悲しみや苦しみや辛さは、
喜びや楽しみを生み出す為に
必須な感情だが、
できることなら、
嫉妬や蔑み(さげすみ)、怒りや恨み、
憎悪や恐怖などといった感情は
心の中に抱えたくないし、
抱えさせたくないと願う。
そんな感情が、
小さな心を暗くしたり、濁したりすることを
誰も望まない。
優しさや愛しさが、
心を明るして清いものにする。
誰もがそう望む。
何故、こんなことを書くのか?
早起きしてまで。
昨日、あることで久しく縁のなかった
虚しく哀しい感情を抱えた。
心の中で目覚めたその嫌な感情を
消すことができず、
泣きたくなるくらい切ない時が流れた。
一人では重くて抱えられず、
スージィーにそのことを吐露した時、
心の中で、時が経つにつれ繁殖していく
虚しくて哀しい想いを抱えた辛さと、
スージィーにもその想いを
抱えさせた無念さで
本当に泣きたくなった。
「酒、飲んでもいい?」
「自棄(やけ)酒でなかったらいいよ」
少し酔いが廻り、しばらくして、
山女魚小僧に電話をかけた。
己の抱えた感情発生の経緯は語らず、
別の話題に摩り替えて喋ったが、
小僧はちゃんと、
私の真意を受け止めてくれた。
嫌な感情は抱えたくないし、
誰にも抱えさせたくないと願うが、
心の中にあるものを放り出し(吐露し)、
ちゃんと受け止めてくれる相手さえ居ると、
心も次第に落ち着きを取り戻す。
そんなこととは全く知らずに
マナから電話。
「みっちゃん、げんきぃー?」
明るくて元気な声。
嫁も友も孫も有難い。
家庭内の問題だけは、
本当に虚しくて哀しい。
家庭は明るい、に限る。
嫁も友も孫も本当に有難い。
人は可愛がられる、に限る。
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