よろしくお願いします。
木津川水系巡り、前回は平城山付近を流れる鹿川を追って木津川市から奈良市へと戻ってきました、と言っても川の上流部は確認することができず巡りを終えた場所はもう京都府との境界がすぐの所、県道754号線と44号線が交わる梅谷口交差点から県道44号線を北へと進むとすぐに京都府へと入ってしまいます。県境を超えると梅美台ニュータウン、まだ開発途中と言った感じの住宅地の中を通り抜けて行くとニュータウンのエリアは終わり、上の写真にある町並へと至る。その中を流れているのが今回巡ることになる井関川、地図を見ると川はここから先で途切れている、どうやらここが井関川の始まりと考えても良さそうだ。町並を折り返して川を下流部へと進んで行く、左手側に見えているのがさっきまで走っていたニュータウン、一段小高い丘にある住宅地が川を境にしてまるで世界が違ったかのように見えている。
たった1本の水路だが川はある地点を境にして一級河川と準用河川に区別されるらしい、このパターンは以前安堵町を流れる岡崎川でありました。井関川の場合は最初のゾーンにある流れはまだ準用河川で、一級河川になるのは府道44号線に突き当たる交差点の辺りから、この交差点は大仏鉄道遺構巡りのコースのポイントになっている所で、北へ進む道が廃線跡となっている。一級河川となった井関川は整備されて川幅も広くなって町へと流れていくがこの辺りはまだ小高い所、ニュータウン域ではあるのだが、この辺りはまだ開発されていない場所も多くのどかな雰囲気が漂う風景も見られる。
開発と言えば少し話は逸れるが、地図を見るとこれまでは木津川市内で途切れていた国道163号線が一本につながっていた。これまでの国道163号線は国道24号線に突き当たる大谷交差点で国道24号線と重複籍で木津川を渡り、すぐの上狛四丁目交差点で右へ曲がって伊賀方面へと向かっていた。今回新設された道は大谷交差点から真っ直ぐに伸びてJR木津駅東に位置する城山台ニュータウンへと至り、そこから北へと向かって新設された橋を渡って国道163号線へと合流している。これまでは渋滞がひどかったJR木津駅西側の国道24号線も、最近は道が整備されたことだし混雑も緩和されることになるだろう。
さて、井関川はJR関西本線とさっき上で話が出た国道163号線を越えて木津川市内の中心部へと入ってくる。川の左手側は旧街道の古い町並、右手側はJR木津駅に国道24号線と交通の要所で、川を挟んで対称的な雰囲気となっている。それでも町が発展してきたのはつい最近のことで、中心部と言っても狭い通りや寺院神社も多く昔ながらの雰囲気は駅の近くにも多く残っている。道がきれいになる前の国道24号線は道は狭くて車は渋滞するし、歩道は狭くて走ることもできないとのことでホントにひどかった。その頃はよく旧街道を利用していたがこちらも木津川を渡るにはちょっと不便な道、そんなわけで国道24号線の整備は本当にありがたいと言ったところ。そこに国道163号線のバイパス新設ですからね、近々木津駅近辺がどれくらい走りやすくなったか見に行くこととしておきましょう。さて、井関川はと言うと市内の中心部で緩やかにカーブして、木津の古い町並を見下ろすような感じでいよいよ下流へと差し掛かっていく。JR木津駅前から国道163号線へと続く府道を越えてJR学研都市線の下をくぐると山松川が合流してくる、ひとつになった川は右手側に嵐山へと続く自転車道に沿って進み、左側からギュンとカーブを描いて流れてくる山田川と合流する。木津川水系ではあるが自転車道の右手側にある木津川とは一度も出合うことがないまま一級河川井関川は役目を終えてしまう。さて、ここまで3回に渡ってお送りしてきた木津川水系巡りですが、3本の川は結局どれも木津川と合流することはなかったと言うことになりました。それらを一つにまとめて木津川へと流れを注ぐのが山田川、次回はその山田川を追って行ってみようと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・・・まちみち
