まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1497 Go To 堺(1)・・・「hikisou」の謎

2021-01-19 10:28:14 | まち
よろしくお願いします。


























まずはズラリと古い町並の写真を並べましたが、ここは広陵町の疋相の風景、馬見丘陵公園から南に行った所にある町並は以前竹取公園から近鉄大和高田駅までを結ぶバス路線を紹介した時に通ったこともありました。大和高田へ行く時にはよく通る道で普段は何気なく通り過ぎていた所ですが、写真下4枚目にあるバス停名を声に出して読んだら「hikisou」・・・実際は「hikiso」です・・・、パッと思い浮かんだのが大阪にある地名でした。建物が密集した町並を抜けると西の方には二上山が見える、この辺りから見る二上山は自分(一人称)が言うところの一番凛々しく見える位置に当たるが、その時に更に思い出したのが太陽の道、北緯34度32分の通る線上にはいろいろと歴史的な名所や場所が一直線に並んでいるとのことで、ここでも何度か取り上げたことがありました。地図を見るとこの疋相の名前もその線上付近にある、そのまま真っ直ぐ西へと行ってみると二上山があり、更に羽曳野市を越えて堺市に入り南海初芝駅付近へとたどり着く。この駅があるのが日置荘町、読みは「hikisyou」だが「hikisou」とも読める、同じ読みの地名が二上山と同じラインに、しかもどちらとも二上山からほぼ同じ距離にある。何か神秘的なものを感じたがどうなんでしょうね~。と思って疋相について調べてみたのですがネットでは何も出てきません、僕の考えすぎでしょうか・・・でも何か気になるんだよなあ・・・。















さて、本編はGo To 堺と題して、堺方面を走った記録を数回にわたってお送りしていきます。国道25号線から藤井寺、羽曳野と経由して堺市へと入る、写真1枚目、2枚目にある美原ロータリーの円形の交差点を通り過ぎてその後は交通量の多い中高野街道へ。美原町へと入るとコカ・コーラの会社の前を通り過ぎて国道309号線との舟渡北交差点へとたどり着く、あ、美原町と書いてしまったが今は堺市美原区だった。大阪の真ん中にありながら鉄道が通ってない町は公共交通の主力はバス、南海初芝駅からは南海バス、近鉄河内松原駅からは近鉄バスがこの町へと走っているので大阪への通勤には困らない。両方のバスが出会うことになるこの交差点で向きを90度西へと変えて初芝、中百舌鳥方面へ向かう南海バスの路線に沿って相棒君を走らせる。この道は富田林へと続く昔は旧街道だった所、しかし街道の雰囲気はほとんどなく普通の住宅地がずっと続いていると言う感じ、交通量の多い狭い道を進んでいよいよ目指す町へと近づいていく。













阪和自動車道の下を通り過ぎると日置荘の町へと差し掛かる、上の写真の説明の看板にもあるように、町の名からして太陽の信仰が行われていたことが分かる所、まさに太陽の道の通り道と言った感じ。浅見光彦ミステリーで淡路島が舞台の作品があって、そこで太陽の道が取り上げられていて、ヒロインがそれを調べた中で堺市に日置荘と言う町があると言って浅見光彦を感心させる一幕があった。大阪の真ん中のまさにローカル的なと言ってもいいような町の名前が出てきたのが印象的だったが、それを二上山で折り返したように奈良にも「hikisou」があったのが結構な大発見な気もした・・・が二つの町には特に何の関連もなさそう、いくつかの偶然が重なっただけだろう。そんなわけでここはあまり深入りしても仕方ないのでこの件はここまでとして堺方面への走りに専念しよう、次回は堺の南にある公園へと言った記録をお送りしようと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち