我が家の青空(My Blue Heaven)

スージィーとロバート、キャッシュとバンクの
2人と2匹の我が家のディリー・ライフ。

「今度は、私から」

2014年04月15日 | 日記

還暦を祝う大同窓会の
興奮冷めやらぬ二日後に、

サウス・リトルに住む同級生から
電話を戴きました。

「今度はロバ幸君が中心になって
何かやらにゃいかんばい!」

その電話が、
[「還暦大同窓会」から一年後、
そして一昨年の「福岡会」開催の
契機となりました。

「やらにゃいかんばい!」

と、私の尻を蹴飛ばしたその張本人は、
残念ながら都合付かずに
「福岡会」には出席できませんでしたが、

私は、この会の発端になった、
同級生との会話の経緯を
開会の挨拶で敬意を表し
紹介させていただきました。


「還暦大同窓会」と、その後の「福岡会」は、
六十を過ぎた私の人生の
大きな転機となりました。

私は、故郷リトルや同級生への愛着が
人一倍強いのかも知れませんが、
二つの会を契機に、その思いは
更に濃く深いものとなりました。

その余波は、
昨日の「ほこすぎ会」の同級生の面々にも
及んでいるものと信じます。


その同級生が私に
「還暦大同窓会」で言ってくれた
忘れることの出来ない言葉があります。


私は「還暦大同窓会」で、
歌の“披露”ではなく、
場賑わせの余興のつもりで
ギターを抱えて歌うことにしました。

それを舞台の袖で観ていた同級生が
歌い終えた私にこう言ってくれました

「私は子供のころからばぁちゃんに、
『人が踊るときには、一緒に踊らにゃいかん』
と言い聞かされてきた」

「だから、ロバ幸君、今日は歌ってくれて、

ありがとう!」

そう言って、頭を撫でてくれたかと思えば、
二日後には尻を蹴飛ばします。

 

今日、午後三時過ぎに
ドクたぁーから電話。

こんな時間に?

そして、予感 ・ ・ ・

電話は、その同級生の訃報でした。
 

昨暮、ドクたぁーが
頭を撫で、尻を蹴飛ばした同級生が 
入院していることを 報せてくれました。

年が明けて、
スージィーと二人で、
お見舞いに行くことにしました。


 「あまり同級生に会いたくないけど、
ロバ幸君なら良いよ」

そう言って、
快く面会に応じてくれました。 

それが最後となりました。
 

同級生は女の子。

男の子と女の子では、
一緒に遊ぶには制限がありますが
小学校、中学校もいつも身近でした。


あなたが男の子なら、もっと違う
友情の形があったとと思います。



寂しいけれど
お別れに 


あなたから戴いた「ありがとう」を

今度は私から
 

あなたと同級生で

「本当に、ありがとう!」



合掌 



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