6月末「神奈川県民割」を利用して、横須賀軍港クルーズへ。
メインは「崎陽軒ランチビュッフェ:90分」ですが
いつも陸から俯瞰しているが、今日は真近に見れるチャンス!!!
貴重な1時間のクルーズでした。
護衛艦:米軍
潜水艦:米軍
(補修中)護衛艦:米軍
原子力潜水艦:長さ80m、幅8mあるそうです。
(そんなに大きいのが正直な感想です)
クルーズガイド(女性)によると、
・今日は艦船が多く見られた日です。
・数日前には空母「ロナルド・レーガン」も停泊していたとか、
空も晴れ、波もない快適なクルーズでした。
連れのババ二人は心地よい揺れに熟睡していましたが・・・・
大型商業施設、米軍迷彩服を着た隊員がハンバーガーを食べてました。
*
>>空海23
「かれに異変があったのは、明星のことである」
雨露をしのぐべき入りこんでいたと思われる洞窟は、今も存在している。
その中に入って洞口をみると、あたかも窓のようにであり、窓いっぱいに
うつっている外景といえば水平線に劃された天と水しかない。
宇宙はこの、潮が岩をうがってつくった窓によって夾雑するものをすて、
ただ空と海だけの単一な構造になってしまっている。
洞窟の奥にひそみ、この単純な外景の構造を日夜凝視すれば精神がどのように
なってゆくか。
ただ空海をその後の空海たらしめるために重大であるのは、明星であった。
天にあって明星がたしかに動いた。
みるみる洞窟に近づき、洞内にとびこみ、やがてすさまじい衝撃とともに
空海の口中に入ってしまった。
この一大衝撃とともに空海の儒教的事実主義はこなごなに砕かれ、その肉体を
地上に残したまま、その精神は抽象的世界に棲むようになるのである。
(空海になった瞬間を司馬遼太郎さんはこう表現している)
>>>続く
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