木津川水系巡り、前回は平城山付近を流れる鹿川を追って木津川市から奈良市へと戻ってきました、と言っても川の上流部は確認することができず巡りを終えた場所はもう京都府との境界がすぐの所、県道754号線と44号線が交わる梅谷口交差点から県道44号線を北へと進むとすぐに京都府へと入ってしまいます。県境を超えると梅美台ニュータウン、まだ開発途中と言った感じの住宅地の中を通り抜けて行くとニュータウンのエリアは終わり、上の写真にある町並へと至る。その中を流れているのが今回巡ることになる井関川、地図を見ると川はここから先で途切れている、どうやらここが井関川の始まりと考えても良さそうだ。町並を折り返して川を下流部へと進んで行く、左手側に見えているのがさっきまで走っていたニュータウン、一段小高い丘にある住宅地が川を境にしてまるで世界が違ったかのように見えている。
たった1本の水路だが川はある地点を境にして一級河川と準用河川に区別されるらしい、このパターンは以前安堵町を流れる岡崎川でありました。井関川の場合は最初のゾーンにある流れはまだ準用河川で、一級河川になるのは府道44号線に突き当たる交差点の辺りから、この交差点は大仏鉄道遺構巡りのコースのポイントになっている所で、北へ進む道が廃線跡となっている。一級河川となった井関川は整備されて川幅も広くなって町へと流れていくがこの辺りはまだ小高い所、ニュータウン域ではあるのだが、この辺りはまだ開発されていない場所も多くのどかな雰囲気が漂う風景も見られる。
開発と言えば少し話は逸れるが、地図を見るとこれまでは木津川市内で途切れていた国道163号線が一本につながっていた。これまでの国道163号線は国道24号線に突き当たる大谷交差点で国道24号線と重複籍で木津川を渡り、すぐの上狛四丁目交差点で右へ曲がって伊賀方面へと向かっていた。今回新設された道は大谷交差点から真っ直ぐに伸びてJR木津駅東に位置する城山台ニュータウンへと至り、そこから北へと向かって新設された橋を渡って国道163号線へと合流している。これまでは渋滞がひどかったJR木津駅西側の国道24号線も、最近は道が整備されたことだし混雑も緩和されることになるだろう。
さて、井関川はJR関西本線とさっき上で話が出た国道163号線を越えて木津川市内の中心部へと入ってくる。川の左手側は旧街道の古い町並、右手側はJR木津駅に国道24号線と交通の要所で、川を挟んで対称的な雰囲気となっている。それでも町が発展してきたのはつい最近のことで、中心部と言っても狭い通りや寺院神社も多く昔ながらの雰囲気は駅の近くにも多く残っている。道がきれいになる前の国道24号線は道は狭くて車は渋滞するし、歩道は狭くて走ることもできないとのことでホントにひどかった。その頃はよく旧街道を利用していたがこちらも木津川を渡るにはちょっと不便な道、そんなわけで国道24号線の整備は本当にありがたいと言ったところ。そこに国道163号線のバイパス新設ですからね、近々木津駅近辺がどれくらい走りやすくなったか見に行くこととしておきましょう。さて、井関川はと言うと市内の中心部で緩やかにカーブして、木津の古い町並を見下ろすような感じでいよいよ下流へと差し掛かっていく。JR木津駅前から国道163号線へと続く府道を越えてJR学研都市線の下をくぐると山松川が合流してくる、ひとつになった川は右手側に嵐山へと続く自転車道に沿って進み、左側からギュンとカーブを描いて流れてくる山田川と合流する。木津川水系ではあるが自転車道の右手側にある木津川とは一度も出合うことがないまま一級河川井関川は役目を終えてしまう。さて、ここまで3回に渡ってお送りしてきた木津川水系巡りですが、3本の川は結局どれも木津川と合流することはなかったと言うことになりました。それらを一つにまとめて木津川へと流れを注ぐのが山田川、次回はその山田川を追って行ってみようと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・・・まちみち