まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.509 ちょっといろいろありまして・・・

2016-06-18 08:45:58 | 日記
おはようございます。


その何かを悟ったような言動、孤高の人をまるで誇示するかのような眼差し、やって当然、出来て当たり前の様なプレーに対する姿勢、どこか冷めたような言動にチームに対する愛情が感じることができないところが大嫌いだった。130試合制にあって210安打の日本記録を打ち立てた翌年、選手名鑑に書かれた今年の目標が「レギュラー定着」、WBCで絶不調だった時には「心が折れた」を連発して自分の普通さを今更のようにアピール、かと言って最後の最後に結果だけ残して涼しい顔をしてアメリカに帰ってしまう。とにかく大嫌いだった『イチロー、スズ~キ』が今朝(16日)、日米通算安打数の世界記録を達成しました。



この記録に対しては異を唱える人もいるみたいですが実際に全世界にあるプロ野球と言うシステムの中で単純に一番多くのヒットを打ったのがイチローなのだから、これは素直に認めるべきでしょう。日本時代に売ったヒットを高校時代のヒットと揶揄ったこのお方↓↓↓



全世界にまあ何と小さな男と言うことを示してしまったようなもんでしょう。まあアメリカのみならずこの記録にはいろいろと物申したい人はいると思いますが、当のイチローはそれがどうしたみたいな反応、祝福される分にはいいけどその視線の先には更なる高みを見据えているのでしょう。世界一に未練タラタラな小さな男のことはもうほっときましょう。対して日本の御意見番ことハリさんは意外にまともな反応だったとのこと、最近はモノ言えば叩かれる張本氏ですが何かイメージを変えたいとでも思ってらっしゃるのでしょうか。
さて、初めに自分(一人称)もイチローのことを散々に書きましたが、やはり40を過ぎても頑張る姿はカッコいいですねえ、前に工藤公康氏のことを書きましたがそれと同じ感じです。イチローもここ何年かは出番もヒット数も減りもしかしたら引退・・・とまで言われていたが、出番さえ用意してもらえたらキッチリと結果を残す、やはり記録にも記憶にも残る男はさすがと言ったところです。まあニューヨークヤンキースは余程合わなかったと言うことでしょう、あのチームは駆け引きも何も関係なしにただ振り回すだけのイメージしかなかったから、そんなチームがなぜイチローを獲得したのかは分からないけど、イチローにとっては無駄な時間だった感じがします。違うチームだったらこの世界記録ももっと早く達成できていたのかも知れない。さて、そんなイチロー氏が次に狙うのはメジャー3000本安打、そんな節目も涼しい顔であっけらかんと達成してしまうのではないでしょうか。こうなりゃ何とか山本昌みたいに50まで頑張ってピートを本当に黙らせてほしいところです。


『OUR HOUSE』『ラブソング』と見ていたドラマが最終回を迎えました、共に視聴率の悪さばかりが話題になってしまったのは気の毒な事でした。そんなに作りも出来も悪くはなかったんですけどねえ、一度低視聴率と言う記号がつきまとうとマスコミの餌食になってしまい、それに合わせて「面白くない」との大合唱、視聴率と面白さを簡単に結びつけてしまう現代の風潮は本当にどうにかならんのかねえ。なんて高視聴率でもぜんぜん面白くないもんね、って言ってたらそれがニュースになってた。自分(一人称)と同じことを思っている人はいるもんなんだなあ、まあこの先面白くなりそうな兆しもあるんですけどどうなることでしょうか・・・。
特に両ドラマとも福山が悪いとか芦田さんが悪いとかエリー、じゃないシャーロットが悪いとかじゃないんだけど、『OUR HOUSE』はどうやら打ち切りだったらしく、最終回はやっつけ感ありありでした。母親が亡くなった四兄弟の下に後にやって来た新しいお母さんが外国人、それが紆余曲折を経てひとつの家族になっていく様子を描いていくと言う内容は、最初は結構面白いものだと思って見ていたのですが、最終回はいかにも予定調和と言う感じとテンションの上がらなさもあってか見ていて違和感ありあり、その辺りが残念でした。昔は同じ脚本家の『ひとつ屋根の下』などの大ヒットドラマもありましたが、現在ではもう家族もののドラマはダメになってしまったのでしょうか。
『ラブソング』、最終回は賛否両論があるところでしょうが、自分(一人称)はあれで良かったと思いました。最後に神代とさくらが顔を合わさないのはどうかと言う声もありましたが、二人をつなぐのは歌であって、さくらが離れていても歌を最後まで捨てていなかったと言うことでひとつの結末を迎えたと思いました。前にも書きましたが空一が良かったですねえ、さくらを思う気持ちは神代以上、自分(一人称)は彼にこのドラマでのMVPをあげたいですねえ。


自分(一人称)がよく見るのはNHK、朝ドラ、大河はもちろんのこと、連続ドラマ、特集ドラマ、地方発ドラマなどなのですがレベルは結構高いものばかりだと思います。ここ1週間で最終回を迎えたドラマが3本、その中でも『最後のレストラン』はなかなかな出来だったと思います。



内容は普通にあるレストランに突然今際の際の歴史上の人物が現れて、無理難題な注文を受け付けてシェフが悪戦苦闘するもの、しかし知恵を振り絞ってお客様に満足してもらえる料理を提供し、それを食べたお客様は満足して帰って行くと言うもの、扉を開けた先にはその人たちには死が待っているわけですが、皆笑顔になってその時代へと戻っていきます。第1話の織田信長に始まり、クレオパトラ、ジャンヌ・ダルク、土方歳三、マリー・アントワネット、ナポレオン、楊貴妃、坂本龍馬と来店しては料理に満足して帰って行くわけですが、ジャンヌ・ダルクだけはなぜか帰れなくてしばらく店で働くことになりました、この時は何じゃこれは・・・?と思いながら見ていたのですが、この辺りからいろいろと謎が生じてきます。
ジャンヌ役はトリンドル玲奈、『E hyphen』のイメージキャラクターを上野樹里から引き継いだ人です、なかなか可愛らしい子ですねえ、藤原紀香がライダーキックをかましていたバスガイドのドラマで先輩役をやっていたのが印象に残っています。ストーリーテラーでこのドラマのキーマンとなっていた千恵役は福田麻由子、『女王の教室』他いろいろなドラマで子役をやっていました、この子も『Q10』組でしたね。なぜこのレストランには歴史上の有名な人物がやって来て、最期が待っているのに笑顔になって帰って行くのか、その謎を担っていたのが彼女で、それは最終回で語られていました。初めは1話完結のドラマだと思っていたのが、結構ミステリーな作品に仕上がっていたのはこの二人の女優さんがカギを握っていたからだと言う感じでした。そしてもう一人、気になる人が大和田獏、常連客と言うことで役名はなく、毎回そのレストランで騒動に巻き込まれる役でした。いったい何者?と言うのは最後まで明かされず扉の外へと去っていきました、多分千恵ちゃんにとっての死神、イキガミ?、見届け人・・・と言った感じではなかったのでしょうか。それとも最後、目覚めた千恵が見ていた夢を食べるバクだったりして。


このところ自分(一人称)の周辺はいろいろとありまして、そのためにブログの更新が滞りがちになっています。少しつらい状況なのですがここは気分を晴らせる場所でもあるので、不定期になりがちでも記事は随時更新していく予定です。アクセス解析を見ると更新してない日でも多くの人(自分にとってはですよ)が寄ってくれているとのことで本当にありがたいことです。しばらくはこんな感じでの更新になると思いますが、引き続きお付き合いよろしくお願いいたします、今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。        まちみち