるかのように甲子園では拮抗した試合が続いている、このままでは延長戦・・・と思ったら案の定9回では決着がつかず試合は延長タイブレークへと突入してしまった。一昨年は智辯和歌山がタイブレークで星稜に敗れたが、まさか智辯学園がタイブレークを経験することになるとは思わなかった。結果はもうご存知の通り、非常に珍しいプレーで智辯学園はサヨナラで敗れてしまいました、まあでもよく頑張ったよ、あの最強と言われた中京大中京をここまで苦しめたんだから、この悔しさは今年のセンバツで晴らしてくれるでしょう。













近鉄線を過ぎると木津川まではもうすぐ、しかし川沿いの道は途切れてしまい途中には小高い丘が控えているので、すんなりと先へは進ませてくれない。茶畑が広がり緑が眩しい辺りを川の姿を頼りにして前へと進んで行く、この辺りは自転車道でしか通ることがないのであまり土地勘がない所、未舗装の道があったり予期せぬ上りがあったりで結構苦労させられた。最後の細い急な坂を相棒君を押し歩きで上るといつもの見慣れた風景、走り慣れた木津川沿いの自転車道へと合流した。普賢寺川に架かる橋はコースのカーブになった所にあり、その傍らには川の分岐点を示す看板が立っているが、川の合流点は茶畑の向こうで直接その場所を見ることはできない。山田川から普賢寺川へ、3回に渡ってお送りした走りの記録は年を越してしまいましたがこれにて終了です、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち